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衝撃のラスト!ネタバレNGのどんでん返し映画おすすめ50選!定番のサスペンスから、隠れた名作まで

どんでん返し映画おすすめ50選!定番のサスペンスから、隠れた名作まで

辞書で調べると、どんでん返しとは「物語の筋が、意外な方向に逆転すること」と載っています。巧妙に張られた伏線。予想もつかないラスト。映画ファンはみんな、裏切られるのが大好きです。

 

定番のサスペンスから隠れた名作まで、新旧どんでん返し映画を集めてみました。

 

鮮やかなどんでん返し!定番サスペンスからSFまで 15本

 

まずは、定番中の定番から。映画ファンにはおなじみのどんでん返し映画から15本。

 

『ユージュアル・サスペクツ』(1995年) 

クリストファー・マッカリー脚本『ユージュアル・サスペクツ』

  コカインの取引現場が襲撃され、大量のコカインと現金が盗まれます。警察は、密輸船に乗っていたキントを尋問。キントは、事件の黒幕は、5人のチンピラに指令を出した“ゾゼ”という男だと証言します。ただ、誰も“ゾゼ”の顔さえ見たことがなく・・・

 

回想シーンを駆使したクリストファー・マッカリーの脚本が、超絶テクニカル。登場人物も観客も、みんな騙される!

 

『猿の惑星』(1968年) 

チャールトン・ヘストン主演『猿の惑星』

 地球から320光年のかなた。宇宙飛行士のタイラーが着いたのは、地球そっくりの惑星。しかし、そこでは言葉を話す猿たちが人間を支配していました・・・

 

SF映画の金字塔。続編やリメイクも作られたけど、コレが一番! 初めて見たときは眠れんかったよ。

 

『ファイト・クラブ』(1999年)

ブラッド・ピット主演『ファイト・クラブ』

 不眠症に悩まされ、人生に虚しさを感じていたジャック。そんな彼が、飛行機で相席した謎の男・タイラーと知り合います。タイラーに誘われ、地下で行なわれる秘密の集まり“ファイト・クラブ”に通うようになってから、ジャックの人生は一変して・・・

 

空虚さを抱える現代人に向けられた、強烈なメッセージ。驚いてるだけじゃダメだ。何かを感じ取れ!

 

『サイコ』(1960年)

 

 

 OLのマリオンは会社の金を持ち逃げしてしまいます。彼女は一夜の宿を求めて、町はずれの【ベイツ・モーテル】にやってきます。その宿は、管理人の青年ノーマンと年老いた母が経営していました・・・

 

“サスペンスの神様”アルフレッド・ヒッチコックのサイコ・スリラー。映画でびっくりしたかったら、まずはヒッチコック作品を見よ!

 

 

『キサラギ』(2007年)

古沢良太脚本『キサラギ』

都内某所のある部屋に、5人の男たちが集められます。彼らは、マイナーなアイドル・如月ミキのファンで、なくなった彼女を追悼するために集合したのでした。ところが、一人の男が「彼女は他殺だった」と発言したことから、5人は互いに不信の目を向けはじめ・・・

 

『コンフィデンスマンJP』の古沢良太が描くコメディタッチの推理劇。綿密に組み立てられたセリフが光ります。

 

『シャッター アイランド』(2009年)

レオナルド・ディカプリオ主演『シャッター・アイランド』

 周りを海に囲まれ、精神が崩壊した犯罪者ばかりを収容した島【シャッター・アイランド】。この島で、一人の女性患者が姿を消します。島を包む異様な雰囲気。怪しげな職員たち。連邦保安官のテディは、失踪事件の謎に挑みますが・・・

 

二度見してつじつま合わせをしたくなる程、手のこんだ物語。目の角度まで計算されている!

 

『真実の行方』(1996年)

リチャード・ギア主演『真実の行方』

シカゴの大司教が、多くの傷を負って殺されます。容疑者はまだ19歳の少年・アーロン。彼は、事件のときの記憶を失っています。弁護士のマーティンは、アーロンの弁護を引き受けますが・・・

 

野心に満ちた弁護士。キレやすい元・恋人の検事。すべての設定が、クライマックスに繋がります。役者さんの演技は、マジで鳥肌もの!

