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『ジュマンジ』シリーズ順番とあらすじ!昔の映画から類似作品まで

ジュマンジ

1995年に公開された映画『ジュマンジ』は、SFXを駆使した“リアルなボードゲーム” として、ファンの目を楽しませてくれました。

 

続編となる『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は、1作目を現代風にアレンジ。TVゲームの世界に吸いこまれた高校生たちを描き、大ヒットしました。3作目の公開も控えています。

 

この記事では、『ジュマンジ』シリーズの順番や時系列、過去作のあらすじをご紹介。さらに、同シリーズと設定がよく似た作品についても、お伝えします。

 

 

 

映画『ジュマンジ』シリーズ、公開の順番

 

 

タイトル 公開年
ジュマンジ 1995年
ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル 2017年
ジュマンジ/ネクストレベル 2019年

 

  1作目の『ジュマンジ』には、原作があります。

 

クリス・ヴァン・オールズバーグという人が1984年に書いた、『JUMANJI』という絵本です。モノクロにも関わらず、想像力をかきたててくれるような絵が素晴らしい本です。

 

 

2作目の『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は、『ジュマンジ』の設定の一部を引き継いでいるものの、映画オリジナルのストーリーとなっています。1作目とは、登場人物も舞台となる年代も異なります。

 

3作目の『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は、2作目の直接の続編にあたります。登場人物や主要キャストも引き継がれています。ただし、こちらも映画オリジナルの物語です。

 

 

 

 

 

原作者は同じだけど、続編ではない? 『ジュマンジ』と似ている映画

 

 

『ザ・スーラ』(2005年)

 

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クリス・ヴァン・オールズバーグさんの書いた絵本の『JUMANJI』には、続編があります。それが、2003年に発表された『Zathura』という作品です。

 

『JUMANJI』の最後に出てくる2人の少年が、家ごと宇宙に引きずりこまれ、流星群やロボットに襲われるというお話。これを映画化したのが、2005年に公開された『ザ・スーラ』です。

 

ややこしいのですが、絵本の『Zathura』は『JUMANJI』の続編だけど、映画の『ザ・スーラ』は『ジュマンジ』とは別作品という扱いです。

 

 

『マナツの冒険~黄金の石板~』(2007年)

 

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こちらは、『ジュマンジ』とは全く関係ないものの、よく似ているドイツ映画。タイトルの『マナツ』は、呪われたボードゲームの題名です。

 

“ゲームを一度はじめたら、途中でやめられない”という設定は、どうみても『ジュマンジ』そっくりです。

 

だけどコレ、ただ似ている作品という訳でもありません。バラバラになった家族の関係がゲームを通して修復されてゆく、という感動作です。レンタル屋さんで見かけたら、借りても損はないと思います。

 

 

 

『ジュマンジ』シリーズの時系列

 

 

1作目の『ジュマンジ』、2作目の『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の劇中で起こるおもな出来事をまとめました。

 

1995年までが1作目、1996年からのできごとが2作目で描かれます。

 

 

年代 できごと
1869年 二人の兄弟が、『ジュマンジ』を地中に埋める。
1969年 アランとサラが、ゲームを始める。
  アランは5と8の目が出るまで、ジャングルから出られなくなる。
1995年 ジュディとピーターが、ゲームを始める。
  アランとサラが、『ジュマンジ』を砂浜に捨てる。
1996年 アレックスの父が、砂浜でゲームを拾う。
  ゲームを始めたアレックスが、行方不明となる。
2016年 スペンサー、フリッジ、ベサニー、マーサが、ゲーム世界に吸いこまれる。

 

 

 ここから先は、『ジュマンジ』『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』のあらすじです。完全なネタバレは避けていますが、未見の方にとって知りたくない情報が含まれている場合があります。

 

閲覧に注意してください。

 

 

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『ジュマンジ』(1995年)

 

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この1作目、面白いのは一種の歴史改変ものとなっていることです。

 

また、劇中でアランをしつこく追いかけるハンターを演じるのは、ジョナサン・ハイドという役者さん。アランのお父さん役と、同じ俳優さんです。

 

この一人二役は、「ゲームをクリアすること=怖い父親を克服すること」という、一種のメタ構造になっています。いま見ても、よくできてるわ~。

 

 

 ボードゲーム『ジュマンジ』を始めて、失踪してしまった少年

 

 

1869年。夜の森を、おびえた兄弟が歩いています。二人は、木の箱のようなものを地面に埋めると、逃げるように走り去ってゆきます。

 

