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『キングコング:髑髏島の巨神』地上波放送!声優と昔のシリーズとの比較

『キングコング:髑髏島の巨神』地上波放送!声優と昔のシリーズとの比較

『キングコング:髑髏島の巨神』が地上波放送されます。この作品は、ゴジラとキングコングを共通の世界観で描く“モンスターバース”シリーズの2作目にあたります。また、キングコングの登場映画としては8作目にあたります。

 

この記事では、『キングコング:髑髏島の巨神』と吹き替え声優、昔のキングコング映画についてお伝えします。

 

『キングコング:髑髏島の巨神』地上波テレビ放送(2020)はノーカット?

 

 『キングコング:髑髏島の巨神』の地上波テレビ放送は、2020年6月27日()。フジテレビ系列「土曜プレミアム」にて。

 

21:00 ~ 23:10

 

『キングコング:髑髏島の巨神』が劇場公開されたのは、2017年。上映時間は、118分でした。今回の「土曜プレミアム」の放送枠はCMをのぞくと110分程なので、8分前後のカットが予想されます。

 

 

『キングコング:髑髏島の巨神』あらすじ

 

 1944年。太平洋戦争中。アメリカ陸軍のパイロット・マーロウは、日本の零(ゼロ)戦と対決。戦闘機は、とある島に墜落します。そこでマーロウが見たものは、巨大なゴリラのような生物でした。

 

1973年。古代生物を研究する機関「モナーク」の地質学者ランダは、南太平洋沖の島にやってきます。そこは髑髏島(どくろとう)と呼ばれる、幻の島でした。

 

一行は船で島の近くまでやってきますが、暴風雨に襲われます。調査隊のメンバーたちは数機のヘリコプターにわかれて、島をめざします。すると、陸軍のパッカード大佐は、ヘリコプターからの攻撃を命令。島に爆弾を落とし、反応がないか確かめようとします。

 

 

 これに怒ったのが、巨大な猿・キングコングでした。突如あらわれたキングコングは、ヘリコプター部隊に応戦! ヘリは次々と墜落し、調査隊のメンバーも散り散りになってしまいます。

 

合流をめざすメンバーが島で見たものは、異様な光景。おびただしい数のガイコツ、岩に刻まれた巨大な手の跡、そして、未知なる巨大生物だったのです・・・

 

 

 

『キングコング:髑髏島の巨神』登場人物と吹き替え声優

 

 『キングコング:髑髏島の巨神』の吹き替えに関しては、「声優がひどい」という意見もあります。一部プロの声優ではないタレントの方が担当しているためでしょうが、個人的には気になりません。

 

 

コンラッド

 トム・ヒルドストン/GACKT

 

イギリスの特殊部隊SASの元・大尉。現在は、南ベトナムで傭兵として働いている。ジャングルでのサバイバル能力に優れることから、ランダたち調査隊の案内役を頼まれることに・・・

 

コンラッドを演じるトム・ヒルドストンの代表作は、マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズ。主人公ソーの野心的な弟・ロキを演じています。

 

ウィーバー

ブリー・ラーソン/佐々木 希(ささき のぞみ)

 

女性の戦場カメラマン。最初の頃は、キングコングを恐ろしい怪物として怖れていたが・・・

 

ウィーバーを演じるブリーラーソンは、アメリカの歌手&女優。母子が監禁される映画『ルーム』でアカデミー主演女優賞を受賞し、『キャプテン・マーベル』でも主役を演じています。

 

ランダ

ジョン・グッドマン/石住 昭彦(いしずみ あきひこ)

 

古代生物を研究する秘密機関「モナーク」の地質学者。地球は中身は空洞である、という地球空洞説を信じている。髑髏島(どくろとう)に巨大生物がいると証明するため、調査チームを編成する。

 

パッカード大佐

サミュエル・L・ジャクソン/手塚 秀彰(てづか ひであき)

 

アメリカ陸軍のヘリコプター部隊の指揮官。キングコングにヘリを撃墜されたため、恨みを抱くようになる。

 

マーロウ

ジョン・C・ライリー/石田 圭祐(いしだ けいすけ)

 

元・陸軍のパイロット。第二次大戦中に髑髏島(どくろとう)に不時着して以来、島で日本兵とともに暮らしていた。

 

グンペイ

 MIYAVI(ミヤビ)

 

日本人。元・零戦(ゼロせん)のパイロット。戦争中、マーロウの戦闘機と撃ち合いになり、髑髏島(どくろとう)に不時着。マーロウとともに島に住んでいた。

 

グンペイを演じるMIYAVIは、日本人のギタリスト&俳優。アンジェリーナ・ジョリー監督『不屈の男:アンブロークン』では、捕虜に暴力をふるう日本人の伍長を演じています。

 

キング・コングが登場する昔の映画シリーズ

 

キング・コングは、アメリカで古くから親しまれている怪獣です。もともとは映画監督メリアン・C・クーパーが創造したゴリラのキャラクターで、1933年の映画で初登場します。それ以来、世界でもっとも有名な怪獣のひとつとなっています。過去の登場作品をまとめました。

 

『キング・コング』(1933年)

メリアン・C・クーパー監督『キングコング』(1933)

  南海の孤島・髑髏島(どくろとう)に迷いこんだ映画製作者たちが、巨大なゴリラを発見。捕まえてニューヨークへ移送し、見世物にしようとしますが・・・

 

エンパイアステート・ビルの頂上に登ったコングが、飛行機をふり回すシーンはあまりに有名。コングはストップモーション・アニメで描かれており、のちの特撮に多大な影響を与えています。

 

87年も前の作品ですが、いま見ると逆に新鮮!

