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『風の谷のナウシカ』地上波放送!ネタバレなしのあらすじと声優

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『風の谷のナウシカ』地上波放送!2023年、ネタバレなしのあらすじと声優

スタジオジブリのアニメーション映画『風の谷のナウシカ』が、地上波テレビ放送されます。文明論や自然との調和を描き、深い世界観は公開から35年以上経ったいまでもファンに愛され続けています。

 

この記事では、『風の谷のナウシカ』の原作とネタバレなしのあらすじ、登場人物&声優についてご紹介します。

映画『風の谷のナウシカ』地上波放送(2023)はいつ? 原作は?

映画『キャスパー』のテレビ放送は、2023年7月7日(金)。日本テレビ系列「金曜ロードショー」にて。
21:00 ~ 23:24

 

 これで20回目のテレビ放送となります。

 

『風の谷のナウシカ』が公開されたのは1984年。 劇場上映時間は116分です。

映画『風の谷のナウシカ』
製作年 1984年
上映時間 116分(1時間56分)
興行収入 14.8億円
監督・脚本 宮崎駿
声の出演 島本須美、榊原良子

 月刊アニメ雑誌「アニメージュ」に連載されていた宮崎駿の同名マンガが、原作となっています。原作には、映画では描き切れなかった設定や、キャラクターのエピソードも数多く登場します。

 

徳間書店からは、全7巻からなるワイド版と、全2巻からなる豪華装幀(そうてい)本が出ています。

 

豪華装幀(そうてい)本には、上巻がワイド版の1~4巻、下巻では5~7巻までの内容が収録されています。豪華版は百科事典のように重たいので、ワイド版ほうが読みやすいです。

映画『風の谷のナウシカ』あらすじ【ネタバレなし】

 棲みかを奪われる人類! 広がる【腐海の森】と繁殖する蟲(むし)たち

 “火の七日間”という世界各国を巻きこんだ戦争から、1000年。

 地球では、有毒な「瘴気」(しょうき)を吐き出す木々が生い茂る【腐海の森】が広がり続けていました。森には、巨大な「蟲」(むし)が繁殖して、人類の脅威となっています。

(⇦ 「瘴気」(しょうき)とは、悪い空気のこと)

 

 【腐海の森】のほとりにある、小さな小さな国、【風の谷】。この小国の族長の娘・ナウシカは、人々が怖れる巨大な「蟲」(むし)とも心を通わせることができました。

 

あるとき、ナウシカの父の知人だったユパが、【風の谷】を訪れます。ユパは、腐海の謎を調べるために旅をしていたのです。 

大国トルメキアの狙いは? 人型兵器「巨神兵」で腐海の森を焼き尽くす!

 数日後。

 軍事大国・トルメキアの大型輸送機が、【風の谷】の崖に衝突します。輸送機には、大量の蟲(むし)たちが貼りついていました。ナウシカは、燃え落ちる輸送機から、囚われていたぺジテ国の姫・ラステルを助け出します。しかし、時すでに遅し。

 

ラステルは

「お願い。積み荷を燃やして・・・」

と言い残し、息をひき取ってしまいます。

 ラステルのいう“積み荷”とは、過去の戦争で使われた人型兵器「巨神兵」のことでした。

 輸送機が撃墜されたと知った【トルメキア国】の皇女・クシャナは、風の谷へ侵攻してきます。クシャナたちの狙いは、巨神兵を使って腐海の森を焼き払い、辺境の国々を支配下におさめることだったのです。

 ナウシカと4人の長老たちは捕虜として、トルメキアの船で護送されることになりますが・・・ 

 『風の谷のナウシカ』登場人物&声優

 ナウシカ・・・島本 須美(しまもと すみ)

 【風の谷】の族長ジルの末娘。16歳。「辺境一の剣士」ユパのもとで修業したことから、トルメキアの軍人に引けを取らないほどの剣の腕前をもつ。

 人々が怖れる「蟲」(むし)たちにも、愛情をもって接する。腐海の植物が、大地や水の毒を浄化してくれることを知り得たのは、ナウシカの分け隔てない態度があればこそ。

 

※『風の谷のナウシカ』の裏テーマのひとつ。動物や植物を、見かけの可愛らしさ・美しさだけで判断してはいけない、というメッセージが伝わってきます。 

アスベル・・・松田 洋治(まつだ ようじ)

小国・ぺジテの王子。自国を滅ぼしたトルメキア王国に恨みを持っており、クシャナの艦隊を襲撃する。

 巨神兵によって腐海の森の木々や蟲(むし)たちを排除しようという考え方には、賛同していた。

ユパ・・・納谷 五郎(なや ごろう) 

【風の谷】の族長・ジルの旧友で、ナウシカの剣術の師匠。腐海の謎をとくため旅を続けている。

 ナウシカが怒りで我を失ったときには、仲裁に入り、その場をいさめた。

クシャナ・・・榊原 良子(さかきばら よしこ)

大国トルメキアの第4皇女。巨神兵を使って腐海の森を焼き払い、樹木や蟲(むし)たちから領地を取り戻そうとしていた。ナウシカやユパとの出会いが、彼女の考え方を変える?

クロトワ・・・家弓 家正(かゆみ いえまさ)

軍事大国【トルメキア王国】の軍人。皇女クシャナの参謀役として、同行する。

 

※原作では、表向きはクシャナの補佐役として派遣されたが、国王からクシャナ抹殺の密命を受けていた。原作では、トルメキアの皇位継承問題も描かれ、クシャナは後継争いに巻きこまれていたことがわかります。

大ババ・・・京田 尚子(きょうだ ひさこ)

【風の谷】に住む、100歳を越える老婆。腐海の森周辺でもいちばんの知恵者であり、住民から尊敬を集めている。