※この記事は、2021年2月に更新しました。
はじける笑顔と抜群のプロポーション。演技をさせればアクション・コメディ・シリアスと何でもこなす、ハリウッドのトップ女優、キャメロン・ディアス。
2014年に公開されたミュージカル映画『ANNIE/アニー』を最後に、彼女の出演作は公開されていません。「女優業を引退したかどうか」については、公式の声明が出されていないので、確かなことがわかりません。
2015年に結婚したミュージシャンの ベンジー・マッデンとのプライベートを大事にしたい、ということなのかもしれません。
バラエティ豊かな彼女の出演作の中から、おすすめ映画を選んでみました。
- 『マスク』(1994年)・・・輝くスター性!オーディションでつかんだ映画デビュー作!
- 『メリーに首ったけ』(1998年)・・・下品で笑える!キャメロンの代表作!
- 『チャーリーズ・エンジェル』(2000年)・・・難しいことは考えるな! 感じろ!
- 『姉のいた夏、いない夏。』(2001年)・・・風景と回想シーンの美しさに、2度泣いた!
- 『バニラ・スカイ』(2001年)・・・トム・クルーズと共演!美男美女で、レッツ“目の保養”!
- 『イン・ハー・シューズ』(2005年)・・・泣ける!美しい妹と弁護士の姉、どっちも悩みがあるのよ!
- 『私の中のあなた』(2004年)・・・泣ける!あなたの笑顔が悲しい
- まとめ
『マスク』(1994年)・・・輝くスター性!オーディションでつかんだ映画デビュー作!
- 監督:チャールズ・ラッセル
- 出演:キャメロン・ディアス、ジム・キャリー
- 上映時間:101分
お人よしだけど、さえない銀行マンのイプキス。川で見つけた不気味なマスクを被ると、あら大変! 超人的な能力を発揮する魔人、【マスク】になってしまいます。マスクの力で過剰なまでに本性を発揮するようになったイプキスは、町で大騒動を巻き起こし・・・
主演のジム・キャリーの顔面芸がさく裂! 本作で一躍トップスターの仲間入りをします。また、オーディションで相手役に選ばれたキャメロン・ディアスも一気に有名になります。
SFXによる視覚効果の楽しい作品です。
『メリーに首ったけ』(1998年)・・・下品で笑える!キャメロンの代表作!
- 監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
- 出演:ベン・スティーラー、キャメロン・ディアス、マット・ディロン
- 上映時間:119分
メリーは、男子なら誰でも憧れる女の子。シャイな高校生のテッドは、そんな彼女とデートの約束にこぎつけます。ところが、ズボンのファスナーに大事なモノをはさんでしまいデートは中止。
それから13年後。
メリーのことが忘れられないテッドは私立探偵のパットを雇い、メリーの行方を探します。ところが、パットもメリーに惚れてしまいます。やがて他にもメリーを追いかける男たちがいることがわかり・・・
『いとしのローズマリー』のファレリー兄弟が送る、お下品コメディの代表作。ストーカーまがいのアブナイ映画ですが、お腹がよじれるほど爆笑できます。キャメロンを語る上で欠かせない代表作です。
『チャーリーズ・エンジェル』(2000年)・・・難しいことは考えるな! 感じろ!
- 監督:マックG
- 出演:キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー
- 上映時間:98分
往年の人気ドラマ『地上最強の美女たち!チャーリーズ・エンジェル』の映画化。チャーリー探偵事務所ではたらく3人の美女が、男顔負けのアクションで悪いヤツをやっつけてゆきます。
映画版では、キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューという個性的な組み合わせ。彼女たち3人の“エンジェル”が、さらわれた社長を助けにゆきます。
色仕掛けあり、変装ありで、とにかく楽しい!
2003年には続編『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』も作られました。
『姉のいた夏、いない夏。』(2001年)・・・風景と回想シーンの美しさに、2度泣いた!
