映画ときどき海外ドラマ

テレビ放送される映画や海外ドラマを通して、もっと映画を好きになれるブログ

【相関図つき】『E.T.』あらすじ&キャスト【“37年後”を描いた幻の続編についてもご紹介】

  当サイトの記事には、広告・プロモーションが含まれます

「怖がらなくていい。もう大丈夫」

 

公開から、43年。地球に取り残された宇宙人と10歳の少年の友情を描き、今でも愛されている映画、『E.T.』(イーティー)。大人も子供も夢中にさせたSF映画の名作が、地上波テレビ放送されます。

この記事では、映画『E.T.』のあらすじキャラクター相関図付きでご紹介します。

『E.T.』概要|地上波テレビ放送(2025)はいつ?監督は誰?

『E.T.』は、1982年のアメリカ映画。

地球で迷子になってしまった宇宙人と、人間の子供たちの友情を描くSFファンタジーです。

映画『E.T.』概要
英語タイトル E.T. The Extra-Terrestrial
ジャンル SF、ファンタジー
上映時間 115分
監督 スティーヴン・スピルバーグ(『ジュラシック・パーク』)
脚本 メリッサ・マシスン
音楽 ジョン・ウィリアムズ(「スター・ウォーズ」)
出演 ヘンリー・トーマス、ドリュー・バリモア、ディー・ウォレス
レビューの平均評価(★5つ満点)

フィルマークス:★★★★☆ 3.8

Yahoo!映画:★★★★☆ 4.1

Amazon:★★★★★ 4.5

映画『E.T.』のテレビ放送は、2025年10月10日(金)。日本テレビ系列「金曜ロードショー」にて。
21:30 ~ 23:34

>> 【2025年】地上波映画の放送カレンダー - 映画ときどき海外ドラマ

 

 

『E.T.』の監督は、スティーヴン・スピルバーグ。セリフに頼らず、映像で見せる演出力は他を圧倒しています。

(出典:Movie Graf  on X)

スティーヴン・スピルバーグ おもな監督作品 ◆

  • 『ジョーズ』(1975)・・・サメがほとんど登場しないのに面白い、パニック
  • 『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』(1984)・・・考古学者が邪教集団と戦う、アクション・アドベンチャー(シリーズ4作目まで監督を務めた)
  • 『ジュラシック・パーク』(1993)・・・CGで描かれた恐竜が、映画の歴史を変えたパニック
  • 『シンドラーのリスト』(1993)・・・ユダヤ人を救ったドイツ人の描く、伝記ドラマ
  • 『ウエスト・サイド・ストーリー』(2023)・・・「ロミオとジュリエット」を下敷きにしたミュージカル

『E.T.』あらすじ【孤独な少年と、置いてけぼりにされた宇宙人の友情】

>> 先に相関図を見る

ある夜。アメリカのある森に、宇宙船が着陸します。宇宙人たちは地球の植物を調べて、サンプルを採集するのが目的のようです。その中のひとりが仲間とはぐれ、地球に置き去りにされてしまいます。

 

さて。森から少し離れたある家には、エリオット(ヘンリー・トーマス)という10歳の少年が住んでいます。エリオットは母と兄、妹と4人で暮らしていますが、大好きな父と離ればなれになり、孤独でした。

 

エリオットはゲームで遊ぶ兄たちに命令されて、出前のピザを取りに外へで出ます。エリオットは暗がりの中に見たこともない生物(=宇宙人)がいて、助けを求めているらしい、と感じます。

 

宇宙人とコミュニケーションを取ろうと試みるエリオットは、彼を「E.T.」と名付けます。エリオットは兄のマイケルや妹のガーティ(ドリュー・バリモア)にもE.T.を紹介し、子供たちとE.T.は仲良くなってゆきます。

 

しかし、E.T.の心には、仲間のもとへ帰りたい気持ちがありました・・・

【相関図】『E.T.』

 

《『E.T.』 相関図》

【相関図つき】『E.T.』あらすじ&キャスト【“37年後”を描いた幻の続編についてもご紹介】

【ヘンリー・トーマスのその後は?子役の女の子は誰?】登場人物&キャスト

 登場キャラクター(役名)、キャスト/吹き替え声優の順番でご紹介しています。

 エリオット(主人公)

ヘンリー・トーマス/浪川 大輔(なみかわ だいすけ)

(出典:The Spielberg Vault on X)

 主人公の少年。物置小屋にいたE.T.を見つける。

 

エリオットを演じた子役のヘンリー・トーマスは、『E.T.』出演後も俳優業を続けています。『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』(1994)や『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)などに出演しています。

彼の出演作の中では、サスペンス映画『11:14』(2003)が面白い。時間軸をずらした群像劇で、「あそことあそこが繋がっていて…」という楽しみ方ができます

※ 映画『11:14』は、DVDの宅配レンタルサービス【TSUTAYA DISCAS】 なら借りることができます。

マイケル(兄)

ロバート・マクノートン/鳥海 勝美(とりうみ かつみ)

エリオットの兄で、アメフトをやっている。エリオットをからかう面もあるけど、母親想いだったり、弟のためにE.T.を探しに行ったりする場面も!