 

『アイデンティティー』(2003年)

ジョン・キューザック主演『アイデンティティ』

 嵐の夜、一軒のモーテルに11人の男女が閉じこめられます。一人、また一人と殺され、生き残った者たちは極限状態に追いこまれます。いっぽう。裁判所では、ある死刑囚の再審理が行われていました・・・

 

無関係だと思えた人物たちに共通点が見えたとき、戦慄が走ります。

 

 

『推定無罪』(1990年)

 

 

判事のラスティーは、仕事仲間の女性が殺された事件を担当することになります。しかし彼は、被害女性と愛人関係にあったことを周囲に隠していました。ついに関係がバレて、ラスティーは容疑者として逮捕されますが・・・

 

ハリソン・フォード演じる主人公が、外堀を埋められ、追いつめられてゆく姿にドキドキが止まりません。

 

『ゲーム』(1997年)

マイケル・ダグラス主演『ゲーム』

 大金持ちでありながら、私生活では友達も恋人もいなくて孤独なニコラス。誕生日のパーティーの席で、弟からカードをもらいます。それは、“あるゲーム”に参加できる権利を得られるカードでした・・・

 

どんでん返しには4~5つのパターンがありますが、これは想像の斜め上をゆきます。主人公の成長が描かれ、鋭いメッセージもこめられた完成度の高い作品。

 

『ピエロがお前を嘲笑う』(2014年)

 

 

数々のハッキング事件を起こし、国際指名手犯となっていた天才ハッカーのベンヤミンが逮捕されます。ベンヤミンはこれまでの経緯を自供しますが、つじつまの合わない証言に捜査官たちは翻弄され・・・

 

ドイツのサスペンス。ネット世界でのやりとりを“地下鉄”に見立てて表現するという、アイディアの勝利。

 

『ゴーン・ガール』(2014年)

デビッド・フィンチャー監督『ゴーン・ガール』

  人もうらやむような幸せな結婚生活を送っていたはずの、ニックとエイミー。しかし、エイミーは突然姿を消し、キッチンには大量の血が・・・夫のニックは疑いをかけられながらも、エイミーの行方を探しますが・・・

 

『セブン』『ファイト・クラブ』のデビッド・フィンチャー監督。中盤から一気にテンポアップして、加速する心理描写はさすが。

 

『グランド・イリュージョン』(2013年)

ジェシー・アイゼンバーグ主演『グランド・イリュージョン』

一流マジシャンであるアトラスは、“4ホースメン”というマジック集団を組織して、マジックショーを行ないます。ショーでは、ラスベガスにいたままパリの銀行から大金を奪ってみせます。FBI捜査官のディランは、マジック集団のメンバーを捕まえて尋問しますが・・・

 

大がかりな手品とアクション。映像トリックもわかりやすいエンターテインメント!

 

『クライング・ゲーム』(1992年)

 

 

IRA(アイルランド共和軍)のファーガスは、アジトに幽閉された黒人兵士ジョディの見張り役を任されます。2人は親しくなりますが、ジョディは不運な事故で死んでいまします。ファーガスは、ジョディの恋人のもとを訪ねますが・・・

 

アイルランドの社会問題にさらっと触れながら、センスあふれる恋愛映画でもあります。映像的インパクトは、一番デカいかも。

 

『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』(2003年)

アラン・パーカー主演『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』

 死刑制度に反対し、熱心な運動も行なっていた大学教授のデビッドは、女性をレイプした罪で逮捕されます。死刑を宣告され、執行まであと3日。デビッドは、雑誌記者のビッツィーから独占取材を受けることになります。話を聞くうち、ビッツィーはデビッドが冤罪ではないかと疑いはじめ・・・

 

監督は、『ミシシッピー・バーニング』のアラン・パーカー。社会派監督らしい硬派なサスペンスです。

 

衝撃のホラー映画 10本

 

グロいのが苦手な方のために、「怖くないホラー」と「怖~いホラー」に分けてご紹介します。最初の5本は、そこまで怖くありません。あとの5本はグロまたはエグい描写あり。

 

 まずは怖がりの人でも見られる、《怖くないホラー》から。

 

『シックス・センス』(1999年)

M・ナイト・シャマラン監督『シックス・センス』

 小児精神科医のマルコムは長年、子供たちの心の病の治療にあたってきました。しかし、10年前に治療した少年のカウンセリングに失敗した経験がありました。彼は、今回は8歳の少年コールを診察します。コールは、霊感が強すぎることに悩んでいました・・・

 

観客を驚かすことが大好きな、M・ナイト・シャマラン監督の出世作。抜群のストーリーテリングで、大ヒットした新感覚ホラーです。

 

 

 『ミスト』(2007年)

フランク・ダラボン監督『ミスト』
 嵐の次の日。のどかな田舎町は、正体不明の霧(きり)に包まれます。スーパーに買い出しに出かけたデビッドと息子のビリーは、店内に閉じこめられてしまいます。霧の中に怪物がいると知った人々は、次第に理性を失い始めて・・・

 

ホラー作家S・キングの短編を、『ショーシャンクの空に』のフランク・タラボン監督が映像化。原作をも上回る衝撃のラスト!

