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サッカーのアディショナル・タイムは、なぜ後半のほうが長いのか?

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日本代表の試合など、サッカー中継をみていて、不思議に思うことはありませんか?

 前半は1分程度しかないアディショナルタイムが、後半になると3~4分は当たり前。多いときは5分以上になることもあります。

 どうして、後半のほうがアディショナルタイムが長くなるのでしょうか?

 

アディショナル・タイム(=ロスタイム)が、後半のほうが長い理由とは?

アディショナル・タイムは誰が決める? 測り方を解説

アディショナル・タイムの長さを決めているのは、審判です。

「試合を盛り上げるために、わざと後半のアディショナル・タイムを長くしてるのでは?」

そう思う人もいるかもしれません。でも、違います。

 

まず、アディショナルタイムが発生する条件を確認しましょう。

日本サッカー協会が公開している競技規則には、アディショナル・タイムの条件が記載されています。 

  

アディショナルタイムとなる時間の条件

  1. 選手の交代
  2. 負傷した選手の治療
  3. 選手が意図的に時間かせぎしたぶん
  4. イエローカードやレッドカードへの対応
  5. 水分を採るため、その他医療上の必要性による停止
  6. VARのチェックにかかる時間
  7. プレーの再開を遅らせる行為(たとえば、ゴール後に喜びすぎてポジションにつかない等)

  

ポイントとなるのは、この中で前半と後半で大きく異なる項目です。

 それが、1.の選手交代です。

後半のアディショナルタイムが長いのは、選手交代が多いため

サッカーの公式戦では、各チーム3人まで選手交代ができます。試合の流れを変えるため、あるいはケガ人が出た場合に選手を入れ替えることがことができるのです。

 

ただ、前半から選手を変えることは、滅多にありません。

大きなケガをする選手が出るか、よほどパフォーマンスの悪い選手がいたとき、戦術がまったく機能していないときなど、極めて限定的です。 

ほとんどの試合では、選手交代は勝負のかかる後半に集中します。選手の交代1人にかかる時間は、およそ30秒。

 

 仮に後半に入ってから両チーム3人ずつ交代したとすれば、

30(秒)× 3(人)× 2(チーム)= 180(秒)

 つまり、選手交代だけで3分かかることになります。

アディショナルタイムの意味とは? ロスタイムとの違いは?

サッカーにおけるアディショナルタイムとは、【追加された時間】という意味です。

けが人を搬送するなど、何らかの理由でいったん試合を止める場合があります。このとき、主審はその時間を計測しておき、試合の規定時間にあとから追加します。

 

このため試合時間を越えても、追加時間を消費しない限り、試合は終わらないのです。

 

ひと昔前までは、この【追加する時間】のことをロスタイム(=失った時間)と呼んでいました。ただ、“ロス”という言葉からは、ネガティブな印象を受けてしまいます。

 そこで、「できるだけ前向きな用語を使おう」という業界全体の流れもあり、アディショナルタイムという言い方に変えたのです。