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『3人のゴースト』BSで放送!ディケンズの名作「クリスマスキャロル」が,楽しいコメディに!

『3人のゴースト』BSで放送!ディケンズの名作「クリスマスキャロル」が,楽しいコメディに!

「友だちに手を差し伸べよう。この世から憎しみをなくそう」

 

そんな思いにさせてくれるクリスマス映画『3人のゴースト』が、NHKのBSで放送されます。

この記事では、映画『3人のゴースト』のあらすじと、ディケンズの原作についてご紹介します。

映画『3人のゴースト』NHKのBSプレミアムでの放送はいつ? 原作は?

『3人のゴースト』は1988年のアメリカ映画。

意地悪で嫌われ者のTV局の社長が、ゴーストに過去・現在・未来の自分を見せられ、改心してゆくというファンタジーです。

クリスマス映画『3人のゴースト』
原題  Scrooged
製作 1988年
製作国 アメリカ
ジャンル ファンタジー、コメディ
上映時間 101分
監督 リチャード・ドナー(『スーパーマン』)
原作 チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』
出演  ビル・マーレイ、カレン・アレン、ロバート・ミッチャム

映画『3人のゴースト』のテレビ放送は、2021年12月20日(月)。NHKのBSプレミアムの「BSシネマ」にて。

13:00 ~ 14:42

字幕スーパーでの放送となります。

クリスマスに見たい! 映画『3人のゴースト』あらすじ

フランク(ビル・マーレイ)は、若くして大手TV局の社長にのぼりつめた男。

しかし、視聴率のことしか頭になく、部下にも弟にも女友だちにも、思いやりを持って接することができません。

 

クリスマスの特番に関する企画会議でも、フランクは自分のCM案に意見してくれた若手社員をクビにしてしまいます。

 

ある日の夜。

思いやりのないフランクの前に、ゴルフ中の心臓発作で急死したはずの前社長・ルーの幽霊があらわれます。

 

「世のために尽くしたか? 心を入れ替えないと、私のような目に遭うぞ。これから、君のもとに“3人のゴースト”が現われる」

ルーは、謎の言葉を残してゆきます。

 

次の日。

フランクはかつての恋人・クレア(カレン・アレン)と再会します。

仕事第一主義のフランクとは異なり、クレアはホームレスを助けるボランティアをやっており、生き生きとしているように見えます。

 

すると、フランクの前にやたらノリのいい“過去のゴースト”(デヴィッド・ヨハンセン)が現れます。過去のゴーストは、フランクが歩んできた過去の映像を見せてくれて・・・

▲クリックすると動画が読み込まれます。

見どころ:ディケンズの原作「クリスマスキャロル」が,楽しいコメディに!

イギリスの小説家チャールズ・ディケンズは、下層社会を描きつつも、人間味とユーモアに富んだ作風で知られています。

彼の書いた長編『オリバーツイスト』や『二都物語』は、今日でも親しまれています。

 

『クリスマス・キャロル』は、ディケンズの中編小説です。

スクルージというケチで冷酷なおじいちゃんが、3人の幽霊に導かれて「過去」「現在」「未来」と旅するうちに生き方を改めてゆく、というお話。

心が温かくなるだけでなく、哲学的な要素もあって、大人になって読むとまた違った感動がもらえます。読み物としてもちょうどいい長さで、中学生になったらぜひ読んでほしい名作です。

 

原作がわかりやすい“物語の型”を持っていることもあり、何度も映画化されています。

  • 『クリスマス・キャロル』(1938年)
  • 『ミッキーのクリスマスキャロル』(1983年)
  • 『クリスマス・キャロル』(1984年)
  • 『Disney's クリスマス・キャロル』(2009年)

 

『3人のゴースト』では、『クリスマス・キャロル』の舞台をニューヨークへ変更。スクルージおじいちゃんも、若いTV局社長に置き換わってます。

「過去」「現在」「未来」のゴーストにはSFXが使われ、ファンタジーとしても楽しめます。「現在のゴースト」が不思議ちゃんの妖精に変わったのは、笑えるなあ。

 

ホロっとくるのは、フランクが部下のグレイスの家を訪れる場面。

ダウンタウンでつつましく暮らす家族をみて、部下に冷たくあたっていた自らを省みるのです。

 

「ひとりひとりが思いやりの気持ちを持ったら、みんなが幸せになれる」

見終わっときに幸せな気持ちになれる、クリスマスにぴったりの作品です。