 

『エスター』(2009年)

ジャウム・コレット=セラ監督『エスター』
ケイトとジョン夫妻は、流産で子供を失くしたばかり。悲しみを癒すため、2人は養子をとることに決めます。孤児院を訪れた夫妻は、可愛らしい9歳の少女を迎え入れますが・・・

 

ホラー専門の製作会社【ダーク・キャッスル・エンターテインメント】の代表作。二度と忘れられない衝撃を与えてくれます。

 

『ゲット・アウト』(2017年) 

ジョーダン・ピール監督『ゲット・アウト』

黒人の写真家・クリスは、白人の彼女・ローズの家に招待されます。過剰なまでに歓迎されたクリスですが、黒人の使用人がいることに違和感を感じます。次の日。パーティーに出席したクリスが、黒人の若者を撮影しようとすると・・・

 

“人種差別”さえ伏線にしてしまう脚本が秀逸。ホラーに社会的なテーマを盛りこんだ意欲作。

 

 『アザーズ』(2001年) 

 

 第二次大戦末期のイギリスの小さな島。グレースはだだっ広い屋敷に、色素の病気をもつ娘と息子の3人で暮らしていました。夫は戦争からまだ帰りません。そこへ、使用人になりたいと、3人の訪問者が現れます。その時から、屋敷では怪奇現象が起きはじめ・・・

 

スペインの天才アレハンドロ・アメナーバル監督のゴシック・ホラー。映像も主演のニコール・キッドマンも美しすぎる。

 

 

⇩ ここより下は、《怖いホラー》。閲覧注意! 

 

『エンゼル・ハート』(1987年)

ミッキー・ローク主演『エンゼル・ハート』
 私立探偵のハリーは、謎の紳士ルイから依頼を受けます。依頼内容は、失踪した歌手ジョニーの行方を探すことでした。ジョニーが入院していた病院を訪れたハリーは、彼が転院したという説明を受けます。しかし、何かがおかしい! ハリーは違和感を覚えて・・・

 

おどろおどろしい雰囲気ながら、映像美もあるオカルト・ミステリー。

 

 

『マジック』(1978年)

 

売れない手品師のコーキーは腹話術を使ったマジックをして、人気者になります。敏腕マネージャーの勧めで、コーキーにテレビショーへの出演が決まりかけます。しかし、コーキーは不安になってー、田舎に逃げ帰ってしまいます。それでも、マネージャーはしつこく追いかけてきて・・・

 

主演は、『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンス。狂気じみた演技が怖え~。子供のときに見たら、トラウマになるよ。

 

『ソウ』(2004年)

 

ジェームズ・ワン監督『ソウ』

 古びたバスルームで目を覚ました、ゴードンとアダム。足には鎖が巻かれ、床には死体が転がっています。まったく状況がわからない2人は、部屋に残されたアイテムからヒントを探ろうとします。テープ。タバコ。一発の銃弾。携帯電話。ノコギリ。やがて、2人は恐ろしい指令を受けて・・・

 

限定された空間で、人間の極限状態を描く【シチュエーション・スリラー】の代表作。

 

『ゾンゲリア』(1981年)

 

 

ニューイングランドの田舎町【ポッターズブラフ】。この町で、旅行者が次々と不可解な死を遂げます。保安官のダンは捜査を始めますが、葬儀屋も学校の校長も、おかしな反応を示します。やがてダンは、周囲の人間に疑惑の目を向けますが・・・・

 

冒頭から、容赦ない残酷描写。それを補って余りある意表の展開! 『エイリアン』の特殊効果を担当したダン・オバノンの美術も見どころ。

 

『サスペリアPART2』(1975年)

 

 

女予言者のヘルガ・ウルマンは、講演会のあとで何者かに襲われます。作曲家のマークは、彼女が襲われる瞬間をたまたま見ていました。マークは急いで駆けつけますが、窓の外からコートを着た男が逃げてゆくのが見え・・・

 

