「飛んだら命を懸ける。それがパイロットだ」
ライバルたちの爽やかなやり取り。触れば火傷しそうなほどの無鉄砲ぶり。
若き飛行士たちの奮闘を描き、トム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた映画『トップガン』(1986)が地上波テレビ放送されます。
この記事では、『トップガン』のあらすじとキャラクターを相関図付きで解説。のちにスター俳優になったキャストたちをご紹介します。
- 『トップガン』(1986)の地上波テレビ放送(2024)はいつ?アメリカ空軍じゃない?
- 【どんな話?】『トップガン』(1986)あらすじ
- 【相関図】『トップガン』
- 【アイスマン役は誰?チャーリー役の女優は?】登場人物&キャスト
『トップガン』(1986)の地上波テレビ放送(2024)はいつ?アメリカ空軍じゃない?
『トップガン』は1986年のアメリカ映画。
エリートパイロット養成所【トップガン】に派遣された若きパイロットが成長してゆく姿を描く、航空アクション&青春映画です。
主人公マーヴェリックたちが所属するのは、アメリカ空軍ではなくアメリカ海軍。劇中に登場するF-14は、艦隊を爆撃機から守る戦闘機です。
映画『トップガン』概要 | |
---|---|
原題 | Top Gun |
ジャンル | 航空アクション、青春 |
上映時間 | 110分 |
監督 | トニー・スコット(『アンストッパブル』) |
音楽 | ハロルド・フォルターメイヤー、ジョルジオ・モロダー |
主題歌 | ケニー・ロギンス「Danger Zone」 |
出演 |
トム・クルーズ、ケリー・マクギリス、ヴァル・キルマー |
受賞歴 | アカデミー主題歌賞 受賞 |
レビューの平均評価(★5つ満点) |
フィルマークス:★★★★☆ 3.8 Yahoo!映画:★★★★☆ 3.9 Amazon:★★★★☆ 4.4 |
21:00 ~ 23:14
来週からは
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) November 1, 2024
2週連続「トップガン」✈️
トム・クルーズ主演
世界的大ヒットとなった傑作
『トップガン マーヴェリック』が
いよいよ地上波初放送🤩
その前に…第1作目を放送📺
配信では観られない
森川智之さんの声でお届けします✨
11月8日『トップガン』
11月15日『トップガン マーヴェリック』 pic.twitter.com/RuNvyVjt7c
(出典:アンク@金曜ロードショー公式 on X)
>>【2024年 放送予定】地上波テレビ映画の放映スケジュール一覧!
【どんな話?】『トップガン』(1986)あらすじ
>> 相関図へGo!
1969年3月3日。米海軍は、トップ1%のパイロットのためにエリート学校【トップガン】を設立します。
エリート・パイロット養成所【トップガン】に招かれたのが、パイロットのマーヴェリック(トム・クルーズ)と彼の相棒でレーダー迎撃士官のグース(アンソニー・エドワーズ)です。
2人はライバルとなるアイスマン(ヴァル・キルマー)やスライダー(リック・ロソヴィッチ)らとともに、厳しい飛行訓練や戦闘理論を学ぶことになります。
訓練開始前に催された士官パーティーで、マーヴェリックはひとりの女性を口説こうとします。しかし、彼女は【トップガン】で航空物理学を教える教官・チャーリー(ケリー・マクギリス)でした。
さて。戦闘機の実戦訓練がスタートします。自信まんまんのマーヴェリックは、敵機と衝突スレスレの接近飛行を見せます。教官のヴァイパー中佐は、マーヴェリックの協調性のなさに危うさを感じるのでした。
5週間に及ぶ【トップガン】での訓練が折り返し地点をむかえた頃、マーヴェリックたちの機体はジェット後流に巻き込まれて・・・・
【相関図】『トップガン』
《昔の『トップガン』 (1986年製作)相関図》
【アイスマン役は誰?チャーリー役の女優は?】登場人物&キャスト
『トップガン』に登場する海軍の軍人たちは、TACネーム(パイロットの愛称)で呼ばれます。この人物紹介では、TACネーム、本名、演じた俳優、声優の順番でご紹介してゆきます。
また、『トップガン』に登場する戦闘機F-14では、機体を操縦するパイロットとレーダーシステムの制御をおこなうレーダー迎撃士官(RIO)が、2人1組で乗りこみます。
【関連】『トップガン』初代の吹き替えは誰?森川版のブルーレイは購入できる?
マーヴェリック(ピート・ミッチェル)海軍大尉
演:トム・クルーズ/吹き替え:森川 智之(もりかわ ともゆき)
F-14の操縦士。
優秀だが無茶な操縦ばかり行ない、周囲をハラハラさせる。友情にはあつい。
チャーリー(シャーロット・ブラックウッド)
演:ケリー・マクギリス/吹き替え:安藤 麻吹(あんどう まぶきひらた)
トップガンの教官。宇宙物理学の博士で、民間から招かれて生徒を教えている。
教官とは知らないマーヴェリックから口説かれる。研究対象であるMiG-28と空中戦を行なったマーヴェリックに興味をもつ。
マーヴェリックの上司チャーリーを演じたのは、ケリー・マクギリス。
1985年の『刑事ジョン・ブック 目撃者』で宗教集団“アーミッシュ”の母親を演じ、注目されます。
Some well-known young actresses were considered for Maverick’s love interest, Charlie Blackwood, including Ally Sheedy, Brooke Shields and Debra Winger. Instead, after being impressed by her performance in Witness, the filmmakers hired Kelly McGillis.
