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『プリンセスと魔法のキス』あらすじ&登場人物【グリム童話『かえるの王様』が元ネタ?】

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『プリンセスと魔法のキス』あらすじ&登場人物【元ネタはグリム童話『かえるの王様』?】

「星は、夢をかなえる手伝いをするだけだ。自分でいっしょうけんめい努力しなければならないんだよ」

ひとつ約束してくれ。本当に大切なことが何か、って考えるって

 

グリム童話『かえるの王様』に現代版のアレンジを加えたディズニー映画『プリンセスと魔法のキス』が、地上波テレビ放送されます。

この記事では、『プリンセスと魔法のキス』のあらすじと登場人物をご紹介し、グリム童話との類似点・相違点を分析してゆきます。

『プリンセスと魔法のキス』地上波テレビ放送はいつ?物語の舞台となった国は?

『プリンセスと魔法のキス』は2009年のディズニー映画。

魔法でカエルの姿にされた女の子が、不思議な冒険をするミュージカルです。

映画『プリンセスと魔法のキス』概要
原題 The Princess and the Frog
公開日 2009年12月11日(全米)
上映時間 97分
監督 ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
音楽

ランディ・ニューマン(モンスターズ・インク』)

声の出演 鈴木ほのか、丹宗立峰(たんそう たつみね)
興行収入

396億円(全世界)

 『プリンセスと魔法のキス』のテレビ放送は、2023年12月1日(金)。日本テレビ系列「金曜ロードショー」にて。
21:00 ~ 22:54

(出典:アンク@金曜ロードショー公式 on X)

物語の舞台は、1920年代のアメリカ、ニューオーリンズ。奴隷貿易の拠点でもあったことから、黒人のかたたちが多く住み、独自の文化を育んできた地域です。ジャズの発祥地としても有名ですね。

『プリンセスと魔法のキス』あらすじ【カエルにされた王子がキスを求めたのは、ウェイトレス?】

アメリカ南部。ジャズの街・ニューオーリンズ。

愛情深い両親のもとで育ったティアナ(声:鈴木ほのか)は、レストランを開くのが夢でした。いまは夢に向かって、ウェイトレスとして働いています。

 

ある日のこと。ニューオーリンズに、マルドニア国のナヴィーン王子(声:丹宗 立峰)がやってくるというニュースが流れます。ティアナの友だちで王子さまとの結婚を夢見ていたシャーロット(声:三瓶 由布子)は大喜び! お金持ちの父親に頼み、舞踏会に王子を招こうとします。

 

さて。お調子者で遊び歩いていたナヴィーン王子は、悪い魔法使いのファシリエ(声:安崎求)に魔法をかけられ、カエルの姿に変えられてしまいます。

カエルになったナヴィーン王子は、たまたまシャーロットと衣装を交換していたティアナを“プリンセス”とかん違いし、こんなお願いをします。

 

「君は僕にキスをするんだ。そうすると魔法が解ける」

 

(絶対にカエルとはキスしない)

と思っていたティアナでしたが、「1回だけなら・・・」とキスします。その瞬間、王子の魔法が解けるどころか、ティアナがカエルの姿になり・・・

カエルの名前は?シャーロットの声優は?登場キャラクターと日本語キャスト

(出典:アンク@金曜ロードショー公式 on X)

キャラクター名、オリジナル版(=英語版)の声優、日本語吹き替え声優の順番でご紹介します。

ティアナ(主人公の女の子)

声:アニカ・ノニ・ローズ/吹き替え:鈴木ほのか

主人公。料理が上手で、レストランを経営することを夢みている。

カエルになったナヴィーン王子にキスすると、カエルの姿になってしまう。

ナヴィーン(王子/カエル)

声:ブルーノ・カンバス/吹き替え:丹宗 立峰(たんそう たつみね)

マルドニア国の王子。音楽が好きで、プレイボーイ。

ファシリエに魔法をかけられ、カエルの姿に変えられてしまう。

ドクター・ファシリエ(影の男/悪者)

声:キース・デイヴィッド/吹き替え:安崎 求(やすざき もとむ)

ブードゥー教の魔術師で、ナヴィーン王子をカエルの姿に変えた。お金持ちのラバフを追い出し、ニューオーリンズの街を支配したいと思っている。

タリスマンを大事にしている。

💡

「タリスマン」とは?

