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【相関図つき】『上陽賦~運命の王妃~』登場人物&中国の時代劇ドラマ用語も解説

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【相関図つき】『上陽賦~運命の王妃~』登場人物&中国の時代劇ドラマ用語も解説

中国の歴史ドラマ『上陽賦(じょうようぶ)~運命の王妃~』が、BSプレミアムでテレビ放送されています。

 

この記事では、『上陽賦~運命の王妃~』の登場人物を相関図つきでご紹介。また、本作には中国ドラマ特有の歴史用語も登場します。かんたんな解説も加えました。

中国ドラマ『上陽賦 運命の王妃』概要

『上陽賦~運命の王妃~』は中国の連続ドラマ。

中国の架空の王朝を舞台。美しく聡明な王妃と貧しい家柄出身の将軍を中心に、男女の愛憎や権力闘争をからめて描く、壮大な時代劇です。

中国ドラマ『上陽賦~運命の王妃~』
原題 上阳赋
ジャンル 歴史ドラマ
放送期間 2021年
シーズン数 シーズン1
全何話?

全68話(⇨ NHKの放送では、全42話)

演出 ホウ・ヨン(ドラマ『復讐の春秋 -臥薪嘗胆-』)
出演 チャン・ツィイー、ジョウ・イーウェイ

 

【相関図つき】『上陽賦~運命の王妃~』登場人物と吹き替え声優

王儇(おうけん)/阿嫵(あぶ)

演:章子怡(チャン・ツィイー)/吹き替え:魏 涼子(ぎ りょうこ)

幼いときの名は、阿嫵(あぶ)。皇后を輩出してきた「琅琊王氏(ろうやおうし)」の血を引くことから、“上陽郡主(じょうようぐんしゅ)”の称号をもつ。

叔父である皇帝(馬曜)から可愛がられ、3人の皇子とは友達のように育ってきた。

蕭綦(しょうき)

演:周一囲(ジョウ・イーウェイ)/吹き替え:阪口 周平(さかぐち しゅうへい)

寒門(かんもん)の出。辺境の地・寧朔(ねいさく)の将軍として手柄を立て、“豫章王(よしょうおう)”という爵位を授かる。

都にお忍びで来ていた王儇(おうけん)たちの命を救う。

馬 子澹(したん)

演:トニー・ヤン/吹き替え:庄司 然(しょうじ ぜん)

第3皇子。3人の皇子の中ではもっとも優しく、王儇とも相思相愛だった。

しかし、皇帝が倒れたとき、謝氏(=子澹の母の一族)が疑われ、子澹と王儇は引き裂かれてゆく。

 

【『上陽賦~運命の王妃~』 相関図】

【相関図つき】『上陽賦~運命の王妃~』登場人物&中国の時代劇ドラマ用語、吹き替え声優

 

賀 蘭箴(が らんしん)

演:袁弘(ユアン・ホン)

敵国・忽蘭(くらん)の将軍。

蕭綦(しょうき)に一騎打ちを挑むなど、ライバル的存在だが、やがて王儇にひかれてゆく。

皇帝/馬曜(ばよう)

演:蒋愷(ジァン・カイ)

皇帝。子供のときから姪(めい)の王儇を溺愛していた。王儇の望みどおり、馬 子澹との婚姻を認めてやろうとする。

いっぽうで、義理の弟である王藺(おうりん =王儇の父)を警戒している。

王藺(おうりん)

演:于和偉(ユー・ホーウェイ)

王儇の父であり、皇后の兄。

国の丞相(しょうじょう)として、皇帝を補佐する立場。そのいっぽう、他人に腹のうちを見せない。

謝 宛如(しゃ えんじょ)

演:左 小青(ズオ シャオチン)

(⇧ 画像の左上)

皇帝の側室・謝 貴妃の姪っ子にあたり、王儇からは姉のように慕われていた。

しかし、身分の低い蕭綦(しょうき)との縁談が持ち上がったり、第1皇子の馬 子隆(ば しりゅう)から貞操を奪われたり・・・皇太子妃となるが、王儇を逆恨みするようになる。

蘇 錦児(そ きんじ)

演:劉芸(リュー・イー)

(⇧ 画像の左下)

幼い頃から王儇に仕える侍女。第3皇子の子澹(したん)に想いを寄せている。

『上陽賦~運命の王妃~』に出てくる中国の時代劇ドラマ用語を解説!

【相関図つき】『上陽賦~運命の王妃~』登場人物&中国ドラマ特有の歴史用語も紹介

『上陽賦~運命の王妃~』は、ていねいな作りのドラマです。登場人物が多く、血縁関係も複雑な割に、物語は理解しやすい。

とはいえ、中国ドラマ特有の歴史用語も出てきます。序盤に出てくる用語を解説します。

「寒門」の出身

王儇(おうけん)と結婚することになる蕭綦(しょうき)は、“寒門”(かんもん)出身の将軍という設定です。

“寒門”とは、「貧しい家柄」という意味。

漢の時代では、地方の有力者に推薦されて、はじめて出世の道が開けました。他人の推薦をあてにできないほど、身分が低いことを意味します。

丞相(じょうしょう)

吹き替え版の第1話では、「父が位の高い“丞相”だから、皇帝であるおじさまの側にいるの」という王儇のセリフがあります。

「丞相」(しょうじょう)とは、君主を補佐する最高位の役人のこと。日本史に出てくる“摂政”に近いイメージ。

長公主(ちょうこうしゅ)

“長公主”(ちょうこうしゅ)とは、「皇帝の妹」のこと。

王儇(おうけん)の母・馬 瑾若(ば きんじゃく)は、皇帝・馬 曜(ば よう)の妹。ドラマにおいては、馬 瑾若を示す呼称となります。

柵封(さくほう)

「冊封」とは、皇帝が、功労のあった臣下や周辺諸国の君主に対して、「〇〇王」や「△△候」のような爵位を与えることを意味します。

国舅(こっきゅう)

“国舅”(こっきゅう)とは、皇帝の外戚(がいせき)、つまり皇后や皇太后の一族のことを指します。

 

王儇(おうけん)の父・王藺(おうりん)にしてみれば、娘を皇太子である馬 子隆(ば しりゅう)に嫁がせることができれば、みずからが“国舅”として政治に影響力を与えられるようになります。

 

 

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