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『ラストマン・スタンディング』地上波放送!【淀川長治さんが最後に解説した西部劇】

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映画『ラストマン・スタンディング』地上波放送!【淀川長治さんが最後に解説した西部劇】

「息を引き取るとき、オレのことを考えろ」

 

硬派なセリフ回しと、乾いた空気。そして、二丁拳銃の早撃ち。

黒澤明の『用心棒』をギャングの抗争に翻案した映画『ラストマン・スタンディング』が、テレビ放送されます。

 

この記事では、『ラストマン・スタンディング』のあらすじをご紹介。

また、『ラストマン・スタンディング』は、「日曜洋画劇場」の名司会者・淀川長治さんが最後に解説した作品でもあります。淀川さんのDVDについてもご紹介します。

映画『ラストマン・スタンディング』地上波テレビ放送はいつ?

 『ラストマン・スタンディング』は1996年のアメリカ映画。

2組のギャングが勢力争いする町にやってきた流れ者が、両者を戦わせて金を巻き上げようとする西部劇です。

映画『ラストマン・スタンディング』
原題 Last Man Standing
製作 2018年
ジャンル アクション
上映時間 97分
監督 ウォルター・ヒル(『ザ・ドライバー』『48時間』)
脚本 ウォルター・ヒル
出演 ブルース・ウィリス、ブルース・ダーン、ウィリアム・サンダーソン、クリストファー・ウォーケン

映画『ラストマン・スタンディング』の地上波放送は、2022年1月15日()。テレビ東京「サタ☆シネ」にて放送されます。

27:15 ~ 29:00

(つまり、16()の午前 3:15 ~となります)

関東ローカルのみの放送です。

 

『ラストマン・スタンディング』は、黒澤明の『用心棒』をそのままギャングの抗争に置き換えています。

ただし、そもそも『用心棒』の設定は、ダシール・ハメットのハードボイルド小説『血の収穫』を参考にしています。モノローグ(=1人称の語り)が多用されているところは、むしろ『血の収穫』のほうに近いです。

映画『ラストマン・スタンディング』あらすじ【ネタバレなし】

1932年。禁酒法時代のアメリカ西部の町、ジェリコ。

ここでは、アイルランド系のドイルと、イタリア系のストロッジという2つのギャングが縄張り争いをしています。

悪徳保安官は双方から賄賂をもらっていて、取り締まろうとはしません。

 

この町にやってきたのが、ジョン・スミス(ブルース・ウィリス)という二丁拳銃の使い手でした。

 

金を巻き上げるチャンスだと考えたスミスは、銃の腕を売りこみ、まずはストロッジの用心棒となります。

スミスは売春婦のルーシーから内部事情を探っているときに、ドイルの部下から襲撃されます。

 

ジョンはストロッジの部下とともにメキシコ国境に向かうと、ドイル一味の密造酒の輸送を妨害し、

「密造酒を奪ったのはストロッジだ」

と、嘘の情報を流します。

 

すると、ドイルは高い報酬を提示して、スミスを引き抜こうとします。返事を保留したスミスは、両組織を相討ちにさせようと画策します。

しかし、ドイルの右腕であるヒッキー(クリストファー・ウォーケン)に目を付けられ・・・

▲クリックすると動画が読み込まれます。

『ラストマン・スタンディング』は淀川長治さんが最後に担当した西部劇!DVDで解説集が見られる!

「さよなら、さよなら、さよなら」

 

テレビ朝日で放送されていた映画番組、「日曜洋画劇場」。その名司会者・淀川長治さんのお決まりのセリフです。

 

淀川さんの映画愛にあふれた解説によって、映画好きになったかたも多いのではないでしょうか?

▲クリックすると動画が読み込まれます。

 

『ラストマン・スタンディング』は、そんな淀川さんが最後に解説された映画。なくなる前日に収録されたもので、声もしわがれているし、覇気もありません。

それでも伝わってくる、映画への並々ならぬ愛情。ブルース・ウィリスの裸をホメるところも淀川さんらしい(笑)

いまでも、『ラストマン・スタンディング』の解説を見ると、涙が出てきます。

 

レントラックジャパンからは、「日曜洋画劇場」での淀川長治さんの解説を集めたDVDが発売されています。

 

 

『2001年宇宙の旅』や『ゴッドファーザーPARTII』、『ダイハード』に『ベン・ハー』といった名作映画の解説に加え、なくなる直前の『ラストマン・スタンディング』の収録風景も収められています。