ホラーの巨匠ダリオ・アルジェントの挑戦的なトリック。美しいが怖い。“PART2”と付いてますが、1977年の『サスペリア』のほうが後に作られています。まったくの別作品で、両者に物語的なつながりはありません。

 

 

古典の名作! 白黒映画 5本

 

どんでん返し映画の多くは、古典の名作のアイディアを発展させたもの。昔の映画のほうが話がシンプルなので、より驚きを味わえます。

 

『情婦』(1957年)

 

 

 老弁護士のウィルフリッドは、未亡人殺しの容疑をかけられたレナードから弁護依頼を受けます。彼のアリバイを証言してくれるのは、妻のクリスチーネだけ。状況は極めて不利。それでもウィルフリッドは、弁護を引き受けますが・・・

 

“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーの短編を、『アパートの鍵貸します』のビリー・ワイルダーが映像化。映画を面白くするのは脚本である、と痛感させられます。

 

『穴』(1960年)

 

 

警備が厳しいパリのラ・サンテ刑務所。4人の男が収監された牢獄に、ガスパールという新入りの青年がやってきます。4人は前々から脱獄計画を考えており、ガスパールを仲間に加えようとしますが・・・

 

ただ穴を掘ってるだけなのに、なぜこんなにドキドキしてしまうのか? カッコよすぎる漢たち。スタイリッシュな映像。刑務所映画の最高峰!

 

 

『何がジェーンに起こったのか?』(1962年)

 

 

かつて人気子役だったジェーンも、大人になって仕事を失っていました。いっぽう。子どもの頃は妹の影に隠れていた姉のブランチは人気女優となり、立場は逆転。そんなころ、二人の間に痛ましい交通事故が起こります。姉妹は表舞台から消え、二人だけで暮らすようになりますが・・・

 

B・デイビス、J・クロフォードという二大女優が見せる、戦慄のサイコ・サスペンス。あまりに濃密なので、見た後はげっそりします。ダイエットにぴったりだね。

 

『バニー・レークは行方不明』(1965年)

 

オットー・プレミンジャー監督『バニーレークは行方不明』

シングルマザーのアンは、兄の紹介で、娘のバニーを保育園に預けます。 アパートでひと息ついてからアンが保育園に行くと、娘の姿はどこにもありません。警察に通報し、バニーの写真を見せようとするアンでしたが・・・

 

伏線の張り方。ヒロインが追いつめれてゆく状況づくり。すべてが巧い!

 

『回転』(1961年)

 

田舎町の古いお屋敷へ、家庭教師として招かれたミス・ギデンズ。そこには、幼い兄妹とメイドが暮らしていました。しかし、屋敷で暮らすうち、ミス・ギデンズはおかしなものを見るようになります。いるはずのない男。いるはずのない黒服の女。怪奇現象の謎に挑むギデンズでしたが・・・

 

繊細で美しい画面に、フッととび出るショッキング映像。子役たちの演技も神がかってます。そんな芝居が上手いと、ろくな大人にならないぞ!

 

 

ずば抜けた作家性!韓国映画 5本

 

ここ10年ぐらい、躍進が著しい韓国映画。クセが強くて観る人を選びますが、ドハマりする可能性も大。

 

『母なる証明』(2009年)

ポン・ジュノ監督『母なる証明』

 若くして夫をなくしたヘジャは、知的障害のある息子トジュンと暮らしていました。そんなある日。街で殺人事件が起こり、トジュンが第一容疑者となってしまいますが・・・

 

『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞に輝いた、ポン・ジュノの傑作サスペンス。我が子を守ろうとする母の執念には、凄まじいものがあります。

 

『殺人の告白』(2012年)

パク・シフ主演『殺人の告白』

 15年前に世間を騒がせた殺人事件の時効が成立したあと。イ・ドゥソクという男が犯人だと告白し、暴露本を出版します。男はルックスの良さもあり、人気者となりますが・・・

 

「許せねえ。だけどイケメンだし・・・」

観客の心理を操るストーリーテリングが素晴らしい。刑事と犯人の心理戦、追いつ追われつのカーチェイスも見逃せません。

 ⇨ 日本では、藤原竜也 主演で『22年目の告白-私が殺人犯です-』としてリメイク。日本版には、アクション要素はなくなっています。

 

『箪笥』(2003年)

 

 

ソウル郊外の一軒家。ずっと病院に入院していたスミとスヨンという姉妹が、実家に戻ってきます。出迎えたのは、継母でした。スミはどうしても継母が好きになれません。やがて、家の中で怪奇現象が起こるようになり・・・

