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『半沢直樹』第1シーズンあらすじ!前編(第1話~第5話)を10分でふり返る!

半沢直樹シーズン1前編あらすじと動画配信

 2020年4月19日(日)より、ドラマ『半沢直樹』第2シーズンの放送が始まります。

 

この記事では、前作を見ていない人、見たけど忘れてしまった人のために、『半沢直樹』第1シーズン(2013年版)のあらすじを簡単にふり返ります。

 

今回は、ドラマの前編(第1話~第5話)をネタバレありでお届けします。

 

 『半沢直樹で』第1シーズンは、どこの動画配信サービスで見られる?

 

ドラマ『半沢直樹』の前作(2013年)を視聴できる動画配信サービスがないか、調べてみました。

 

『半沢直樹』(2013)を視聴できる動画配信サービス
Netflix ×
Hulu ×
ユーネクスト ×
dTV ×
Paravi ×
ビデオマーケット ×
FODプレミアム ×

 

 ご覧のように、2020年4月現在、どこの動画サービスでも配信されていません。

 

ただ、4/19(日)からの新シリーズ放送を前に、前作の特別総集編がテレビ放送されます。

 

 

 4/5(日)に前編、4/12(日)に後編と、2回にわけての放送。ただし、こちらはあくまでダイジェスト版となります。

 

※新型コロナウィルスの影響で、半沢直樹の放送開始は延期。それに伴い、前作の総集編の放送も延期となりました。

 

がっちり全話を復習したい場合は、レンタルショップで借りてくるか、DVDやブルーレイを購入するしかないようです。

 

 

以下、おもいっきり前作のネタバレとなっているので、えつ覧にご注意ください。

 

ドラマ『半沢直樹』第1シーズン第1話ネタバレ

 

「バブル入行組」の半沢直樹

 

1991年。

 

【産業中央銀行】の面接試験の会場。面接官に志望動機を聞かれた学生の半沢 直樹(堺 雅人)は、

「私の父の会社がつぶれる寸前、融資を行なってくれたのが御行でした」

と語ります。

 

半沢は面接試験に受かり、就職を決めます。入行式でとなりに座った近藤 直弼(滝藤 賢一)、渡真利 忍(及川 光博)とはずっと友情が続くことになります。

 

 

それから、およそ20年。産業中央銀行は東京第一銀行と合併し、【東京中央銀行】となっていました。グループ内では、旧・産業中央と旧・東京第一の派閥が足のひっぱりあいをしています。

 

半沢直樹は、【東京中央銀行】の大阪西支店の融資課長となっています。

 

5億もの融資をだまし取られた! 責任をなすりつける上司たち

 

ある日のこと。支店長の浅野(石丸 幹二)が、【西大阪スチール】という会社に5億円の融資契約を結ぶよう、半沢に指示します。期間は5年。しかも無担保。半沢は【西大阪スチール】を見学しますが、5億を融資するほどの優良企業とは思えません。

 

ところが、なぜか浅野は融資を急がせます。半沢の部下でまだ2年目の中西に稟議書(りんぎしょ)を書かせ、内容をじゅうぶんに審査することなく、本部も満額の融資を決めてしまったのです。

(⇦ 稟議書(りんぎしょ)とは、融資の申し込みを受けた担当者が作成する社内文書)

 

このとき、浅野は

わたしが全責任をもつ

と、発言しました。

 

この融資によって、営業目標を達成した大阪西支店は有料店舗に選ばれ、浅野は【東京中央銀行】の重役たちが集まるなか、表彰されます。

 

 

ところが、その3か月後。

 

【西大阪スチール】はあっけなく倒産してしまいます。会社は莫大な負債をかかえており、それを隠すために粉飾決算していたことがわかります。【東京中央銀行】は、5億ものお金をだまし取られたのです。社長の東田(宇梶 剛士)は、雲隠れしていました。

 

浅野 支店長は、責任を半沢一人になすりつけます。浅野は、常務取締役の大和田(香川 照之)など、本部の重役たちに根回しして、自分の身を守ろうとしていました。

 

しかし、いまは失った5億を回収するのが先。半沢は、本性をあらわした浅野に警告します。

半沢「5億を回収することができたら、土下座してわびてもらいます

浅野「できるものならな」

 

小木曽たちに反発! 邪魔しないでいただきたい!

 

まずは、【西大阪スチール】の社長だった東田を探す必要があります。半沢は手がかりを求め、連鎖倒産した【竹下金属】をたずねます。

 

すると、まさに竹下社長(赤井 英和)が自殺しようとしていました。取引先だった【西大阪スチール】の東田、融資を約束していた銀行に裏切られ、絶望していたのです。

 

半沢は、間一髪のところで竹下社長を救います。

「東田を見つけ出し、あなたが味わった以上の痛みを味合わせてやる! やられたらやり返す。倍返しだ!