魔法の記号が書かれたお守りのこと。ゲームにもよく出てくるアイテムです。

ママ・オーディ(おばあさん)

声:ジェニファー・ルイス/吹き替え:荒井 洸子(あらい こうこ)

ジャングルの奥地に住む、ブードゥー教の僧侶。不思議な魔法やまじないを得意とし、ティアナとナヴィーンに知恵をさずける。

シャーロット・ラバフ(お金持ちの女の子)

声:ジェニファー・コーディー/吹き替え:三瓶 由布子(さんぺい ゆうこ)

(出典:アンク@金曜ロードショー公式 on X)

ティアナの幼なじみ。子供のころから『カエルの王子さま』のお話を聞かされており、王子さまとの出会いに憧れている。舞踏会でプリンセスの衣装を着ていたが、ティアナと交換する。

イーライ・ラバフ(ビッグ・ダディ)

声:ジョン・グッドマン/吹き替え:玄田 哲章(げんだ てっしょう)

シャーロットの父親で、街いちばんのお金持ち。

レイ(レイモンド)(ホタル/虫)

声:ジム・カミングス/吹き替え:駒田 一(こまだ はじめ)

口の悪いホタル。カエル姿のナヴィーン王子とティアナを助ける。

夜空にかがやく美しい星“エヴァンジェリン”を愛している。

ルイス(ワニ)

声:マイケル・レオン・ウーリー/小林 アトム

(出典:アンク@金曜ロードショー公式 on X)

大きなワニ。音楽が好きで、トランペットを演奏する。ティアナとナヴィーンを、ママ・オーディのもとへ案内してくれる。

元ネタはグリム童話の『かえるの王様』?それとも『カエルになったお姫様』?

『プリンセスと魔法のキス』あらすじ&登場人物【元ネタはグリム童話『かえるの王様』?】

1分23秒

「お姫さま。悪い魔女にかけられた怖ろしい魔法を解けるのは、あなたのキスだけなのです」

 

28分06秒

「待って! その話、知ってる。『かえるの王子さま』だ」

 

『プリンセスと魔法のキス』の劇中、グリム童話『かえるの王子さま』が登場する場面があります。

『かえるの王子さま』美しい王女さまが、遊んでいた金のボールを池に落としてしまいます。すると、1匹のカエルが現われ、「ボールを取ってくる代わりに友達にしてほしい」と頼んできます。

夜になって王女さまが寝ようとすると、カエルは「一緒に寝ましょう」とベッドに入ってこようとします。王女さまは、断固として拒否します。
しょんぼりしたカエルに悪いと思った王女さまは、カエルに“お別れのキス”をします。すると、魔法使いにかけられた魔法が解け、カエルは王子さまの姿に戻ったのです。

 

『カエルの王子さま』の原題は、『Der Froschkönig oder der eiserne Heinrich』(カエルの王さま、あるいは鉄のハインリヒ)。

現在は、“王子さま”として訳されますが、元々は“王様”という設定です。

 

本来、グリム童話とは「子供向けに書かれたお話」ではなく、ドイツで語り継がれてきた民話や説話を集めたものです。

(※ドイツ語の「Märchen(メルヘン)」 には、「短い報告」「口承」(口から口へと伝えること)の意味がある)

 

『カエルの王様』は初版後もグリム兄弟によって何度も書き直され、さらに“口承文学”として語り継がれるうちに、子供たちに親しまれやすい形に変わってきました。

 

ドイツ版のウィキペディアを読むと、初期の『カエルの王子様』は、カエルが添い寝を要求してきたり、王女さまがカエルを壁に叩きつけたり・・・と、荒っぽい話だったとわかります

de.wikipedia.org

 

『かえるの王様』を元ネタにし、子供向けのライトノベルとして書かれたのが、E.D. ベイカーが2002年に発表した『カエルになったお姫様』です。

 

『カエルになったお姫様』お姫さまのエマは、魔女である叔母さんに憧れて魔法の特訓をしますが、失敗ばかり。近いうちに、大嫌いなジョルジュ王子と無理やり結婚させられる予定です。
あるとき、沼で出会ったカエルに、「僕は人間の王子ですが、悪い魔女にカエルに変えられました。元に戻るにはあなたのキスが必要です」と言われます。

エマが仕方なくキスをすると、エマまでカエルになってしまいます。
「話が違うじゃない!」
お姫さまと王子に戻るため、2匹のカエルは魔女を探す旅に出ます・・・

 

  • 二人ともカエルになる
  • 魔法を解いてもらうため、魔女に会いにゆく

 

『プリンセスと魔法のキス』は、設定上は『カエルになったお姫様』に似ています。ただ、舞台がニューオーリンズであるとかブードゥー教が出てくるといった点は、映画オリジナルの要素です