 

敵意をむき出しにする継母とスミの、情念のぶつかり合いが凄い! 情緒的な美しさと物悲しさが余韻を残す秀作ホラー。

 

『沈黙、愛』(2017年)

パク・シネ出演『沈黙、愛』

実業家イムの恋人が殺され、彼の娘が容疑者となります。イムは女弁護士ヘジュンを雇い、検察と全面対決。やがて、事件を盗撮した青年が現れ・・・

 

「人物の描き方が浅い」

 なんて生意気なことを思ってたら、それも計算だったとは! この手のタイプでは珍しい癒しのサスペンス。

 

『search/サーチ』(2018年)

ジョンチョー主演『search/サーチ』

  デビッドの娘で、女子高生のマーゴットが姿を消します。家出か誘拐かもわからず、37時間が経過。デビッドは手がかりを求めて、娘のPCを開きます。Twitter。Facebook。インスタグラム。そこには、父が見たことのない娘の姿が映っていました・・・

 

ほぼパソコン画面だけで構成されているのは、斬新。画面に動きが少ないので、やや退屈に感じる人もいるかも。

 

 隠れた名作!マイナーなどんでん返し映画 15本

 

定番ではないものの、ぜひ観てほしい15本。全部知ってたあなたは、映画通!

 

『オープン・ユア・アイズ』(1997年)

 

 

イケメンで金持ち。女性にもモテて、人生を謳歌していた青年セル。そんな彼が交通事故に遭ったことで、人生が一変します。顔は醜く変形し、恋人からも見放されてしまいます。セルは、手術で失った人生を取り戻そうとしますが・・・

 

脚本・音楽・演出すべて一人でこなしたアレハンドロ・アメナーバル。スペインの天才監督の才能を見せつけられます。

⇨ トム・クルーズ主演で『バニラ・スカイ』としてリメイクされていますが、オリジナルのほうが断然いい。

 

 『閉ざされた森』(2003年)

ジョン・マクティアナン監督『閉ざされた森』

パナマの森林地帯。ある夜。訓練中のレンジャー隊員7人が消息を絶ちます。3人が生還しますが、彼らはなぜか撃ち合いをして、1人は死んでしまいます。隊員たちに何が起こったのか? 軍の上官であるオズボーン大尉は、生存者に尋問しますが・・・

 

二転三転どころか四転五転するストーリー。よ~く見てないと、顔を名前が一致せず終わってしまうかも。

 

『ブラジルからきた少年』(1978年)

 

 

 元・ナチスのメンゲレは、2年半のうちに65歳の94人の公務員を始末するという奇妙な計画を立てます。ナチスの残党を追っていたリーベルマン教授は、いち早くこの動きを察知。メンゲレの計画を阻止しようとしますが・・・

 

日本未公開のサスペンス。中盤辺りからじわじわ違和感に気づき・・・背筋がゾっとします。

 

『インサイド・マン』(2006年)

スパイクリー監督『インサイドマン』

 銀行強盗がマンハッタンの銀行を襲い、客や従業員を人質にとります。NY市警のフレイジャーは犯人に呼びかけますが、犯人たちは警察をはぐらかします。事件を聞きつけた銀行の取締役は、弁護士を呼んで交渉させますが・・・

 

知的な社会派サスペンス。想像力をかき立てる終わり方が上品。何でも説明を求める人には向かないかも。

 

『迷宮の女』(2003年)

 

 

パリの繁華街で、不可解な殺人事件が起こります。被害者に共通点はなく、事件は迷宮入りします。そんなとき、心理カウンセラーのブレナックの元に、ひとりの女性が預けられます。彼女は容疑者だというのですが・・・

 

フランス映画。ギリシャ神話になぞらえたモチーフ。転がるサイコロ。とにかく見せ方が巧い。点と点が線になってゆくラストは必見!

 

『愛してる、愛してない』(2002年) 

オドレイ・トトゥ主演『愛してる、愛してない』

 美術学校に通うアンジェリクは、外科医のロイックと不倫中。ロイックが、奥さんと別れるのも時間の問題と思われましたが・・・

 

ぶったまげて、「怖え~」となること間違いなし。『アメリ』のオドレイ・トトゥ主演の驚愕サスペンス。

 

『女神は二度微笑む』(2012年)

 

 

 妊婦のヴィディヤは、失踪した夫を探してコルカタ(=旧カルカッタ)にやってきます。しかし、職場を訪れても、宿泊先を訪れても、誰も夫のことを知りません。やがて、夫に似た男の存在が浮かび上がり・・・

 

インドの本格派サスペンス。綿密に張られた伏線。主演女優のツラ構えがええわ。これは面白い!