 

実は、半沢は入社面接のとき、ウソをついていました。半沢の父も倒産に追いこまれて自殺しました。このとき、融資を約束していた【産業中央銀行】はひき払ってしまいます。半沢は、あえて父を追いつめた銀行に就職したのです。

 

 

数日後。

 

半沢は、聞き取り調査のため、【東京中央銀行】の東京本部に呼ばれます。人事部次長の小木曽(緋田 康人)、定岡たちは、半沢だけに責任を負わせようとします。

 

小木曽「粉飾を見破れなかったのは、融資課長である君の責任だぞ!」

半沢「すべて上の指示に従ったまでのこと。あなたたち本部の審査も、3か月かけて認可した融資部も同罪だ!」

 

定岡「当行は現場主義だ。現地の判断が最優先される」

半沢「だったら、あんた達は何のためにいる! 責任のとれない本部審査に何の意味がある! そんな融資部なら必要ない、やめてしまえ!」

 

半沢は、記録係に自分の発言を書きとらせます。

 

半沢「わたしは必ず5億を回収する! 二度と邪魔しないでいただきたい」

 

 

半沢は、【竹下金属】の竹下社長から電話をうけます。東田の行方について、心当たりがあるというのです。

 

 

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ドラマ『半沢直樹』第1シーズン第2話ネタバレ

 

大和田 常務、半沢を後押ししてくれる!

 

 半沢 直樹(堺 雅人)は、【竹下金属】の竹下社長(赤井 英和)といっしょに、倒産した【西大阪スチール】の裏帳簿をしらべます。その結果、【西大阪スチール】はわざと会社を潰して利益を得る、計画倒産をしたことが判明します。

 

黒田は西大阪スチールのメインバンクから5000万円ひきだし、東京中央銀行の個人口座から【東亜細亜リゾート】に5000万円ふりこんでいました。黒田は、海外に別荘を購入していたのです。

 

もし、この不動産を差し押さえることができれば、5億円回収のための大きな一歩となります。

 

ところが、大阪国税局の査察部・統括官、黒田(片岡 愛之助)も、この金の動きに気づいていました。黒田たちは【東京中央銀行】の大阪西支店にあらわれ、黒田が同銀行でひらいていた個人口座に関する資料を提出させます。

 

いっぽう。東京中央銀行の東京本部では、先の聞き取り調査を受け、半沢に5億円の融資事故の責任を取らせようとする流れがありました。しかし、常務の大和田(香川 照之)がストップをかけます。

「なかなか骨のある男じゃないですか。頭取をめざす上昇志向。小木曽くんを論破する知恵と度胸を兼ね備えている・・・」

大和田は、半沢を見どころのあるヤツだと思っていたのです。

 

半沢 vs 黒崎! ハワイの別荘を先に差し押さえたのは?

 

半沢は、竹下社長といっしょに、黒田の別荘が海外のどこにあるのかを探していました。二人は、同じような被害にあって倒産していた【淡路鋼材】の社長・板橋(岡田 浩暉)の協力を得ることができます。

 

ところが、板橋はウラで黒田と通じていました。板橋は、黒田に電話で指示され、裏帳簿を処分しようとします。

 

しかし、半沢は板橋にニセの帳簿をわたしていました。板橋の言動がおかしかったので、先に手を打っていたのです。半沢は板橋を問いつめ、黒田の別荘がハワイのオアフ島にあることを突き止めます。

 

半沢は、同期の渡真利(及川 光博)に電話します。東京中央銀行の法務部に動いてもらい、黒田の別荘を差し押さえようとしたのです。

 

ところが!

 

半沢がハワイの別荘をおとずれた時、すでに黒田には逃げられていました。しかも、その別荘は大阪国税局が先に差し押さえていたのです。

 

黒崎が、東京中央銀行の法務部長の弱みをにぎって脅し、手柄を国税局のものにしてしまったのです。半沢と黒崎は、火花を散らします。

 

黒崎「恨まないでね。これが私たちの仕事なの」

半沢「恨みはしません。ただ、やられたらやり返す、倍返しだ!

 

 

 

 

ドラマ『半沢直樹』第1シーズン第3話ネタバレ

 

半沢たちに不利な融資審査

 

東京中央銀行の大阪西支店。支店長室。

 

半沢 直樹(堺 雅人)は、支店長の浅野(石丸 幹二)から呼び出されます。あさってに、裁量臨店(さいりょうりんてん)が行われる、と告げられます。

 

(⇦ 裁量臨店とは、本部から審査役が支店にやってきて、融資が正しく行われているか、検査するもの)

 

ふつう、1週間の準備期間が与えられるものですが、今回の猶予はわずか3日。実は、この検査は、5億の融資事故を半沢のせいにしたい浅野 支店長が仕組んだものでした。

 

その証拠に、審査役のメンバーは、人事部の小木曽(緋田 康人)、灰田(加藤 虎之助)など浅野のイエスマンばかり。さらに、半沢の同期の渡真利(及川 光博)も選ばれていました。渡真利の選出には、半沢の調子を狂わそうという浅野たちの狙いがありました。

 

 

いっぽう。半沢には、だまし取られた5億円を回収するという使命もあります。半沢と【竹下金属】の竹下 社長は、【西大阪スチール】の東田の行方を追っていました。ふたりは、東田に隠れ家を提供していた小村 武彦(逢坂 じゅん)という男をたずねます。

 

しかし、小村は銀行を嫌っており、東田のことを語ろうとはしません。

 

審査役たちの侮辱! 暴言!

