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『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』ネタバレなしのあらすじと吹き替え声優

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『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』ネタバレなし、登場キャラクター一覧、吹き替え声優

映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』では、ハリーの宿敵・ヴォルデモート卿の復活を受けて、「不死鳥の騎士団」が再始動します。大人の魔法使いたちもメインストーリーに加わり、ヴォルデモート軍(死喰い人)VSダンブルドア軍の軍団抗争が動き出す注目作です。

 この記事では、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』のネタバレなしのあらすじと、登場人物&吹き替え声優をわかりやすくご紹介します。

 

 何作目? 上映時間は? 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の概要

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』は、2007年公開のファンタジー映画。

映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
原題 Harry Potter and the Order of the Phoenix
製作国 イギリス、アメリカ
製作年 2007年
上映時間 138分(2時間18分)
監督 デヴィッド・イェーツ(『ステート・オブ・プレイ~陰謀の構図~』)
脚本 スティーヴ・クローヴス
出演 ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン

  全部で8作ある映画「ハリポタ」シリーズの5作目にあたります。

  1. ハリー・ポッターと賢者の石
  2. 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
  3. 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
  4. ハリー・ポッターと炎のゴブレット
  5. 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
  6. ハリー・ポッターと謎のプリンス
  7. 『ハリーポッターと死の秘宝 PART1』
  8. 『ハリーポッターと死の秘宝 PART2』

 

監督は、イギリスのTVシリーズ『ステート・オブ・プレイ~陰謀の構図~』のデヴィッド・イェーツ。このドラマは、新聞記者が闇に葬られようとしていた事件を暴くサスペンスです。

 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』は、ハリーの精神が遠距離にいるヴォルデモート卿の影響を受ける、という内容。原作の中でも映像化の難しいエピソードを、イェーツはテンポのよい映画に仕上げています。

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』ネタバレなしの内容

ヴォルデモート卿の復活をうけ、「不死鳥の騎士団」活動再開!

 5年生となる前の夏休み。ハリーと従兄のダーズリーは裏路地を歩いていると、ディメンター(=吸魂鬼)が襲いかかってきます。

 

「エクスペクト・パトローナム!」

ハリーは守護霊の呪文でディメンターを追い払いますが、学校の外で魔法を使ったことが問題となります。ハリーの処分は、魔法省に行なわれる懲戒訊問によって決定されることとなります。

 

ハリーはアラスター・ムーディたちに連れられて、「不死鳥の騎士団」の本部を訪れます。

 「不死鳥の騎士団」とは、かつてダンブルドア校長がヴォルデモート卿たちに対抗するために立ち上げた組織。ヴォルデモートが復活したことを受けて、本部には騎士団のメンバーが集まり、作戦会議を立てていました。

 会議を盗み聞きしたハリーは、ヴォルデモート卿が“昔は持ってなかったある物”を探していることを知ります。

 

 数日後。魔法省でハリーの訊問が行われます。魔法省のコーネリアス・ファッジ大臣、魔法省のドローレス・アンブリッジ次官は、敷地の外で魔法を使ったハリーを退学にしようとします。しかし、身を守るための行動であったことが証明され、ハリーは無罪となります。

魔法の実技が禁止に? 秘密の組織「ダンブルドア軍団」結成!

  さて、【ホグワーツ魔法魔術学校】の新学期が始まります。「闇の魔術に対する防衛術」の教授として、新しい先生がやってきます。その人とは、魔法省の役人ドローレス・アンブリッジでした。

 アンブリッジ先生の授業は、理論ばかり。防衛術の授業なのに、魔法を使う実技を許してくれません。

 アンブリッジは魔法大臣の権力をバックにして、【ホグワーツ魔法魔術学校】の改革に挑みます。男女交際を厳しく取り締まり、反抗的なハリーに居残り勉強をさせます。さらに、占い学のトレーニー先生をクビにして、やりたい放題です。

 

ハリーに好意的だったファッジ魔法大臣が、なぜ態度を変えたのか?

 

シリウス・ブラックの情報によれば、ヴォルデモート卿の復活にショックを受けたファッジ大臣は、頭が混乱。ダンブルドア校長が教え子たちを鍛えて魔法集団をつくり、大臣の地位を狙っている・・・と思いこみ、実技を訓練させないように仕向けたというのです。

 

そこでハーマイオニーとロンは、生徒たちだけでこっそり「闇の魔術に対する防衛術」の実技を学ぶことを提案。ハリーが教師役をつとめ、数人の生徒たちに魔法の訓練をおこなうことになります。

 この中には、ネビルやハリーの初恋の相手チョウ・チャン、通称“不思議ちゃん”のルーナ、ロンの妹ジーナなどがいました。この生徒たちの集まりは、「ダンブルドア軍団」と名付けられます。

 秘密の授業が見つかった!ダンブルドア校長がクビ?

