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NHKで地上波放送!『ニュー・シネマ・パラダイス』あらすじ&完全版との違いも解説

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NHKで地上波放送!『ニュー・シネマ・パラダイス』あらすじ&完全版との違いも解説

涙なしには見れないイタリア映画の名作、『ニュー・シネマ・パラダイス』が地上波テレビ放送されます。この記事では、『ニュー・シネマ・パラダイス』の概要とあらすじをご紹介。

 

また、この作品には2時間弱の<インターナショナル版>と3時間ちかくの<完全版>があり、今回テレビ放送されるのは<インターナショナル版>となります。

 

<完全版>とどこが違うのかについても、解説したいと思います。なるべく、ネタバレはしません。

 

 

『ニュー・シネマ・パラダイス』の地上波テレビ放送はいつ?

 

 イタリア映画『ニュー・シネマ・パラダイス』の地上波放送は、2020年12月29日(火)。NHK総合にて。

 

24:25 ~ 26:30

 

(つまり、30日(水)の午前0:25 ~ 2:30 となります)

 

NHK 番組表 | 映画「ニュー・シネマ・パラダイス」<レターボックスサイズ>

 

 

映画『ニュー・シネマ・パラダイス』
原題 Nuovo Cinema Paradiso
製作年 1988年
製作国 イタリア、フランス
ジャンル 人間ドラマ
上映時間 インターナショナル版:124分、完全版:174分
監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽 エンニオ・モリコーネ
出演 フィリップ・ノワレ、サルヴァトーレ・カシオ(子役)

 『ニュー・シネマ・パラダイス』は、主人公・サルバトーレの半生を描いた人間ドラマ。仕事で成功した中年期を現在として、映画に魅せられた少年時代・青年期をノスタルジックに回想してゆきます。数多くの映画音楽を手がけてきたエンニオ・モリコーネの切ない旋律も、胸を打ちます。

 

今回テレビ放送されるのは、内容的には124分の<インターナショナル版>です。

 

  • 中年期のサルバトーレ・・・映画監督として成功したあと、故郷の村へ帰る
  • 少年時代のサルバトーレ・・・映写技師アルフレードとの交流
  • 青年期のサルバトーレ・・・初恋の相手・エレナとの燃えるような恋

 

このバージョンは特に少年時代に重きがおかれ、さびれた村の映画館を舞台に、人懐っこい少年と中年の映写技師の心の交流が描かれます。

 

 

関連:2020~2021年の年末年始に地上波放送される映画まとめ

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レターボックスサイズとは何?

 

Yahoo!の番組表には、『ニュー・シネマ・パラダイス』<レターボックスサイズ>という記載があります。最近、BSプレミアムシネマなどでよく見かける<レターボックスサイズ>。

 

これは、どういう意味でしょうか?

 

 

NHK『ニューシネマパラダイス』レターボックスサイズとは?

 

これは、作品の内容ではなくて、画面サイズに関する記載です。劇場用映画の画面サイズの比率(アスペクト比)は、16:9 です。これに対して、家庭用テレビのサイズ比率は、4:3 。劇場版のほうが、横長です。

 

横長の端っこの部分までテレビで映すために、あまった上下に黒い横帯が入る状態が「レターボックス」です。

 

 これに対して、テレビ画面いっぱいに映像をうつせるように、4:3の比率に収まらない部分をカットしたものが「スタンダードサイズ」となります。

(つまり、通常テレビで放送される映画は、端っこの部分がカットされており、劇場版とは違う映像が流れていることになります)

 

 

 

 

映画『ニュー・シネマ・パラダイス』あらすじ【ネタバレなし】

 

父のように慕い、親友のように接してくれた映写技師の訃報

 

ローマに住むサルバトーレ(愛称:トト)は、いまは映画監督として成功しています。彼のもとに、故郷の母から電話がかかってきます。

 

「アルフレードが亡くなったの」

 

アルフレードとは、サルバトーレが故郷の村にいた頃、父のように慕っていた映写技師です。サルバトーレはベッドの中で少年時代を思い出します・・・

 

 

第二次大戦後のイタリアのさびれた村。唯一の娯楽は映画だった!

 

・・・第二次大戦が終わってまもなくの、イタリア。

 

シチリア島にある小さな村では、教会の横にある映画館【パラダイス座】が唯一の娯楽施設でした。村民はこの映画館で、笑い、泣き、そしてラブシーンに興奮していたのです。

 

母と妹と暮らす少年・サルバトーレにとって、映画館はかっこうの遊び場所。サルバトーレは毎日のように映写室に潜りこんでは、映写技師のアルフレードに怒られていました。アルフレードは叱りながらも、人懐っこいサルバトーレが可愛くて仕方ありません。

 

やがてサルバトーレは見よう見まねで映写機の操作を覚え、アルフレードの仕事を手伝うようになります。

 

ところが、そんなある日のこと。映画の上映中、可燃性のフィルムが発火し、映画館は火事にまきこまれてしまい・・・

 

 

 

 Amazonプライムビデオでは、テレビで放送されるものと同じ内容の<インターナショナル版>が視聴できます。

 

また、動画サービスU-NEXT(ユーネクスト)では、<インターナショナル版>を高画質・高音質でデジタル編集したデジタル・レストア・バージョンを視聴できます。

 

 

エンニオ・モリコーネの名曲が高音質で聴けるのはデカい。何度もリピートしてしまいます。

 

ただし、どちらも字幕のみです。

 

 <インターナショナル版>と<完全版>の違いとは?

 

 映画『ニュー・シネマ・パラダイス』には、世界各国の劇場で公開されたバージョンの<インターナショナル版>(124分)と、それより50分ほど長い<完全版>(174分)があります。

 

(厳密にいうと、母国イタリアで劇場公開されたときの<オリジナル版>(155分)もありますが、このバージョンは日本では出回っていません)

 

  • インターナショナル版(124分)・・・各国の劇場で公開されたバージョン
  • 完全版(174分)・・・いわゆるディレクターズカット版
  • オリジナル版(155分)・・・イタリアで上映されたときのバージョン

 

 

 この作品のエンディングでは、どのバージョンでも主人公サルバトーレの半生がダイジェストで流れます。ところが、<インターナショナル版>では見覚えのないシーンが含まれています。これが、カットされている部分。

 

では、<完全版>ではどこがつけ足されているかというと、主にサルバトーレの恋のてん末です。

 

サルバトーレは、青年期にエレナという美しい女性と出会います。エレナにひと目ぼれしたサルバトーレが、彼女に猛アタックするのが青年期の大きなトピックとなります。<完全版>では、二人の恋愛のその後に、多くの時間が割かれます。

 

また、<インターナショナル版>では、サルバトーレと家族のやりとりは殆ど描かれません。このため、特に母マリアには冷たい印象を抱いてしまいます。<完全版>では母の秘められた優しさも描かれ、私はこれを知ったとき、涙が止まりませんでした。

 

 

完全オリジナル版には、日本語吹き替え音声も追加されています。

 

<インターナショナル版>を観たあとに<完全版>を観ると、びっくりするほど印象が変わってきます。

 

  • <インターナショナル版>は、サルバトーレと映写技師アルフレードとの年の離れた友情。
  • <完全版>は、サルバトーレと初恋の相手・エレナとの大・大・大恋愛。

 

まるで別の映画。まさに編集のマジック!!