「ボクたちは似てないが、双子なんだ」
体格も見た目も正反対。でこぼこ兄弟の交流を描いた映画『ツインズ』が、テレビ放送されます。
この記事では、映画『ツインズ』のあらすじをご紹介。笑って泣ける本作の見どころをお伝えします。
- 映画『ツインズ』地上波テレビ放送(2023)はいつ?タイトルの意味は?
- 映画『ツインズ』あらすじ【完全無欠の兄と,残りカスの弟】
- 映画『ツインズ』感想:でこぼこ兄弟の家族愛に,笑って泣ける!
- 映画『ツインズ』ヴィンセント役(小柄なほうの)俳優は誰?身長はいくつ?
映画『ツインズ』地上波テレビ放送(2023)はいつ?タイトルの意味は?
『ツインズ』は1988年のアメリカ映画。
まったく似ても似つかない双子の兄弟が、自分たちを生んだ母親を探しにゆくコメディです。
映画『ツインズ』 | |
---|---|
原題 | Twins |
ジャンル | コメディ |
上映時間 | 107分 |
監督 |
アイヴァン・ライトマン(『ゴーストバスターズ』『キンダガートン・コップ』) |
出演 | アーノルド・シュワルツェネッガー、ダニー・デヴィート、ケリー・プレストン |
原題は【 Twins 】。Twinsは、twin「対をなす」の複数形。「双子」を意味する名詞です。
13:0 ~ 15:40
「午後ロー」が放送されない地域のかたでも、Amazonプライムビデオですぐに視聴できます。
元々の設定は、体格のいいシュワちゃんが双子の兄、小柄なダニー・デヴィートが弟です。なぜか、吹き替え版では逆になっていることがあります。
映画『ツインズ』あらすじ【完全無欠の兄と,残りカスの弟】
今から30年前。
アメリカ政府は極秘の実験を試みました。エリート男性6人の精液を混ぜて、メアリー・アン・ベネディクト(ボニー・バートレット)という女性に人工授精させたのです。
目的は、知能も運動能力も“完全無欠な人間”をつくること。ところが、アンが出産したのは双子の兄弟。ひとり余計に生んでしまったのです。
兄のジュリアスはねらい通りの“スーパー赤ちゃん”で、フィジー諸島で英才教育を受けて育ちます。
いっぽう。弟のヴィンセントは孤児院に送られ、人の愛や優しさを受けることなく育ちます。
そして、現在。
35歳をむかえた兄のジュリアス(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、容姿端麗。12カ国語を話すことができ、オリンピック選手顔負けの肉体を持ちます。
双子の弟がいると知ったジュリアスは、まだ見ぬ弟と出会うため、アメリカにやってきます。
ジュリアスは弟のヴィンセント(ダニー・デヴィート)が刑務所にいると知り、面会にゆきます。ジュリアスの前にやってきた弟は、小柄で太っちょ。
自分とは、似ても似つかぬ悪党だったのです・・・
映画『ツインズ』感想:でこぼこ兄弟の家族愛に,笑って泣ける!
完ぺきな兄は純粋すぎるがゆえに、世間知らず。逆に、弟はドブネズミのような生活を送ってきただけに、生き抜く“知恵”を持っています。
兄だけがすべて持っているように見えて、実は“補完しあう存在”なのが面白い。
中盤、出生の秘密を知ったヴィンセントは、激しく落ちこみます。
“オレは無価値な存在なのではないか?”
そんな弟に、ジュリアスはこう語りかけます。
「お前の一生はいまから始まるんだ!」
兄弟といられることが嬉しくて仕方ない、ジュリアス。そんなジュリアスの純粋さに影響され、真人間になろうとするヴィンセント。二人のやり取りは、さわやかな感動を運んでくれます。
映画『ツインズ』ヴィンセント役(小柄なほうの)俳優は誰?身長はいくつ?
個性的な顔立ちで、小汚いおやじ。『ツインズ』で小柄なヴィンセントを演じたのが、ダニー・デヴィートです。
Who doesn't love Danny Devito? pic.twitter.com/yvjExbUL3Y
— UberFacts (@UberFacts) January 9, 2023
ダニー・デヴィートは、1944年にニュージャージーに生まれます。演劇学校で学んだあと、『カッコーの巣の上で』(1975)で映画デビュー。特に80~90年代にかけては“性格俳優”として、映画にひっぱりだこでした。
《おもな出演作》
- 『ツインズ』(1988)・・・ヴィンセント役
- 『バットマン リターンズ』(1989)・・・ペンギン役
- 『ジュニア』(1994)・・・ラリー博士役
- 『L.A.コンフィデンシャル』(1997)・・・ゴシップ誌の記者役
ダニー・デヴィートの身長は147cm。188cmのシュワちゃんと並ぶと、ひときわ小さく見えます。ただ、圧倒的な存在感を放つ俳優さんです。
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