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地上波テレビ放送!『風立ちぬ』あらすじと声優&原作小説【ネタバレなし】

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※この記事は、約4分で読めます。

スタジオジブリのアニメ映画『風立ちぬ』が、平成最後の春に地上波放送されます。

 

この記事では、映画の簡単なあらすじ【ネタバレなし】と、出演声優についてお知らせします。堀辰雄の小説『風立ちぬ』についても、合わせてお伝えします。

 

 

 

 

地上波テレビ放送は、ノーカット?

 

 映画『風立ちぬ』の放送日時は、2019年4月12日(金)。

日本テレビ系列『金曜ロードSHOW!』にて。

 

21:00 ~ 23:34

 

『風立ちぬ』の劇場上映時間は126分ですので放送時間内に収まりそうです。

 

 公式ツイッターでも、ノーカット放送を告知しています。

 

 

 

 

『風立ちぬ』の簡単なあらすじ

 

飛行機にあこがれる少年の夢

 

堀越 二郎(声:庵野秀明)は、子どもの頃から飛行機に憧れていました。しかし、視力の弱い二郎は、パイロットになることは諦めなくてはなりませんでした。

 

そんなとき、二郎の夢にイタリアの飛行機設計士のカプローニ(声:野村萬斎)が現われるようになります。

 

「近眼でも設計士になれる」

カプローニから励まされた二郎は、“作り手”として飛行機に関わる道をめざすのでした。

 

 

 

若き天才設計士のざせつ

 

 

青年となった二郎は、設計士をめざして東京帝国大学で学んでいました。大正12年9月。関東大震災が発生します。

 

二郎は、資産家のお嬢さん・菜穂子(声:瀧本美織)とその女中さんを助けます。大混乱のなか、挨拶もそこそこに二郎は立ち去ります。

 

二郎と菜穂子は、その後しばらくは出会うことはありませんでした。

 

 

大学を卒業後、二郎は【ミツビシ内燃機】という飛行機の開発会社に就職します。才能を見出された二郎は、ドイツをはじめとするヨーロッパ諸国を視察、本場の設計技術を学びます。

 

 

入社5年目。二郎は、新型の艦上戦闘機の開発リーダーに抜擢されます。次の年完成した飛行機は、飛びたつと空中分解してしまいます。

 

 

菜穂子と結婚したい!

 

二郎はリフレッシュするため、軽井沢で休養をとることにします。旅先のホテルで二郎が出会ったのは、かつて助けた少女・菜穂子でした。

 

 

 

 

恋に落ちた2人は、交際をスタート。菜穂子と過ごすことで、二郎は仕事に対する熱意を取り戻します。二郎は、菜穂子に結婚を申し込みます。

 

しかし、なぜか菜穂子は結婚には前向きではありません。彼女は、“結核”という重い病気だったのです・・・

 

 

 

原作のあらすじは? 堀辰雄の小説は何ページ?

 

映画『風立ちぬ』は、ゼロ戦の設計士・堀越二郎の半生と、堀辰雄の恋愛小説『風立ちぬ』をミックスさせた物語となっています。

 

 

小説『風立ちぬ』は、重い病におかされた婚約者と、彼女に付きそう「私」が、限られた2人の日々を大切に生きてゆくお話。

 

“飛行機乗り”の要素はありませんが、愛する人への感謝や思いやりが伝わってくる、味わい深い純文学です。この小説が最初に発表されたのは、昭和11(1938)年でした。

 

多少は古い言い回しがあるものの、難しい漢字が出てこないので読みやすい作品です。

 

ちなみに、小説のヒロインの名前は「節子」です。

 

 

また、作中に頻繁に出てくる「サナトリウム」とは、療養所のこと。当時、結核は治療に時間のかかる病気でしたので、日当たりや空気の良い高原または海浜に療養施設が建てられたのです。

 

 

『風立ちぬ』(集英社文庫)・・・260ページ

 

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中編の『風立ちぬ』のみ。1991年出版なので、新品の入手は難しいかも。

 

 

『風立ちぬ/菜穂子』(小学館文庫)・・・293ページ

 

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風立ちぬ/菜穂子 (小学館文庫)

 

 

中編『風立ちぬ』と、長編『菜穂子』の2編。

 

※『菜穂子』は、信州の自然を背景に、母と娘の葛藤を描いた小説です。

 

 

 

『風立ちぬ・美しい村』(新潮文庫)・・・240ページ

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風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫)

 

 中編『風立ちぬ』と、中編『美しい村』の2編。

※『美しい村』は、傷ついた小説家が軽井沢の高原に滞在しながら、村であったことを書き連ねてゆく物語。『風立ちぬ』のヒロインとなる少女も、中盤に登場します。

 

 

 

 

登場人物&声優一覧

 

堀越 二郎(ほりこし じろう)・・・庵野 秀明(あんの ひであき)

 

子供のころから飛行機乗りに憧れていたが、近眼のためパイロットの道は断念。設計士をめざし、東京帝国大学で航空工学を学んでいた。

 

 

 

 

里見 菜穂子(さとみ なおこ)・・・瀧本 美織(たきもと みおり)

 

東京の資産家のお嬢さん。

 

二郎と運命的な出会いをはたす、本作のヒロイン。

 

父の許しを得て、次郎との交際に踏み切ろうとするが、持病の結核が悪化。療養施設に入ることになる。

 

趣味は、絵を描くこと。

 

 

 

 

本庄(ほんじょう)・・・西島 秀俊(にしじま ひでとし)

 

二郎の親友であり、ライバル。ミツビシに入社した後、二郎とともにドイツへ留学する。

 

 

 

 

黒川(くろかわ)・・・西村雅彦(にしむら まさひこ)

 

ミツビシ重工業に勤める、航空技師。二郎の上司。

 

短気でとっつきにくい性格だが、二郎の才能を認めてドイツ留学をすすめる。

 

 

カストルプ・・・スティーブン・アルパート

 

軽井沢に滞在しているドイツ人。二郎と菜穂子が交際するきっかけを作った人物。

 

クレソンとタバコが好き。音楽は、シューベルトを好む。

 

 

※カストルプの声を担当したのが、スティーブン・アルパートさん。スタジオ・ジブリの元・社員で、宮崎駿 監督が海外に行く際はよく同行していたかたです。

 

 

 

里見(さとみ)・・・風間 杜夫(かざま もりお)

 

菜穂子の父。おだやかで礼儀正しい。

 

 

二郎の母・・・竹下 景子(たけした けいこ)

 

二郎の母親。

 

 

堀越 加代(ほりこし かよ)・・・志田 未来(しだ みらい)

 

二郎の妹。二郎を尊敬している。

 

医学を勉強するため上京したい、と思うようになる。

 

 

 

服部(はっとり)・・・國村 準(くにむら じゅん)

 

設計課の課長。二郎の上司。

 

 

黒川 夫人・・・大竹 しのぶ

 

二郎の上司・黒川の妻。

 

夫より柔軟性があり、菜穂子のよき理解者となる。

 

 

カプローニ・・・野村 萬斎(のむら まんさい)

 

イタリアの設計士。

 

二郎の夢にたびたび現れ、二郎を飛行機の設計士へと導く。

 

 

以上、「『風立ちぬ』簡単なあらすじと声優&原作小説」の記事でした。