1969年。カナダの南西部にある、ブラントフォード。いじめられっ子の少年アランは、父親が経営する【パリッシュ靴工場】に逃げこみます。

 

逃げてばかりいるアランを、父親は「立ち向かえ!」と突き放します。いじめっ子に自転車を取られたアランは、工事現場で古い木の箱を見つけます。

 

『ジュマンジ』

 

と書かれた箱の中には、すごろくのようなボードゲームが入っています。アランは、ボードゲームを自宅に持ち帰ります。そこへ、同級生のサラが、自転車を届けにやってきます。

 

サラがさいころを振ると、コマが勝手に動き出します。ボード中央の画面には、

“夜の闇に羽ばたくもの”

という文字が浮かび出ます。

 

すると、窓の外からたくさんのコウモリが突っこんできます。続いてアランがさいころを振ると、ボード中央の画面には、

“5か8の目が出るまで、ジャングルで待て”

という文字が浮かびます。すると、アランの体は砂のように細かくなり、ゲームの中に吸い込まれてゆきます。

 

 

 絶対のルール! “ゲームは最後までやること”

 

26年後。1995年。

 

アランが行方不明となったあと、パリッシュ家の屋敷は空き家となっていました。そこへ、ジュディとピーターという姉弟と、その叔母さんが引っ越してきます。姉弟は両親を早くになくし、叔母さんに引き取られていました。

 

ある日。二人は、屋根裏部屋でボードゲーム『ジュマンジ』を見つけます。箱のただし書きには、

“この世界の外に出たい人のためにゲーム”

“さいころを振り、同じ目が出たら、ダブルチャンス”

などど書かれています。

 

ジュディやピーターがさいころを振ると、巨大な蚊(か)やサルが現われます。ジュディはあわてて、ゲームの注意書きを見ます。

ゲームは最後までやること。ゲームが終わり、「ジュマンジ!」と叫ぶと、すべては消える”

と、書かれています。

 

ピーターがさいころを振ると、出た目は、『5』。すると、屋根裏部屋のピアノの上を歩く、百獣の王・ライオンの姿が! あわててジュディとピーターが逃げると、大人になったアランが飛び出てきて、ライオンを追い払ってくれます。

 

26年前にアランとサラが始めたゲームは、まだ終わっていませんでした。ジャングルから飛び出てきた動物たちを消すには、アランとサラ、そしてジュディとピーターが4人でゲームを続け、誰かが上がる必要があったのです。

 

 

 

 

 『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017年)

 

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ゲームの要素が現実世界にとび出てきたのが、1作目。これに対し、2作目はプレイヤーがゲーム世界に引きこまれるという設定。ちょうど逆の構図になっています。

 

映画をみた印象としては、かなり対象年齢は低め。

 

「スキル」「ライフ」「NPC」(=ノン・プレイヤー・キャラクター)という、TVゲームでおなじみの要素が出てきます。

 

 

 ※NPCとは、「ノン・プレイヤー・キャラクター」のこと。プレイヤーが操作できないキャラクターを指します。広い意味では、通行人や武器屋のおっちゃんも、NPCです。

 

RPGでは、プレイヤーがコマンド入力できないけれど、一時的に戦闘パーティに加わるキャラを指す場合が多くなっています。たとえば、『ドラゴンクエストⅣ』だと、ホイミン、ホフマン、ドランたちはNPC。

 

 

 4人の問題児たちが、TVゲームの世界に入っちゃった!

 

 

1996年。浜辺をジョギングしていた男性ヴリークが、『ジュマンジ』と書かれた木の箱を発見します。ヴリークは自宅に戻り、息子のアレックスに木の箱を渡します。

 

その夜。アレックスが木の箱を開けると、中には小さゲームソフトが。ゲームを始めたアレックスは、姿を消してしまいます。

 

 

20年後の、2016年。

 

ブラントフォード高校に通うスペンサーは、格闘ゲーム好きのさえない青年。フットボール部のフリッジに頼まれ、歴史のレポートを書いてあげます。しかし、同じフレーズを使いまわしていたことが先生にばれ、二人とも居残るはめに。

 

イケてる女の子・ベサニーは、インスタの写真を撮ることに夢中。テスト中も、友だちとスマホでしゃべっていると、先生から居残りを命じられます。

 

運動の苦手な女の子・マーサは、バスケの授業中、体育の先生に反抗。やはり、居残りを告げられてしまいます。

 

