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Netflix『スペンサー・コンフィデンシャル』感想!アクションコメディ?犯罪サスペンス?どっちよ?

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スペンサー・コンフィデンシャルのあらすじ

くたびれたおっさんのように見えて、実はマッチョ。脱いでもスゴい俳優マーク・ウォールバーグ。彼の最新映画『スペンサー・コンフィデンシャル』の配信が始まりました。

 

Netflix映画『スペンサー・コンフィデンシャル』の概要

 

『スペンサー・コンフィデンシャル』は、2020年に配信開始されたアクション・コメディ映画。ハードボイルド小説が原作です。

 

スペンサー・コンフィデンシャル
原題 Spenser Confidential
製作国 アメリカ
配信開始 2020年
上映時間 110分
監督 ピーター・バーグ
脚本 ショーン・オキーフ、ブライアン・ヘルゲランド
出演 マーク・ウォールバーグ、ウィンストン・デューク

 

強引な手段もとっちゃう元・警官が、政治家も巻きこんだ警察組織の闇にいどむ、というお話。アクションですが、メインは肉弾戦。筋肉と筋肉がぶつかる!

 

動画配信サービスNetflixのみで、視聴できます。

 

 

監督は、『バトルシップ』『ハンコック』のピーター・バーグです。

 

 

アクション映画『スペンサー・コンフィデンシャル』のあらすじとレビュー

 

 簡単なあらすじ

 

スペンサーは正義感が強くて、ときに強引な手法をとる警官でした。あるとき、知り合いの女性・グロリアがギャングに殺されてしまいます。ところが、なぜか事件はまともに捜査されずにお蔵入りとなってしまいます。

 

スペンサーは上司のボイラン警部補を問い詰め、ぼっこぼこに殴ってしまいます(そこまでやらんでも)。スペンサーは逮捕され、5年も服役することになります。

 

出所後。

 

奥さんが怖いスペンサーは自宅に戻らず、仲の良いヘンリー爺さんの家に泊めてもらいます。そこで出会ったのは、格闘家志望のホークでした。

 

ある日のこと。

 

驚きのニュースが飛びこんできます。ボイラン警部補が殺されたというのです。

 

「あっ! おいらがボコった元・上司が!」

 

それだけではありません。元・同僚のグレアムが拳銃で自殺したという事件まで起こってしまいます。ニュース映像で、悲しむグレアムの奥さんを見たスペンサー。

 

「うおぉぉっ!! 何かしてあげねば!」

 

スペンサーはグレアムの奥さんの元へ急ぎます。やがて、スペンサーは知ることになります。警察内部に、汚職政治家もからむ巨大な闇がひそんでいることに・・・

 

 

 ウォールバーグは“デカく”て、犬が好き!

 

わたしが大学で映画サークルに入ってたころ。彼の主演作『ブギーナイツ』を見た女の子が、興奮して話しかけてきました。

 (⇦ これは、ポルノ業界を描いた作品で、マーク・ウォールバーグは“男優”役で出演していました)

 

「あのデッカイの見た? 女として生まれたからには、いちどお相手願いたいわ~」

 

それ以来、「ウォールバーグ=デカい人」という目で、この俳優さんを見ています。

 

 

そんなウォールバーグ、実は犬が好きです。しょっちゅう飼ってる犬のことをツイートしてます。

 

 『スペンサー・コンフィデンシャル』の主人公・スペンサーも、犬好き。ウォールバーグはプロデューサーも兼ねてるので、「犬好きキャラにしておくれ」と頼んだんでしょうな。

 

 

 

 

 

アクションコメディ?犯罪サスペンス?どっちよ?

 

脱線しました。映画の感想です。

 

ウォールバーグは、ボクシング映画『ザ・ファイター』で鍛えられた肉体を見せています。この映画でも、バッキバキの肉弾戦を見せてくれます。

 

このCG全盛の時代に、こんな殴り合いを見せてくれる作品もないんじゃないかな。

 

“漢(おとこ)は、拳と拳で語り合うんじゃ!”

 

という熱いメッセージが聞こえてきそうな、原始的バトル! これでこそアクション! 胸が熱うなります。

 

 

で、肝心の物語なのですが、コメディなのか犯罪サスペンスなのか、はっきりしません。

 

脚本家のクレジットに、 ブライアン・ヘルゲランドという名前があります。この人は、『L.A.コンフィデンシャル』『ミスティック・リバー』など、傑作の犯罪サスペンスの脚本家。

 

もう一人。 ショーン・オキーフという人は、ヴィン・ディーゼル主演の『ワールズ・モースト・ウォンテッド(仮題)』の脚本を執筆してるとか・・・

 

つまり、犯罪サスペンスの得意な人、アクション&コメディの得意な人。二人の脚本家のいい所どりしようとしたのでしょうが、うまくいってない印象です。

 

水と油がまざらないまま、終わってしまう感じ。映画全体の雰囲気がどっちつかずなんですね。コメディなのかシリアスなのか。どっちかに振り切ったほうが面白かった。

 

 

たとえば、スペンサーたちがまさに黒幕を追い詰めているとき。手に汗にぎる場面で、恐妻家の奥さんがジョークを言います。しかも、下ネタ。敵に誘拐されていた仲間に、

「ケツから入れられたりしなかった?」

 

(タイミングは)ここじゃないだろ! スベっとるし。

 

言うなら、ラスボスを倒して、みんなが感傷に浸ってる時に、お口直しに言うべきだろ!

 

 

でもですね。キャラクターがみんな立ってて、楽しかった。

・困ってる人を見捨てられず、つい首をつっこむ(すぐ人を殴る)スペンサー。

・ガタイがよくてパンチ力もあるのに、印象に残らない(?)ホーク。

・ひ弱なお爺ちゃんなのに、なぜか頼りにされてるヘンリー。

・食堂のトイレで行為を強制する、恐妻シシー。

 

 

奥さん役のイライザ・シュレシンガーは、初めて見たんですが、強烈。この人、コメディアンなんですね。


Netflixで、『イライザ・シュレシンガーのベール反対!』というスタンドアップ・コメディの舞台も観ることができますよ。テレビでは放送できない内容です。

 

 

・・・あれ、なんかもう一度、観たくなってきた。