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『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』あらすじ&キャスト【グリンデルバルド役は誰に変わった?アントン役の俳優は?】

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『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』あらすじ&キャスト【グリンデルバルド役は誰に変わった?アントン役の俳優は?】

魔法学者たちと闇の魔法使いの戦いを描いた『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が、テレビ放送されます。

 

この記事では、映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のあらすじと登場キャラクター、キャストをご紹介します。

※ なお、できるだけネタバレはしません。

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』地上波放送(2024)はいつ?「ファンタビ」シリーズ何作目?

 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は、2022年のイギリス・アメリカの合作映画。

魔法動物学者のニュートが魔法使いや人間たちで寄せ集めのチームを作り、闇の魔法使い・グリンデルバルドに戦いを挑むファンタジーです。

映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』概要
原題 Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore
上映時間 143分
監督

デヴィッド・イェーツ(『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』)

脚本 J・K・ローリング
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード(『プリティ・ウーマン』)
出演 エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ
興行収入 599億円
 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のテレビ放送は、2024年2月2日(金)。日本テレビ系列「金曜ロードショー」にて。
21:00 ~ 23:44

 

「ファンタスティック・ビースト」シリーズは、「ハリポタ」シリーズのスピンオフです。「ハリポタ」1作目の70年前の魔法界を舞台に、魔法生物学者が騒動に巻き込まれるようすを描いています。

5作目まで製作される予定で、現在のところ3作目まで公開されています。

  1. ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)
  2. ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)
  3. 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(2022)
  4. 『タイトル未定』
  5. 『タイトル未定』

「金曜ロードショー」では、3作目の『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』だけが放送されます。1作目や2作目は、U-NEXT (ユーネクスト)やAmazonプライムビデオ で楽しめます。

正直、「ファンタビ」シリーズを初めて見る人が、3作目だけでストーリーを理解するのは難しいです。シリーズものにしては、初見の人向けの説明が少ないからです

映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』あらすじ

闇の魔法使い・グリンデルバルド、「未来を予知する能力」まで得てしまう

ハリポタ1作目のおよそ60年前。

アルバス・ダンブルドア(ジュード・ロウ)は、闇の魔法使い・グリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)が魔法界を支配しようとしていることを知ります。しかし、ダンブルドアとグリンデルバルドは「血の誓い」を交わしており、ダンブルドア本人がグリンデルバルドと戦うことはできません。

 

いっぽう。魔法動物学者のニュート(エディ・レッドメイン)は、未来を見る能力を持つ魔法動物・キリンの出産場面に立ち会います。しかし、生まれたばかりのキリンの子供は、グリンデルバルドの手下たちに奪われてしまいます。

もともと強大な魔力を持っており、カリスマ性もあるグリンデルバルドは、「未来を予知するちから」まで手に入れてしまいます。

(出典:Fantastic Beasts on X)

グリンデルバルド軍団に対抗せよ!でも、集められたメンバーは・・・

そのころ。魔法界では、現・指導者アントン・フォーゲルの任期満了にともない、新しいリーダーを決める選挙が行われることになっていました。

 

本来なら、グリンデルバルドはヨーロッパで大量虐殺に加担し、指名手配されていた“犯罪者”。選挙に出る資格はありません。しかし、グリンデルバルドはアントンを味方につけ、選挙に立候補しようとします。

 

グリンデルバルドの魔法軍団に対抗するため、ニュートはチームを結成します。

集められたのは、ニュートの兄で魔法省の役人・テセウス、ニュートの助手・バンティ、魔法一族の子孫・ユセフ、そして、ニュートの親友でパン屋のジェイコブでした。

ニュートたちは、【国際魔法連盟】の選挙がおこなわれる会場へ向かいますが・・・

【グリンデルバルド役は誰に変わった?アントン役の俳優は?】 キャストと吹き替え声優

本ページでは、3作目で初登場するキャラクターを中心にご紹介します。1作目『魔法使いの旅』と2作目『黒い魔法使いの誕生』に登場するキャラクターは、別記事でくわしく書いています。

www.entafukuzou.com

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ニュート・スキャマンダー

演:エディ・レッドメイン/吹き替え:宮野 真守(みやの まもる)

(出典:Fantastic Beasts on X)

イギリスの魔法生物学者。自宅で魔法動物を飼っている。【アメリカ合衆国魔法議会】に勤めるティナと交際している。【ホグワーツ魔法魔術学校】で学んでいた頃は、ダンブルドア先生から教えを受けた。

アルバス・ダンブルドア

演:ジュード・ロウ/吹き替え:森川智之(もりかわ ともゆき)

(出典:Fantastic Beasts on X)

【ホグワーツ魔法魔術学校】の教師。教え子だったスキャマンダーを、ニューヨークに派遣した。盟友・グリンデルバルドとは「血の誓い」を交わしており、お互いに攻撃することはできない。

ゲラート・グリンデルバルド

演:マッツ・ミケルセン/吹き替え:井上 和彦(いのうえ かずひこ)

(出典:Fantastic Beasts on X)

強大なちからを持つ闇の魔法使い。魔法使いがマグル(=普通の人間たち)を支配する世の中を作ろうとしている。人の心をあやつるカリスマ性を持っており、クイニーを配下に加えた。

 

「ファンタスティック・ビースト」シリーズの1作目と2作目では、グリンデルバルド役は『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニー・デップでした。