- 監督:アダム・ブルックス
- 出演:キャメロン・ディアス、ジョーダナ・ブリュースター
- 上映時間:93分
フィービーは、優しい姉のフェイスを尊敬していました。しかし、フェイスは7年前にヨーロッパに旅行に行ったきり、帰らぬ人となってしまいます。フィービーは大好きだった姉の足跡をたどって、旅に出ますが・・・
ポルトガルやフランスの美しい景色をバックに、揺れ動く少女の心を見事に描いた隠れた名作。回想シーンも泣けるほど美しい。ヨーロッパ映画好きにおすすめ!!
『バニラ・スカイ』(2001年)・・・トム・クルーズと共演!美男美女で、レッツ“目の保養”!
- 監督:キャメロン・クロウ
- 出演:トム・クルーズ、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス
- 上映時間:136分
1997年公開の『オープン・ユア・アイズ』のリメイク。大手出版社の社長の息子・デヴィッド(トム・クルー)は、名うてのプレイボーイ。彼はあるパーティで、親友の彼女ソフィア(ペネロペ・クルス)に一目ぼれしてしまいます。
それを知ったデヴィッドの彼女・ジュリー(キャメロン・ディアス)は激しく嫉妬! ジュリーはデヴィッドを助手席に乗せたまま、車で無理心中を図ります。ところが、皮肉にもデヴィッドだけ生き残ってしまいます。ただ、ハンサムだった彼の顔は、事故でひどい傷跡が残ってしまい・・・
スペイン映画『オープン・ユア・アイズ』(1997年)のリメイク。映画としては、『オープン・ユア・アイズ』の方が10倍面白いです。
「えっ? じゃあなぜ『バニラ・スカイ』をすすめるの?」
そりゃもう、あなた。トム・クルーズ、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアスの豪華共演につきますよ。目の保養。これ、大事でしょ?
『イン・ハー・シューズ』(2005年)・・・泣ける!美しい妹と弁護士の姉、どっちも悩みがあるのよ!
- 監督:カーティス・ハンソン
- 出演:キャメロン・ディアス、トニ・コレット、シャーリー・マクレーン
- 上映時間:131分
妹のマギーは美人でスタイル抜群。男からモテモテですが、だらしなくて問題ばかり起こします。
いっぽう。姉のローズは弁護士としてバリバリ活躍していますが、容姿に自信がありません。お給料で高い靴を買っても、飾っておくだけ。
ある日のこと。ローズの留守中、マギーは姉の彼氏と寝てしまいます。かねてから妹に嫉妬していたローズの怒りは爆発! マギーを追い出してしまいます。
行くあてのないマギーは長いこと疎遠だった祖母エラを訪ねますが・・・
姉のローズ。妹のマギー。
お互いにコンプレックスを持つ彼女たちは、それぞれの方法で幸せになる道を探し始めます。タイトルの『In Her Shoes』は、“彼女の立場になって”という意味。お互いの長所がお互いの欠点である、という脚本の設定もうまい!!
『私の中のあなた』(2004年)・・・泣ける!あなたの笑顔が悲しい
- 監督:ニック・カサヴェテス
- 出演:キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン
- 上映時間:109分
姉ケイトは、2歳のとき『急性前骨髄球性白血病』という難病を患ってしまいます。しかしケイトの血液型は、両親や兄の型とは適合しません。このままではドナーが見つからず、ケイトは助かりません。
そこで、受精卵の段階から遺伝子操作を行なって、“ケイトのドナー”として生まれたのが、妹のアナでした。ケイトの手術で輸血や骨髄移植が必要となるごとに、妹のアナは血液や臓器を提供しなくてはなりません。
「私は、お姉ちゃんのために生きているんじゃない!」
腎臓の提供を求められたアナは、両親を相手に裁判を起こし・・・
キャメロンは母親役。泣けるどころじゃない! 涙の洪水で、床上浸水してまう~!!
まとめ
近年はヒット作に恵まれず、日本でも劇場未公開が続いていたキャメロン。
このまま引退なんて、寂しすぎる~ さまざまな役柄を演じて、バラエティ豊かな表情を見せてくれた彼女を今一度、目に焼きつけよう!!