 そのころ。ある事件が世間を騒がせていました。アズカバン刑務所から、10人の死喰い人(吹き替え版では、デス・イーター)が脱獄したというのです。この中には、ネビルの両親を廃人に追いやったベラトリックス・レストレンジもいました。 

 ある日のこと。ハリーたちが【必要の部屋】で秘密の授業を行なっていると・・・部屋の壁が壊れ、アンブリッジ先生やドラコ・マルフォイが現れます。 

 アンブリッジ先生は勝手に授業を行なっていたハリーを問いつめますが、ダンブルドア校長が責任をかぶります。ダンブルドアは校長を停職となり、代わりにアンブリッジが校長に就任して・・・

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』登場人物&日本語吹き替え声優

 ハリー・ポッター

 ダニエル・ラドクリフ/小野 賢章(おの けんしょう)

 偉大な魔法使いの血を引く少年。学区外で魔法を使ったことが問題となり、生徒たちからも冷ややかな目で見られるように。心配してくれたロンにも、八つ当たりしてしまい・・・ 

 ロン・ウィーズリー

ルパート・グリント/常盤 佑貴(ときわ ゆうき)

 ハリーの親友。ハーマイオニーとは、すっかり憎まれ口を叩き合う仲になっている。 

ハーマイオニー・グレンジャー

 エマワトソン/須藤 祐実(すどう ゆみ)

 校則を破って、生徒たちだけで秘密の授業をすることを提案。まじめな優等生だった彼女にも変化が? 

 

女心がわからないロンに対して、

「あんたの感情は、スプーン1杯以下だものね」

と毒舌を放つ。 

アルバス・ダンブルドア校長

マイケル・ガンボン/永井一郎(ながい いちろう)

 【ホグワーツ魔法魔術学校】の校長先生。5年生となったハリーをなぜか遠ざける。本作ではヴォルデモートとの対決シーンも。秘められた実力が明らかになる?

セブルス・スネイプ先生

アラン・リックマン/土師孝也(はじ たかや)

 

魔法薬学の先生。入学当初から、父親そっくりのハリーを煙たがっていた。本作では、その理由の一端が明らかに?

ドローレス・アンブリッジ先生

イメルダス・スタウトン/小宮 和枝(こみや かずえ)

 魔法省から派遣され、【ホグワーツ魔法魔術学校】の「闇の魔術に対する防衛術」の教授に就任する。理論ばかりで実技は教えなえい。ハリーに理不尽な罰則を与え、ホグワーツの自由な校風も改革しようとする。

コーネリアス・ファッジ魔法大臣

ロバート・ハーディ/篠原 大作(しのはら だいさく)

 魔法省の大臣。人当たりがよく、ハリーに親切にしてくれた事もあった。しかし、ヴォルデモート卿が復活してからは、性格も一変。大臣の地位を守るため、新聞に圧力をかけてダンブルドアやハリーの悪い噂を流す。 

ルーナ・ラブグッド

 イヴァナ・リング/三村 ゆうな

 ホグワーツの生徒。通称“不思議ちゃん”。幼い頃に母の死をまじかで見たことにより、人に見えないモノが見えるようになった。

ネビル・ロングボトム

マシュー・ルイス/上野 容(うえの よう)

 ハリーとロンと同学年。のんびり屋で失敗ばかりだが、ハリーの特訓のおかげで魔法をを覚えてゆく。本作では、勇敢な魔法使いだった両親フランク&アリスについても語られる。 

チョウ・チャン

ケイティ・リューング/川庄 美雪(かわしょう みゆき)

 ハリーの1学年上の女生徒で、ハリーの初恋相手。4作目のダンス・パーティーでは、セドリックの誘いを受けた。「ダンブルドア軍団」が結成されてハリーに魔法を教わるようになってから、2人は親密になる。

ジニー・ウィーズリー

ボニー・ライト/高野 朱華(たかの あやか)

ハリーの1学年下で、ロンの妹。「ダンブルドア軍団」でハリーに魔法を教わり、その才能を示す。

 シリウス・ブラック

ゲイリー・オールドマン/辻 親八(つじ しんぱち)

 ハリーの両親ジェームズ&リリーとは親友だった。アズカバンから脱獄した後はハリーの父親代わりとなり、助言を与えてくれる。活動を再開した「不死鳥の騎士団」に実家を提供して、みずからも騎士団に復帰。

アラスター・ムーディ

ブレンダン・グリーソン/小林 修(こばやし おさむ)

 「不死鳥の騎士団」の創立メンバーのひとり。義眼をつけている。4作目では、期間限定で「闇の魔術に対する防衛術」を教えていた。

ニンファドーラ・トンクス

ナタリア・テナ/日野 未歩(ひの みほ)

  紫色の髪の毛をもつ、闇祓いの魔女。「不死鳥の騎士団」のメンバーで、アラスター・ムーディと一緒にハリーを迎えにくる。 

 アーサー・ウィーズリー

マーク・ウィリアムズ/梅津 秀行(うめづ ひでゆき)

  ロンの父親で、魔法省の役人。本作では、ハリーを魔法省に案内する。 

 モリー・ウィーズリー

ジュリー・ウォルターズ/一龍齋 貞友(いちりゅうさい ていゆう)

 ロンの母親。純血の魔女で、ハリーにも我が子のように接してくれる。

 ルシウス・マルフォイ

ジェイソン・アイザックス/諸角 憲一(もろずみ けんいち)

 ハリーの同級生ドラコの父で、名門マルフォイ家の当主。純血主義で、マグル(=魔力を持たない人間)を毛嫌いする。

ベラトリックス・レストレンジ

ヘレナ・ボナム=カーター/高野 麗(たかの うらら) 

死喰い人(デス・イーター)のメンバーで、闇魔術の使い手。シリウス・ブラックの従妹(いとこ)だが、敵対する立場となった。ヴォルデモート卿を慕っており、情報を聞き出すため、ネビルの両親を拷問した。

 ヴォルデモート卿

 レイフ・ファインズ/江原正士(えばら まさし)

 ハリーの宿敵。第4作で復活をとげ、魔法省の地下に眠るアイテムを狙っている。