(出典:Fantastic Beasts on X)

3作目・『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』では、グリンデルバルド役はデンマークの俳優マッツ・ミケルセンに変更となっています。

デップが降板した理由は、タブロイド紙「The Sun」との訴訟問題を抱えていたから、と見られてします。

 

デンマークの俳優マッツ・ミケルセンについて。

体操選手から俳優に転身した経歴の持ち主です。犯罪映画『プッシャー』や犯罪ドラマ『Rejseholdet』に出演し、デンマーク国内で知名度を上げます。2004年のアメリカ映画『キングアーサー』出演を機に、国際的に広く知られる俳優となりました。

おもな出演作

『プッシャー2』(2004)・・・心を入れ替えようとした麻薬密売人が、ふたたび裏社会へ堕ちてゆく姿を描く犯罪映画。ニコラス・ウィンディング・レフン監督の色彩感覚も見どころ。

『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)・・・「007」シリーズ21作目。MI6の工作員ジェームズ・ボンドが、テロ組織の資金洗浄に関わっている男を打倒するスパイ・アクション。ミケルセンスは、悪役ル・シッフルを好演。

・ドラマ『ハンニバル』(2013~2015)・・・映画『羊たちの沈黙』の悪役ハンニバル・レクター博士の壮年期を描くTVドラマ。

ジェイコブ・コワルスキー

演: ダン・フォグラー/吹き替え:間宮 康弘(まみや やすひろ)

(出典:Fantastic Beasts on X)

パン屋を経営している、ノーマジ(=人間)の男性。

銀行にお金を借りに行ったとき、ニュートと知り合った。交際していたクイニーがグリンデルバルドに心を奪われてしまい、気落ちしている。

クリーデンス・ベアボーン

演:エズラ・ミラー/吹き替え:武藤 正史(むとう ただし)

魔法使いを糾弾する団体・【新セーレム救世軍】の指導者の養子。とてつもない闇の魔力を秘めており、2作目『黒い魔法使いの誕生』では鍵をにぎるキャラクターだった。

グリンデルバルドに言葉巧みにさそわれ、配下となっている。後にホグワーツの校長となるアルバス・ダンブルドアとは血の繋がりがあるらしいが・・・

テセウス・スキャマンダー

カラム・ターナー/江口 拓也(えぐち たくや)

(出典:Fantastic Beasts on X)

ニュートの兄。【イギリス魔法省】に勤める闇祓い。

クイニー・ゴールドスタイン

演:アリソン・ハドル/吹き替え:遠藤 綾(えんどう あや)

(出典:Fantastic Beasts on X)

ティナの妹で、開心術(=相手の心を読む魔法)の天才的な使い手。

ジェイコブと交際していたが、グリンデンバルドに感化され“闇落ち”し、彼の信者となった。

ユーラリー・“ラリー”・ヒックス

演:ジェシカ・ウィリアムズ/吹き替え:きそ ひろこ

(出典:Fantastic Beasts on X)

【イルヴァーモーニー魔法魔術学校】で呪文学を教えている教授。文通していたニュートに頼まれ、ジェイコブに協力を求める。

バンティ・ブロードエーカー

演:ヴィクトリア・イェイツ/吹き替え:新谷 真弓(しんたに まゆみ)

ニュートの助手で、魔法動物たちの世話をしている。

ユスフ・カーマ

演:ウィリアム・ナディラム/吹き替え:田村 真(たむら まこと)

シリーズ2作目『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に登場した、リタ・ストレンジャーの異父兄。セネガルの高名な魔法一家に生まれた、純血の魔法使い。

ティナ・ゴールドスタイン(=ポーペンティナ・ゴールドスタイン)

 演:キャサリン・ウォーターストン/吹き替え:伊藤 静(いとう しずか)

(出典:Fantastic Beasts on X)

【アメリカ合衆国魔法議会】に勤める魔女で、ニュートと交際している。現在は「アメリカ闇祓い局長」に昇進しており、本作では出番は少ない。

アントン・フォーゲル

演:オリヴァー・マスッチ/吹き替え:田原 アルノ

【国際魔法連盟】のトップ・「上級魔法使い」で、魔法界をけん引してきたリーダー。アントンの任期満了にともない、新しいリーダーを決める選挙が行われることになる。

民衆に支持されるグリンデルバルドを無視できないと主張し、彼の立候補を後押しする。

 

アントンを演じたのは、ドイツの俳優オリヴァー・マスッチです。

(出典:The Rowling Library on X)

父はイタリア人。母はドイツ人。舞台俳優としてキャリアをスタートさせ、2015年公開の『帰ってきたヒトラー』でヒトラーを演じ、脚光を浴びました。

おもな出演作

『帰ってきたヒトラー』(2015)・・・ヒトラーが21世紀にタイムスリップし、モノマネ芸人として人気者になるブラック・コメディ。

『ザ・パレス (2023)・・・スイスの高級ホテルで催された年末パーティで行われた不正や醜聞を描く、ブラック・コメディ&群像劇。

ミネルバ・マクゴナガル

演:フィオナ・グラスコット/吹き替え:渋谷 はるか

後にハリーやハーマイオニーたちに変身術を教える、魔法使い。

ヴィセンシア・サントス

演:マリア・フェルナンダ・カンディド/吹き替え:和 優希(かず ゆうき)

ブラジルの魔法大臣で、「上級魔法使い」の候補になった一人。