 

 

『ラッキーナンバー7』(2006年)

 

 

浮気されて、仕事もクビ。最悪の1日を過ごしたスレヴンは、友人と間違われてマフィアのボスの元へ誘拐されます。お金に困っていたスレヴンは、ボスから交換条件を持ちかけられます。敵対するギャングの息子の始末すれば、大金をやるというのですが・・・

 

ジョシュ・ハートネット、ルーシー・リューら、豪華スターが共演。お洒落なクライム・サスペンス。

 

『プリズナーズ』(2013年)

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『プリズナーズ』

ペンシルベニア州の田舎町。工務店を営むケラーの娘アナと、バーチ家の娘ジョイが失踪します。警察は、容疑者の青年アレックスを尋問しますが、証拠不十分で解放します。不満を募らせたケラーはアレックスを監禁し、口を割らせようとしますが・・・

 

2時間半という長さが気になるものの、極限の緊張感が続く演出に感服。タイトルの『プリズナー』(囚人たち)が複数形になっているのは、どうしてか? 映画を観終わってから、しみじみと意味が伝わってきます。

 

『ミッション:8ミニッツ』(2011年)

ダンカン・ジョーンズ監督『ミッション:8ミニッツ』

 シカゴ行きの通勤列車が爆発され、乗客全員が死亡します。アメリカ軍のスティーヴンス大尉は、特別な指令が与えられます。それは、「犠牲者たちが亡くなる8分前の意識に入りこみ、爆破の犯人を見つけ出す」というものでした・・・

 

乗客たちの8分間を何度も体感し、真相に迫ってゆくリバースムービー。SF的なアイディアと犯人探しが組み合わさった、見事なシナリオ。

 

『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』(2016年)

 

 

実業家のドリアは、不倫相手の殺害容疑で起訴されます。そんな彼のもとに、敏腕弁護士のグッドマンが訪ねてきます。法廷で審理が始まるまで、あと3時間。2人は、検察側の追及に反論するため、事件の再検証を始めますが・・・

 

スペイン映画。ミスリードのさせ方が抜群に上手い。疑われる男と、弁護する男。密室で行われる2人の会話の緊張感、目の演技に見入ってしまいます。

 

 

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(2012年)

アン・リー監督『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』

 インドで生まれた少年パイの父は、動物園を経営していました。一家はカナダへの移住を決め、動物も一緒に貨物船に乗りますが、嵐に遭って沈没。パイと動物たちは、小さなボートに取り残され・・・

 

この映画の宣伝から、誰も物語上の大きな仕かけがあるとは気づかないはず。イマジネーション溢れる映像も美しい。地味な印象で損してる。“物語を信じる素晴らしさ”を教えてくれる佳作です。

 

『ロスト・ボディ』(2013年)

オリオル・パウロ監督『ロスト・ボディ』

 死体安置所ではたらく警備員がパニック状態になり、トラックに轢かれてしまいます。そのころ。安置所からはマイカという女性の遺体が消えていました。警察は、マイカの夫を調べますが・・・

 

監督はオリオル・パウロ。『インビジブルゲスト 悪魔の証明』と同じ人です。音程を外さないカラオケのように、丁寧に積み上げられた伏線。ホントに上手い台本だ。

 

 

『瞳の奥の秘密』(2009年)

 

 

刑事裁判所に退職したベンハミンは、25年前の事件をもとに小説を書き始めます。当時の関係者に話を聞くうち、ベンハミンは秘められた真実に気づき・・・

 

アルゼンチン映画。軍事政権という政治的背景。国民を沸かせたサッカーのスタジアム。上司に対する秘めた恋心・・・ある程度、人生経験を経た人にこそ良さがわかる作品。

『シークレット・アイズ』として、ハリウッド・リメイク。

 

 

『アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち』(2014年)

 

ケイト・ベッキンセイル主演『アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち』

19世紀末のイギリスの精神病院。新米の精神科医・エドワードは、そこで行われていた画期的な治療に驚きます。それは、妄想を肯定することで、精神病患者を快復させようというものでした・・・

 

推理作家エドガー・アラン・ポーの短編を映画化。「正常か異常か? どっちが正しいのか?」という問いかけから始まり、丁寧にオチまで運んでくれます。気品が漂うミステリー。