【はてなの無料ブログ】からアドセンス広告を貼れる【はてなpro】に移行したものの、脱落してゆく人が後を絶ちません。
ブログの収益化は想像の100倍は難しいもの。マインドを変えないと、まず実現できません。
当ブログも、収益化のため試行錯誤をくり返してきました。何度も挫折しながら、歯をくいしばって続けてきました。
はてなブログから定期的に届く「ふりかえりメール」から、収益化のヒントを探ってみます。
- はてなブログの「ふりかえりメール」とは、何?
- 収益化は難しい? 賞味期限の短いテレビネタ、ドラマネタ
- レアケースな映画ネタと、日常の何気ない疑問
- 数うちゃ当たる? 「検索ボリューム」や小手先のテクニックだけでは読めないから、ブログは面白い!
はてなブログの「ふりかえりメール」とは、何?
『はてなブログpro』でブログを開設して2年10カ月目。はてなブログさんからこんなメールが届いていました。
はてなの説明によると、
ふりかえりメールは、対象ユーザー様の一部の方にお送りしており、1人のユーザー様が受け取る頻度は最大でも月に1通程度です。
とのことです。
今回は、1年前の11月頃に投稿した過去記事から3つ、2年前に投稿した記事から3つ、抜粋されて送られてきました。6つの過去記事がたてに並んでいるだけで、それ以上でも以下でもありません。
1年前や2年前の過去記事をふり返ると、収益化のために試行錯誤した苦労が思い出されます。
当ブログは、有料の『はてなブログpro』で運営しています。運営費は、「proの利用料+独自ドメインの使用料」で、月々1,200円程度。収益化を図るため、Googleアドセンスを運用しています。運営費を回収するのは簡単ではなく、書きたいことだけ書いていたら赤字になってしまいます。
収益化は難しい? 賞味期限の短いテレビネタ、ドラマネタ
“1年前に投稿していた記事”として送られてきたのは、いずれも朝ドラ『スカーレット』のあらすじ記事でした。1話でも見逃した人のために、各回のあらすじを2~3分で確認できるようにまとめたものです。 www.entafukuzou.com
アドセンス収益のカギとなるのが、アクセス数。テレビネタ・ドラマネタは瞬間的にアクセスを集めることはできますが、放送が終われば途端になくなります。賞味期限が短く、現在ではほぼ需要がありません。
検索エンジンは、アクセスのまったくない記事を“低品質コンテンツ”とみなしますので、鮮度の落ちた記事を100個も200個も抱えておくのはSEO的にはマイナスです。
- 執筆者本人 ⇨ 思い入れがあって「価値がある」コンテンツ
- 検索エンジン ⇨ アクセスがまったくなければ「低品質」コンテンツ
執筆者と検索エンジンで、見解の相違があるのが辛いところ。当ブログでは、定期的に鮮度の落ちたトレンド記事を削除しています。そうやって新陳代謝を図らないと、サイト評価がどんどん下がってゆくからです。
レアケースな映画ネタと、日常の何気ない疑問
“2年前に投稿していた記事”として送られてきたものの中には、当ブログ(=映画ときどき海外ドラマ)のヒット記事もありました。
“時間の試練”に耐えうるレアな映画?
ひとつがコレ。今でもちょこちょこアクセスがあります。
「日本語吹き替え版が面白い!」
と、映画ファンの間で語り草になっているアクション映画『コマンドー』のセリフをまとめたもの。
映画ネタも賞味期限は短め。アクセスがすぐに落ちるので、収益化が難しい分野です。『コマンドー』の公開は1985年。35年という“時間の試練”に耐え、いまなお需要があるのは超レアケースです。
映画やドラマを扱う場合は、ファンから愛され続ける作品を見極め、単なるレビューを越えた付加価値をつけないと相当厳しいです。このジャンルは広告単価が低いからです。
収益化のヒント? 何気ない疑問や個人的な経験に、思わぬ需要があった!
もうひとつが、コレ。
わたしは浪人時代に英語学習にハマって、語源とか言葉の成り立ちに興味を抱くようになりました。これは、自分が疑問に思ったことを調べて記事にしただけ。戦略や勝算があって書いたわけじゃないのに、いつの間にか主力記事のひとつになっています。
実をいうと、こういった何気ない疑問とか、超・個人的な経験みたいなコンテンツが、意外と需要があったりします。
個人的な経験の例がこちら。いまだにガラケーを使っている私が、ドコモの補償サービスを利用したときの経緯をまとめた記事です。
数うちゃ当たる? 「検索ボリューム」や小手先のテクニックだけでは読めないから、ブログは面白い!
「このキーワードにどれだけ需要があるか? 検索エンジンで何回ぐらい検索されるか?」
というように、検索数の多さを示す指標を“検索ボリューム”と呼びます。
企業サイトは前もってツールで検索ボリュームを調べて、キーワードを選定しています。とはいえ、個人ブログが企業サイトを真似てもうまくいきません。ドメインパワー(=検索エンジンからの評価)が低い個人ブログは競争に勝てないからです。
それよりも、何気ない疑問や、その人ならではの人生経験に思わぬ需要があったりします。自分では当たり前だと思っていることが、他の人からみたら価値ある情報かもしれない・・・ここにこそ、収益化のヒントがあるのです。