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『麗しのサブリナ』あらすじ&キャスト【ヘップバーンとハンフリー・ボガートの年齢差は?】

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『麗しのサブリナ』あらすじ&キャスト【ヘップバーンとハンフリー・ボガートの年齢差は?】

※この記事は、2023年11月に更新しました。

“永遠の妖精”・女優オードリー・ヘップバーンは、『ローマの休日』で一躍スターとなりました。しかし、このときはまだ新進女優。ヘップバーンの人気を不動のものとしたのが、次の主演作『麗しのサブリナ』です。

『麗しのサブリナ』は、NHKのBSプレミアムでテレビ放送されます。

この記事では、『麗しのサブリナ』の簡単なあらすじとキャスト、吹き替え版のDVDやブルーレイについてお伝えします。

映画『麗しのサブリナ』NHKのBSでのテレビ放送(2023)はいつ? ヘップバーンとの年齢差は?

『麗しのサブリナ』は、1954年に公開されたアメリカ映画。 お抱え運転手のひとり娘が、大金持ちの兄弟のあいだで心がゆれ動いてゆく、というラブ・ストーリーです。

映画『麗しのサブリナ』
原題 Sabrina
製作国 アメリカ
公開年 1954年
上映時間 113分
監督 ビリー・ワイルダー(『アパートの鍵貸します』)
脚本 ビリーワイルダー、アーネスト・レーマン他
出演 ハンフリー・ボガート、オードリー・ヘップバーン
映画『麗しのサブリナ』のテレビ放送は、2023年12月4日(月)。NHK BSの「BSシネマ」にて。
13:00 ~ 14:56

 

劇中、メインとなる3人の年齢は設定されていません。ただし、『麗しのサブリナ』の公開時の3人の年齢を見てゆくと・・・

  • サブリナ(運転手の娘)・・・オードリー・ヘップバーン(25歳)
  • ライナス(富豪のまじめな長男)・・・ハンフリー・ボガート(55歳)
  • デイビッド(富豪の次男、プレイボーイ)・・・ウィリアム・ホールデン(36歳)

 ヘップバーンとボガートの実年齢差は、30歳差!!

『麗しのサブリナ』あらすじ【渋い長男とプレイボーイの次男のあいだで揺れる三角関係】

サブリナ(オードリー・ヘップバーン)は、大富豪ララビー家のお抱え運転手のひとり娘。ララビー家のすぐ隣りに住んでいます。

ララビー家には、貿易会社を営む長男ライナス(ハンフリー・ボガート)、プレイボーイの次男デイビッド(ウィリアム・ホールデン)という兄弟がいました。

 

サブリナは次男デイビッドに片思いをしていましたが、デイビッドはサブリナのことなど眼中になし。傷ついたサブリナは排ガス自殺をしようとしますが、ライナスが助けてくれます。

 サブリナは心をリセット。女を磨くためパリに留学して、料理を学びます。

 

数か月後。

すっかり垢ぬけた美女となって、サブリナは帰国します。彼女の魅力に今さら気づいたデイビッドは、サブリナをパーティに誘います。デイビッドの父は、プレイボーイの次男にかんかん! 父とデイビッドは大げんかになります。

 

待ち合わせをすっぽかされたサブリナの相手をしたのが、長男のライナスでした・・・

ヘップバーンを取り合う兄弟を演じたのは?『麗しのサブリナ』キャスト&吹き替え声優

役名、キャスト、日本語吹き替え声優(DVD、ブルーレイなどのソフト版)をご紹介します。なお、NHK BS(=旧BSプレミアム)での放送は、字幕スーパーです。

サブリナ・フェアチャイルド

演:オードリー・ヘップバーン/吹き替え:池田 昌子(いけだ まさこ)

(出典:TaffettaCrafts on X)

大富豪ララビー家に使える運転手のひとり娘。

最初はララビー家の次男・デイビッドに恋していたが、長男・ライナスの渋さにひかれてゆく。

 

サブリナを演じたのは、“永遠の妖精”オードリー・ヘップバーン

ヘップバーンは、鼻が高いことや痩せていることに、コンプレックスを持っていたのだとか。高い鼻やとんがった耳に視線がいかないようにメイクを研究し、眉毛や目を強調するスタイルになったそうです。

ライナス・ララビー

演:ハンフリー・ボガート/吹き替え:久米 明(くめ あきら)

(出典:Classic Movie Hub on X)

ララビー家の長男。父の跡取りとなるべく、仕事に打ちこむ真面目な男。

弟のデイビッドに未練があるサブリナを遠ざけようとしていたが、やがて好意を持つ。

 

ライナスを演じたのは、アメリカの俳優ハンフリー・ボガート

40を越えて主演を張るようになった、遅咲きのスターです、影のあるたたずまいと大人の色気は、映画ファンを魅了しました。愛称は、「ボギー」。

『マルタの鷹』(1941)や『カサブランカ』(1942)など、誰もが知る名作に主演しています。

デイビッド・ララビー

演:ウィリアム・ホールデン/吹き替え:近藤 洋介

(出典:Commozioni.Arte on X)

ララビー家の次男。兄とは正反対のプレイボーイ。

銀行の頭取の娘・グレチェンに夢中で、サブリナのことは眼中になかった。しかし、パリに留学し、垢ぬけて帰ってきたサブリナに夢中になる。

 

デイビッドを演じたのは、アメリカの俳優ウィリアム・ホールデン

1950年代のドル箱スターで、『戦場にかける橋』(1957)や『ワイルドバンチ』(1969)、『タワーリング・インフェルノ』(1974)など数々のヒット作に出演しています。

『麗しのサブリナ』日本語吹き替え版のDVDやブルーレイはある?

市販されている『麗しのサブリナ』のDVDには、そんなに種類がありません。2006年にパラマウントから発売されたものが、いちばん新しい商品となります。

《おもな吹き替えの配役》

  • サブリナ(オードリー・ヘップバーン)・・・池田昌子
  • ライナス(ハンフリー・ボガート)・・・久米明
  • デイビッド(ウィリアム・ホールデン)・・・近藤洋介

『ローマの休日』 と同じく、池田昌子さんがヘップバーンの声をあてています。

 

ブルーレイで購入するなら、おすすめは2013年にパラマウントから発売された『オードリー・ヘプバーン ブルーレイ・タイムレス・コレクション』という商品。

『麗しのサブリナ』に加えて、ミュージカル映画『パリの恋人』も収録された2本セットです。高画質で、ヘップバーンのファッションやダンスも楽しめます。