2019年の12月。オーストリアのザルツブルクに所属していた日本代表MF南野拓実(みなみの たくみ)選手がプレミアリーグの強豪・リバプールに移籍しました。
この記事では、南野選手の試合をみる方法、リバプールの基本布陣をまとめました。
イケメン南野所属!リバプールの試合は、DAZNで放送!
南野拓実 選手が移籍したのは、プレミアリーグの「リバプールFC」。プレミリーグには、莫大な放映権料を背景に、世界中から優秀な選手が集まっています。
"I’m looking forward to playing at Anfield. I’m looking forward to meeting Liverpool fans at Anfield. And I would like to make good contributions to goals, assists and wins for the team. I’m looking forward to sharing the excitement with the fans." 🔴
— Liverpool FC (@LFC) December 19, 2019
💬 @takumina0116 pic.twitter.com/OjZvSIfAaE
リバプールの試合は、テレビ放送されません。
試合の多くは、ライブスポーツを扱った動画サービス・DAZN(ダゾーン)で視聴できます。DAZNには、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー、F1、テニスなどのスポーツコンテンツが充実しています。ライブ中継はもちろん、ハイライト動画などもあります。
DAZNは、月額1750円(税抜き)。1か月お試しを利用すれば、その期間内は0円で視聴できます。
南野選手が所属するリバプールが、2019-2020シーズンにたたかう大会は、おもに以下の3つです。
イングランド「プレミアリーグ」はDAZNで視聴できる!
「プレミアリーグ」は、イングランドの国内サッカーの1部リーグです。日本でのJ1リーグにあたります。リーグ自体の創設は、1992年。参加クラブは、現在20クラブです。
「マンチェスター・ユナイテッド」「アーセナル」「リバプール」「チェルシー」、そして「マンチェスター・シティ」「トッテナム」の6クラブが優勝争いに加わることが多いことため、『ビッグ6』と呼ばれます。
南野 選手の所属するリバプールは、昨シーズン2位。今シーズンも絶好調で、2020年1月現在、首位を独走しています。
「プレミアリーグ」は、DAZN(ダゾーン)で放送されます。DAZNは、2019-2020シーズンから2021-2022シーズンまでの3年にわたって、プレミアリーグと独占契約を結んでいます。
『UEFAチャンピオンズ・リーグ』はDAZNで視聴できる!
"An unbelievable addition."@takumina0116's ability and mentality make him a perfect fit for the Reds, @J_Gomez97 believes 🙌
— Liverpool FC (@LFC) February 8, 2020
「UEFAチャンピオンズ・リーグ」は、ヨーロッパのクラブ一を決める大会。ヨーロッパの各国リーグの上位クラブ32チームが参加。予選リーグを行ない、勝ち抜いた16チームが決勝トーナメントを戦います。
世界各国の代表選手・名監督が集まるこの大会は、ワールドカップよりハイレベルだと言われています。
南野拓実 選手の所属するリバプールは、2018-2019シーズンの優勝クラブです。
「UEFAチャンピオンズ・リーグ」は、2018-2019シーズンから2020-2021シーズンまでの3年間、DAZN(ダゾーン)と独占契約を結んでいます。
イングランド「FAカップ」
「FAカップ」とは、イングランドのカップ戦です。1871年に創設された歴史ある大会で、プロもアマチュアも参加できます。ホーム&アウェー方式ではなく、一発勝負。引き分けだった場合には、再試合が組まれます。
日本の「天皇杯」も、この大会を参考に作られました。リバプールは7回の優勝経験がありますが、最後に優勝したのは2005-2006シーズンです。
DAZN(ダゾーン)では、このFAカップも放送されます。
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南野はポジション争いに勝って、試合に出られるのか?
せっかくDAZN(ダゾーン)の視聴サービスに加入しても、南野選手が試合に出場できないのでは、楽しみも半減します。はたして、出場できるのでしょうか?
リヴァプールの基本フォーメーション
リヴァプールの基本的なフォーメーションは、4-3-3 。中盤の3枚のうち、1人は守備的なMF、あとの二人は攻撃的なMFを配置することが多くなっています。
そして、FWは3トップ。両サイドには、マネ(セネガル代表)・サラー(エジプト代表)という世界屈指のスピードあるアタッカーを配します。
Two days to go till we're back in action! ✌️😃 pic.twitter.com/SyCe3GWSMZ
— Liverpool FC (@LFC) February 22, 2020
Anfield awaits... pic.twitter.com/iqutswcKfr
— Mohamed Salah (@MoSalah) February 20, 2020
そして、3トップの中央にはフィルミーノ(ブラジル代表)を置きます。
3トップの中央というと、ひと昔前までは、つなぎの時はポストプレーでためを作り、サイドからのセンタリングにヘディングで合わす、というのが役割でした。いまはこの役割が変わりつつあります。
つなぎの時には中盤まで下がって、前にスペースを空けます。空いたスペースに両サイドのFWが走りこんで、得点に絡みます。相手にボールを奪われたときには、1stディフェンダーとなって、プレスをかけます。
味方に得点をとらせる、献身性。奪われたらすぐに守備に走れる、泥臭さ。これらをハイレベルでこなすのが、フィルミーノです。南野が評価されたのは、同じ役割ができるからでしょう。しかし、現状の南野はこの3トップの中央・フィルミーノの控えという位置づけです。
"He is just exceptional." ✨
— Liverpool FC (@LFC) February 3, 2020
Klopp hailed Firmino as a unique talent after the #LFC No.9 created three goals on Saturday... 🙌https://t.co/fFAfXOKYFI
また、日本代表と同じ、4-2-3-1 というフォーメーションの採用も考えられます。この場合、1トップにフィルミーノ、右サイドにサラー、左サイドにマネ、トップ下に南野が入るというもの。
プレミアリーグは、日程がタイト!
リヴァプールは、週末はプレミアリーグ、平日はFAカップまたはチャンピオンズ・リーグという厳しい日程をこなさなければなりません。
これはリヴァプールに限ったことではありませんが、プレミアの強豪クラブは、めったにベストメンバーを組みません。試合数が多いので、ローテーションで主力を少しずつ休ませながら使います。
加えて、リヴァプールは少数精鋭型。余剰戦力をかかえて、出られない選手がたくさんいるチームとは異なります。南野選手は、サイドでも1トップでもトップ下でもプレーできます。そのユーティリティ性もプラスにはたらくでしょう。
監督のクロップは、新加入選手を慎重に使うタイプではありますが、厳しい日程を考えれば、南野選手の出番は増えてきそうです。