— All The Right Movies (@ATRightMovies) May 18, 2024
9/45 pic.twitter.com/LJU127pw3h
(出典:All The Right Movies on X)
その他、レイプ事件を扱った『告発の行方』(1988)やベーブ・ルースの伝記映画『夢を生きた男/ザ・ベーブ』などに出演しています。
アイスマン(トム・カザンスキー)海軍大尉
声:ヴァル・キルマー/吹き替え:東地 宏樹(とうち ひろき)
マーヴェリックのライバルとなる、凄腕のパイロット。氷のように冷静でミスを犯さない。
アイスマンを演じたのは、ヴァル・キルマーです。
1984年のコメディ映画『トップ・シークレット』で映画デビュー。
How did you like Val Kilmer as Bruce Wayne in Batman Forever? pic.twitter.com/Lp4KBNyTun
— Batman Notes (@BatmanNotes) October 31, 2024
(出典:Batman Notes on X)
ロック・ミュージシャンの伝記映画『ドアーズ』(1991)では、抜群の歌声を披露。『バットマン フォーエヴァー』では主役を演じ、色気あるバットマン像を見せてくれました。
グース(ニック・ブラッドショウ)海軍中尉
声:アンソニー・エドワーズ/吹き替え:平田 広明(ひらた ひろあき)
Normalize calling Timberwolves’ Anthony Edwards “Goose” as opposed to “Ant”. pic.twitter.com/afRpHoSRSp
— Vaughn Fry (@VaughnFry) May 22, 2024
(出典:Vaughn Fry on X)
レーダー迎撃士官(RIO)で、マーヴェリックの親友。ピアノの弾き語りができる陽気な男で、プライベートでも行動をともにする。
マーヴェリックの親友グースを演じたのは、アンソニー・エドワーズ。
Premiering 30 years ago today, 'ER' was one of the most pivotal TV shows of the mid-'90s and early 2000s. From George Clooney to Anthony Edwards, see where the cast of the hit medical drama is now. https://t.co/sBif42sYns
— Entertainment Weekly (@EW) September 19, 2024
(出典: Entertainment Weekly on X、左から4番目がアンソニー・エドワーズ)
彼を語る上で欠かせないのが、医療ドラマ『ER 緊急救命室』。人気を博したこの医療ドラマで研修医マーク・グリーンを演じて、シーズン8まで出演しました。
スライダー(ロン・カーナー)海軍中尉
声:リック・ロソヴィッチ/吹き替え:山野井 仁(やまのい じん)
Rick Rossovich shares details in an exclusive interview about his character Slider's time as a commercial pilot after the events of the classic 1986 film, Top Gun.https://t.co/Cu5zPQnq31 pic.twitter.com/YoqDt83lmS
— Screen Rant (@screenrant) May 14, 2021
(出典:Screen Rant on X)
アイスマンとタッグを組む、レーダー迎撃士官(RIO)。喧嘩っ早く、マーヴェリックを挑発する。
キャロル・ブラッドショウ
演:メグ・ライアン/吹き替え:斎藤 恵理(さいとう えり
グースの妻。昔からグースやマーヴェリックを知っている。
キャロルを演じたのは、メグ・ライアン。
Meg Ryan's kids, Jack Quaid and Daisy True Ryan, are understandably embarrassed by this infamous "When Harry Met Sally" scene. https://t.co/G2OxJ4AMwX
— The List (@TheListDaily) October 21, 2024
(出典:The List on X)
『トップガン』で注目を浴びたのち、『恋人たちの予感』(1989)で大ブレイク。『めぐり逢えたら』や『ユー・ガット・メール』などでヒットを飛ばし、“ロマンティック・コメディの女王”と呼ばれました。
ヴァイパー(マイク・メットカーフ)海軍中佐
演:トム・スケリット/吹き替え:小川真司、佐々木睦
トップガンの教官。口ひげをたくわえている。抜群の操縦テクニックをもち、マーヴェリックの父の真相も知っている。
「ここは戦いを教える学校だ。2番になっても価値はない」
ジェスター(リック・ヘザーリー)海軍少佐
演:マイケル・アイアンサイド/吹き替え:土師 孝也(はし たかや)
トップガンの教官。訓練初日にトップガンの説明をし、訓練ではマーヴェリックに撃墜される。
クーガー(ビル・コーテル)
演:ジョン・ストックウェル/吹き替え:加瀬 康之(かせ やすゆき)
優秀なパイロットだが、インド洋上で敵機と戦闘を行なった際、パニックに陥り、マーヴェリックに救われる。限界を感じ、みずから退役する。
マーリン(サム・ウェルズ)
演:ティム・ロビンス/吹き替え:斉藤瑞樹、羽鳥佑
クーガーとタッグを組む、レーダー迎撃士官(RIO)。クーガーの除隊にともない、自身のトップガンは行きなくなったが・・・
マーリンを演じたのは、ティム・ロビンス。
1988年の『さよならゲーム』で、マイナーリーグの投手を演じて注目されます。
Director Frank Darabont, Morgan Freeman and Tim Robbins on the set of "Shawshank Redemption" (1994)#CinemaCinema pic.twitter.com/vK1JhJ73Ke
— BadProducer (@producer_bad) November 1, 2024
(出典:BadProducer on X)
『ジェイコブス・ラダー』や『ショート・カッツ』といった話題作に出演したのち、『ショーシャンクの空に』でエリート銀行員のアンディを演じ、映画ファンの心に刻まれる存在となりました。