スペンサー、フリッジ、ベサニー、マーサの4人は、校長先生から倉庫室のそうじを命じられます。その部屋には、昔のファミコンみたいな古いゲーム機がありました。フリッジとスペンサーがゲームを操作すると、キャラクター選択画面になります。

 

『シープレーン・マクドノー操縦士』というキャラクターは、カーソルを合わせても選択できません。

 

スペンサーは『ブレイブストーン博士』を選択、フリッジは『動物学者のムース・フィンバー』をします。べサリーは『地図学者のシェリー・オベロン』を、マーサは『ルビー・ランドハウス』を選択します。

 

すると4人はテレビ画面に吸いこまれ、自分が選択したキャラクターに姿を変え、ゲーム世界のジャングルに放り出されてしまいます。

 

・オタク青年だったスペンサーは、格闘家のような体型の冒険家に。

・長身のフットボール選手だったフリッジは、ちっちゃい学者に。

・イケてる女の子だったべサリーは、デブの中年おやじに。

・自分に自信が持てない女の子だったマーサは、ボディコン風のイケイケギャルに。

 

 

 

4人のゲーム内でのキャラクターと、スキルと弱点

 

高校生の4人は、ゲーム内では現実世界とまったく別のキャラクターとなります。各キャラクターには、それぞれスキルと弱点があり、これも現実世界とは異なります。

 

よく見ていないと、どれが誰だかわかりにくいので、表にまとめました。アレックスはのちに登場し、仲間となるキャラクターです。

 

 

ゲーム内のキャラ/職業(現実世界) スキル 弱点
スモルダー・ブレイブストーン/冒険家(スペンサー) 勇気、登ること、スピード、ブーメラン、キメ顔 なし
ムース・フィンバー/動物学者(フリッジ) 動物学、武器はこび ケーキ、スピード、強さ
シェリー・オベロン/地図学者(ベサニー) 古生物学(=化石の研究) 持久力
ルビー・ランドハウス/女格闘家(マーサ) 空手、太極拳、合気道、ダンス武術
シープレーン・マクドノー/操縦士(アレックス) マルガリータ(お酒)を作る、操縦 蚊(か)

 

 

 

緑色の宝石を元の場所に戻して、“ジュマンジ”と叫べ!

 

 

4人は、ゲームの案内人で、NPCでもあるナイジェルに出会います。ナイジェルは、ゲームの世界について、説明してくれます。

 

この世界には、“ジャガーの像”というものがあり、『ジュマンジ』の守護神として崇められていました。ところが、ヴァン・ペルト教授が、ジャガーの像の眼に埋めこまれていた緑色の宝石を奪い、暗黒のチカラを手に入れてしまいました。

 

ヴァン・ペルト教授は、ジュマンジの動物たちを手先として操れるようになります。

 

ナイジェルは、ヴァン・ペルト教授のアジトに忍びこみ、緑色の宝石を奪ってきました。

 

ジャガーの眼に宝石を戻して、呪いを解け! ゲームを終えるには、ジュマンジを救い、その名を唱えよ」

 

ナイジェルは、この世界の地図と緑色の宝石をブレイブストーン博士(=スペンサー)に渡します。

 

ナイジェルは、

「市場へ行って、失われた断片(ピース)を探せ!」

という謎の言葉を残し、車で走り去ってしまいます。

 

4人はそれぞれにスキル弱点があること、ライフ(=残機数)は3つで、すべてなくなるとゲームオーバーとなることを知ります。ゲームをクリアするには、みんなで力を合わせ、ステージを順番に攻略するしかないようですが・・・

 

 

 

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019年)

 

 

 

 

スペンサー、フリッジ、ベサニー、マーサが、ゲームをクリアしてから2年が経ちました。4人はそれぞれ別の道に進み、大学生となっていました。

 

クリア後、フリッジがぶっ壊したはずのゲームソフト「ジュマンジ」。実はスペンサーがこっそり祖父の家に持ち帰り、修理していました。異世界での体験が忘れられなかったからです。

 

しかしその途中、スペンサーは再びゲーム世界へと吸いこまれてしまいます。フリッジ。ベサニー、マーサの3人は、スペンサーを追いかけます。しかし、おかしなことに気づきます。

 

ゲームの世界はバグっていたのです。さらに、かけつけたスペンサーの祖父エディ、その友だちマイロの二人も巻き込まれて、大混乱!

 

新しいステージも追加され、激ムズとなったジュマンジ。使えるライフは、たった3回。スペンサーたちは、現実世界に戻れるのでしょうか?