 

Amazonプライムビデオで初代『キングコング』(字幕版)を観る

 

『コングの復讐』(1933年)

 

前作で、コングを都会に連れてきた映画監督が主人公。ふたたび髑髏島にやってきた彼は、流砂にハマっていたコングの息子を助けます。

 

ちびコングは、義理がたい性格。人間のために、クマや巨大蛇と闘ってくれます。邦題には“復讐”とついてますが、むしろ人間との交流が描かれています。迫力には乏しいけど、ほろっとさせられます。

 

『キングコング対ゴジラ』(1962年)

本多猪四郎監督『キングコング対ゴジラ』

テレビ局の都合で、南海の孤島に連れてこられたコング。北極の氷がとけ、甦ったゴジラ。両者は日本で激突することになります。

 

ゴジラシリーズを手がける東宝が、キングコングの権利をもつ会社RKOに使用料をはらって実現したコラボ。アメリカのキングコング。日本のゴジラ。日米の人気怪獣、夢の対決です。

 

東宝が製作したこの作品は、ゴジラシリーズの3作目という位置づけです。

 

 

『キングコングの逆襲』(1967年)

 

 

悪の科学者ドクター・フーが生み出したメカニコングに、正義の怪獣キングコングが立ち向かいます。

 

東宝とアメリカの映画会社が共同製作。監督は初代『ゴジラ』の本多猪四郎です。あらすじだけ読むとB級映画ですが、これがどうして、テンポのよいエンタメとなってます。

 

天本英世、宝田明、浜美枝、黒部進(=初代ウルトラマン)など出演陣も豪華で、着ぐるみ&ミニチュアの特撮技術も見ごたえアリ。

 

『キングコング』(1976年)

 初代『キングコング』の正統派リメイク。コングがよじ登るビルは、世界貿易センタービルに変更されています。

 

女優ジェシカ・ラングの美しさ、『タワーリング・インフェルノ』の監督ジョン・ギラーミンの特撮、ジョン・バリーのテーマ曲。どれをとっても素晴らしい。

 

ですが、コング映画の中ではなぜか酷評されています。どう考えても、これがNo.1なのに!(個人的偏愛)

 

『キングコング2』(1986年)

ジョン・ギラーミン監督『キングコング2』(1986)

前作で死んだはずのコングが、科学者から人工心臓を埋めこまれて蘇生。ハイテク兵器をもった軍隊と戦いをくり広げます。メスのレディコングも登場し、ゴリラの怪獣カップルがいちゃつくシーンも見られます。

 

人工心肺による蘇生。前触れもなく現れるメス。挙句の果てに、ベビーコング誕生。激しくツッコミたくなるけど、楽しんだ者が勝ち! 気にするな!

 

 

『キングコング』(2005年)

ピーター・ジャクソン監督『キングコング』(2005)

映画製作のクルーが謎の島・髑髏島(どくろとう)にたどり着きます。一行は、原住民や巨大昆虫、恐竜に襲われ、さんざんな目に・・・さらに、巨大ゴリラ・キングコングも登場。女優のアンが連れ去られてしまいます。

 

初代『キングコング』の2度目のリメイク。『ロード・オブ・ザリング』のピーター・ジャクソンが監督となり、圧倒的な視覚効果で楽しませてくれます。

 

ただ、上映時間は187分。3時間越え。どう考えても長いよ。

 

 

『キングコング:髑髏島の巨神』(2017年)

 

内容は、本ページで紹介している通り。

 

 

『キングコング:髑髏島の巨神』は、ゴジラと世界観を共有する“モンスターバース”シリーズの2作目という扱いです。このシリーズは、権利の枠を越えて、さまざまな怪獣を共演させようという狙いで始まりました。

 

関連:ゴジラシリーズ、“モンスターバース”構想については、こちら!

www.entafukuzou.com

 

 

『ゴジラVSコング』(2021年公開予定)

 

“モンスターバース”シリーズの4作目にあたり、コングとゴジラの対決が描かれます。2大怪獣以外にどんなモンスターが登場するかは、今のところわかってません。

 

“モンスターバース”シリーズ

  1. GODZILLA ゴジラ
  2. キングコング:髑髏島の巨神
  3. ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
  4. ゴジラVSコング

 

キングコング映画を関連作ごとにわけて整理すると、次のようになります。

 

順番 タイトル 製作年 備考
1 キング・コング 1933年  
2 コングの復讐 1933年 1の続編
3 キングコング対ゴジラ 1962年 ゴジラシリーズ3作目
4 キングコングの逆襲 1967年  
5 キングコング 1976年 初代のリメイク1
6 キングコング2 1986年 5の続編
7 キング・コング 2005年 初代のリメイク2
8 キングコング:髑髏島の巨神 2017年 モンスターバース2作目
9 ゴジラVSコング 2021年 モンスターバース4作目

 

  • 『コングの復讐』は、初代『キング・コング』の正当な続編。
  • 『キングコング対ゴジラ』と『キングコングの逆襲』は、どちらも東宝製作。監督も同じ本多猪四郎。前者だけがゴジラシリーズ。
  • 『キングコング2』(1986)は、『キングコング』(1976)の正当な続編。

 

1と2がつながっていて、3と4はうすい関連性があり、5と6がつながっていて、7は独立。8と9は同じシリーズの2作目と4作目。

 

ややこしや。