ガーティ(妹)

ドリュー・バリモア/藤枝 成子(ふじえだ なりこ)

 (出典:アンク@金曜ロードSHOW!公式 on X)

エリオットの妹。カウ・ボーイになることを夢見る少女。

 

末っ子のガーティを演じたのは、ドリュー・バリモア。20代になってからヒット作に恵まれ、2009年の『ローラーガールズ・ダイアリー』では監督デビューも果たしています。

おもな出演作

・『スクリーム 』(1996)・・・街中にマスクをかぶった犯罪者が現われ、高校生が次々に殺されてゆくホラー。古典ホラーの定型パターンをパロディ化した“メタ・フィクション”として、抜群に面白い!

『チャーリーズ・エンジェル』(2000)・・・探偵事務所に所属する3人の美女が、悪徳業者に立ち向かうアクション。
『50回目のファースト・キス』(2004)・・・記憶障害の女性と、彼女をいちずに愛する男性のラブ・ストーリー。

(出典:Sinefabrika on X、『50回目のファースト・キス』より)

メアリー(母)

ディー・ウォレス/駒塚 由衣(こまづか ゆい)

 シングルマザー。夫と別居中で、マイケル、エリオット、ガーティの3人の子供を育てている 。

鍵の男

ピーター・コヨーテ/安田 隆(やすだ たかし) 

(出典:アンク@金曜ロードSHOW!公式 on X)

宇宙人の調査をおこなっている科学者たちのひとり。E.T.に好意的で、「ぼくも10年間、彼(=E.T.)を待ってたんだ」と、エリオットに語る。

グレッグ

演:K・C・マーテル/吹き替え:杉元 直樹

マイケルの友だち。バス停で、エリオットと悪口を言い合う。

スティーヴ

演:ショーン・フライ/吹き替え:岩田 光央(いわた みつお)

マイケルの友だち。

タイラー

演:トム・ハウエル/吹き替え:菊池 英博(きくち ひでひろ)

マイケルの友だち。

プリティ・ガール(女の子)

演:エリカ・エレニアック/吹き替え:村田 彩

カエルの解剖中、エリオットが色目を使う女の子。

E.T.

声:パット・ウェルシュ/吹き替え:高橋 和枝(たかはし かずえ)

地球にたったひとり、取り残されてしまった宇宙人。

【映画『E.T.』】“その後”を描いた幻の続編がある?

 1982年に公開されてから、37年後の2019年。エリオット少年とETが再会をはたすフィルムがネットで公開されました。

 実はこれ、「Xfinity」というインターネット事業を手がける企業のコマーシャルです。CMとはいえ、エリオット役のヘンリー・トーマスも出演しており、『E.T.』の雰囲気を再現した短編なんです。

 

わずか4分のショートフィルムですが、『E.T.』ファンなら思わず泣いてしまう感動作となっています。

まだ映画『E.T.』を見たことがない人は、映画本編を見るまで、絶対に再生しないでください。感動が台無しになってしまいます!

▲クリックすると動画が読み込まれます。

映画『E.T.』ちょっとしたトリビア

E.T.がテレビで見ている映画は、『静かなる男』

 エリオットが学校にカエルの解剖を行なっているあいだ、E.T.が家でテレビを見る場面があります。

 

このとき、E.T.が見ている映画は、ジョン・ウェイン主演の映画『静かなる男』(1952年)です。ボクサーだった男が故郷に帰り、勝ち気な女性にひかれるが、彼女の兄に猛反対される・・・というストーリー。

エリオット少年がE.T.を乗せてこぐBMXは、日本製!

(出典:アンク@金曜ロードSHOW!公式 on X)

 エリオット少年がこいだ自転車が、空をかけぬけるシーンがあります。
この自転車は、「KUWAHARA」(クワハラ)という日本のメーカーの特注品。その後、市販もされています。2015年には、“E.T.カラー”モデルの自転車が復刻販売されました。 

E.T.カラーで復刻!KUWAHARAのBMX、KE-01 - 自転車通販ハックル | 自転車, 復刻, カラー

『スター・ウォーズ』のヨーダが登場する!?

 映画の中盤。ハロウィンの日に、兄弟が仮装して街を歩く場面があります。E.T.も白い布をかぶって幽霊のかっこをして、街の人々とすれ違います。

 

すると、向こうから『スター・ウォーズ』に登場するキャラクター、ヨーダ(の変装をした子供?)が歩いてきます。仲間だと思ったE.T.は、「おウチ! おウチ!」と話しかけます。

【関連記事】

『E.T.』(1982)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)『ジュラシック・パーク』(1993)など、80年代&90年代の名作を見るなら、どの動画配信サービス(サブスク)がおすすめ?

 

おすすめのサービスを、「【80~90年代の洋画を観るなら?】動画配信サービス(VOD)おすすめランキング」の記事で紹介しています。

www.entafukuzou.com