映画ときどき海外ドラマ

テレビ放送や動画配信など、おうちで映画を楽しむブログ

映画『七年目の浮気』の内容と感想!娯楽作品なのに前衛芸術?

スポンサーリンク

映画『七年目の浮気』原題・女優・配給・名シーンまで

名前だけ知ってる昔の映画って、実際に観てみると、想像していたものと違うことがあります。今回ご紹介する映画は、そんな作品のひとつ。

 

1955年のビリー・ワイルダー監督作『七年目の浮気』です。

 

映画『七年目の浮気』って? 一問一答形式で基本情報をチェック!

 

古い映画ですので、『七年目の浮気』のタイトルすら聞いたことない人もいるかも。そこで、一問一答形式で概要をまとめます。

 

Q:『七年目の浮気』に出てる女優さんは?

 

A:マリリン・モンローです。

 

 

 1950年代、ハリウッドの“セックスシンボル”と言われた人気の女優さん。本作のほか、『紳士は金髪がお好き』『お熱いのがお好き』などに出演しています。

 

Q:『七年目の浮気』の読み方は?

 

A:「しちねんめのうわき」です。

 

「ななねんめ」ではありません。

 

Q:『七年目の浮気』の原題は?

 

A:『The Seven Year Itch』です。

 

【 itch 】には、「かゆみ」という意味があります。この場合は、「(欲望で)ムズムズする」というニュアンス。

 

Q:『七年目の浮気』の配給はどこ?

 

A:20世紀フォックスです。

 

20世紀フォックスといえば、『ロッキー』『エイリアン』『ダイ・ハード』などヒット作を製作してきた会社。しかし、2019年にウォルト・ディズニーに買収されてしまいました。

 

Q:『七年目の浮気』の名シーンとは?

 

A:地下鉄の通気口からの風で、マリリン・モンローのスカートがめくれてしまう場面です。

 

実は、撮影当時、ハリウッドには『ヘイズコード』という性や暴力に関する規制があって、あのシーンも苦労したそうです。

 

Q:『ドリアン・グレイの肖像』って何?

 

A:オスカー・ワイルドの長編小説のことです。

 

劇中、『ドリアン・グレイの肖像』を出版するとかどうとか、という話が出てきます。これは、劇作家オスカー・ワイルドの長編小説のこと。主人公の心のありようによって、醜くもなるし美しくもなる、不思議な肖像画をめぐるお話です。

 

 映画『七年目の浮気』の内容は?

 

 ニューヨークの出版社につとめるリチャードは、さえないおっさん。そんな彼も、テンションがあがってました。奥さんと子供が避暑地にバカンスに行き、アパートでくつろげるからです。

 

そんなとき、リチャードのアパートの上の階に、若いブロンド美人がやってきます。ものすごいダイナマイトボディで、性格も良さそうです。リチャードに浮気心がめばえてきます。

 

恋愛に関する妄想が止まらないリチャード。そんな彼がブロンド美女に

「部屋でいっぱいやらないか?」

というと、彼女はあっさりOK!

 

妄想でパンクしそうなリチャードは、あの手この手で彼女の気をひこうとしますが・・・

 

【感想】『七年目の浮気』は、娯楽作品なのに前衛芸術?

 

主人公のリチャードは、さえない中年男性。そのくせ自己評価が高く、世のすべての女性が自分のことを好きだとかん違いしてます。妄想癖もすごくて、秘書の女性や看護師に言い寄られている場面を想像しています。

 

で、驚くべきことに、この映画、7割ちかくが主人公のひとり言と妄想で進行してゆきます。とんでもなく前衛的な(=挑戦的な)手法です。奥さんとの関係を見直す話でもあるのに、肝心の奥さんは冒頭にしか出てきません。

 

 

それでも、娯楽映画として成立しているのは脚本が上手いから。わがままで自分勝手なリチャードが、自分の欠点に気づいて成長する、という王道のストーリーになっています。

 

リチャードはイヤな奴ですが、どこか憎めないところもあります。音楽のセンスはズレてるし、妄想も大げさすぎて笑ってしまいます。

 

 

 

それにしても、マリリン・モンローのなんとキュートなことか! 陽気で少しおつむの弱いブロンド美人を、魅力いっぱいに演じています。

 

現実のマリリン・モンローは、スクリーンで見せる顔とは違い、うつ病や薬物の乱用に悩まされていました。このへんは、伝記映画『マリリン 七日間の恋』でも描かれています。