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映画『オールウェイズ』あらすじ【ヘップバーン&スピルバーグの恋愛ファンタジー】

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映画『オールウェイズ』テレビ放送!【ヘップバーン&スピルバーグの恋愛ファンタジー】

「“生きてよかった”という喜びの心があるなら、あなたが得たものを次の人に渡すのよ」

 

胸が苦しくなる恋愛ファンタジー映画『オールウェイズ』が、テレビ放送されます。

この記事では、映画『オールウェイズ』のあらすじをご紹介。ネタバレは避けながら、その魅力を語ってゆきます。

映画『オールウェイズ』BSでのテレビ放送(2023)はいつ?

『オールウェイズ』は1989年のアメリカ映画。

事故でなくなった消防飛行士が“幽霊”となって恋人の前にあらわれますが、恋人は新たな人生を歩み出しており・・・という、せつない恋愛ファンタジーです。

映画『オールウェイズ』
原題 Always
製作 1989年
ジャンル 恋愛ファンタジー
上映時間 123分
監督 スティーヴン・スピルバーグ(『E.T.』)
出演

 リチャード・ドレイファス、ホリー・ハンター、オードリー・ヘプバーン

ローマの休日オードリー・ヘップバーンはメインキャストではなく、主人公を導く“天使”の役。ユニセフ親善大使として活動していたヘップバーンにとって、8年ぶりの映画出演であり、これが遺作でした。

映画『オールウェイズ』のテレビ放送は、2023年4月27日(木)。NHKのBSプレミアムの「BSシネマ」にて。
13:00 ~ 15:03

字幕スーパーでの放送です。

2023年3月現在、映画『オールウェイズ』はAmazonプライムビデオでも配信されています。

>> Amazonプライムビデオ『オールウェイズ』(字幕版)

映画『オールウェイズ』あらすじ【ヘップバーン&スピルバーグの恋愛ファンタジー】

ピート(リチャード・ドレイファス)は、森林火災の消防隊員。飛行機から“空中消火”するパイロットのひとりです。

恐いもの知らずピートは、管制官で恋人のドリンダ(ホリー・ハンター)の指示を無視して、怒られます。

 

同僚・アル(ジョン・グッドマン)は、ピートに提案をします。それは、パイロットを育てる教官になってくれ、というものでした。

ドリンダの「死んでほしくない」という言葉を受け、ピートは渋々、パイロットを引退することを決めます。

 

しかし、引退前のある日。

消火活動をしていたアルの飛行機に、炎が燃え移ります。ピートはアルを助けようとしますが、ピートの機体が引火。爆発で死んでしまいます。

▲クリックすると動画が読み込まれます。

気づくと、ピートは森の中にいました。ピートはハップ(オードリー・ヘップバーン)という女性と出会い、あるお願いをされます。

それは、パイロット養成学校に通う青年・テッド(ブラッド・ジョンソン)の“守護霊”となり、彼を見守ってほしい、という願いでした。

 

ピートは生前の恋人・ドリンダの前にあらわれますが、幽霊なので気づかれません。それどころか、テッドとドリンダが心を通わせるようになり・・・

映画『オールウェイズ』感想【切ない!目の前で恋人を口説かれる幽霊】

死んだ恋人が“幽霊”になって、現世に現れる(しかも合成ではなく、生身の俳優がそのまま演じている)。

設定はゴースト/ニューヨークの幻(1990)と酷似していますが、『オールウェイズ』のほうが先に公開されています。

 

でも、『ゴースト/ニューヨークの幻』とは決定的な違いがあります。

ピート(ドレイファス)は幽霊となったあと、恋人・ドリンダ(ハンター)にはずっと気づかれないまま。

 

若い青年に、自分との思い出を語るドリンダ。それを見守るしかないピート。
若い青年とイチャイチャし始めるドリンダ。それを見守るしかないピート。

地獄でしょ! ヘビの生殺しでしょ!

 

そんなピートに、天使のハップ(ヘップバーン)は告げます。

「“生きてよかった”という喜びの心があるなら、あなたが得たものを次の人に渡すのよ」

ドリンダの幸せを願うなら、いつまでも彼女の心を縛ってはいけない、と。

 

深い。

大女優ヘップバーンが語るセリフだけに、深い。