 

そんな中、東京中央銀行の大阪西支店での裁量臨店ははじまります。裁量臨店は、3日かけて行われます。半沢たち融資課は、初日から苦しい立場に追いこまれます。

 

検査対象となる数十社は、なぜか問題を抱えた取引先ばかり。それに加え、資産表や証明書がないなど、書類の不備ばかりが目立ちます。

 

半沢「申し訳ございません」

灰田「弁明のひとつもできないのか。情けない男だ!」

 

2日目の裁量臨店では、半沢はつい反発してしまいます。

 

灰田 検査役「こんな低レベルの融資課、見たことありません」

半沢「今回の検査対象には、悪意を感じざるを得ません」

 

その夜。

 

半沢は、フリーライターの来生(ダンカン)から話しかけられます。

 

来生は、東京中央銀行の融資事故の件を追っていました。この件は、まだ世間には知られていません。半沢は5億の融資事故の話をリークし、代わりに小村の娘の居場所を教えてもらいます。

 

黒幕は誰?

 

さて、裁量臨店の最終日。

 

この日も、ヒアリングの議事録が見つかりません。

 

半沢「おかしいですね。朝まであったのに!」

 

半沢たちは、写真を見せます。この日の朝刊と、どのファイルにどの資料が備え付けられているかをまとめたリストが映っています。何者かが、書類を抜き取った疑いがあります。半沢は、審査役のメンバーたちにカバンを見せてもらいます。

 

 

半沢の部下たちは、審査役のカバンを調べてゆきます。灰田 検査役は必死に抵抗しますが、カバンから出てきたのはエロ本でした(!!!)。

 

最後は、小木曽です。小木曽のカバンの中から、なくなった議事録が出てきます。小木曽が、大事な資料を抜き取っていたのです。しかも彼は、たまたまその行為を目撃した中西(中島 裕翔)に口止めをしていました。

 

半沢は、審査役たちにせまります。

 

半沢「この3日間、私たちをののしった全ての発言、謝罪してもらおうか!」

灰田「それは改めて文書で・・・」

 

半沢「いまこの場でだ!」

灰田「すまなかった」

 

半沢「弁明のひとつもできないのか。情けない男だ!

 

 

半沢たち融資課は、ぶじ危機を乗りこえます。不正をはたらいた小木曽は、地方への出向が決まります。

 

 

いっぽう。半沢は、なくなった小村の娘から手紙を受け取ります。そこには、東田が身を隠している住吉区のマンションの住所が書かれていました。

 

半沢から東田の居場所を聞いた竹下社長は、そのマンションをたずねます。東田と愛人の美紀(壇 蜜)の姿がありました。そして、もう一人。東田は、金融関係の人間とつるんでいたことが判明します。

 

竹下社長は、東田といっしょにいる男を、写メで隠し撮り。データを飲み屋にいる半沢に送ります。

 

半沢がその写メを見ると・・・そこに映っていたのは、支店長の浅野でした。

 

 

 

 

ドラマ『半沢直樹』第1シーズン第4話ネタバレ

 

倍返しではない、10倍返しだ!

 

半沢 直樹(堺 雅人)は、ついに東田(宇梶 剛士)の潜伏場所をつかみます。しかし、その場に張りこんだ竹下(赤井 英和)が送ってきた写メールには、半沢の上司・浅野 支店長(石丸 幹二)が写りこんでいました。

 

東田と浅野は、中学時代からの知り合いでした。東京中央銀行が【西大阪スチール】から5億円だまし取られた事件は、浅野と東田が結託して起こしたものだったのです。

 

半沢「浅野はバンカーとしてやってはいけない事をした。絶対に許せません」

竹下「やられたら、倍返しやな」

 

半沢「いえ、10倍返しです

 

半沢は、浅野が何らかの見返りをもらうため、東田とつるんでいたと推測します。半沢たちは、その証拠を集めることにします。

 

 

いっぽう。半沢の妻・(上戸 彩)は、突然アルバイトをする、と言い出します。半沢にはその意図がわかりません。

 

 

半沢はタクシー運転手に聞きこみをし、浅野が関西シティ銀行に頻繁に出入りしていることを知ります。そこに金の流れがあるに違いありません。

 

半沢は融資課の部下たちに協力してもらい、浅野に迷惑メールを送り、浅野を大阪西支店の1階までおびき出します。半沢はその隙に支店長室に忍びこみ、浅野の通帳をみつけます。

 

浅野の銀行口座には、東田の愛人・美樹(壇蜜)から5000万円がふりこまれていました。東田が美紀を経由して、浅野に見返りをやったに違いありません。

 

東田の愛人・美樹を味方につけろ!

 

半沢は、美樹に接触。美紀は、道頓堀にネイルサロンをひらこうとしていました。東田の愛人となったのも、その開店資金をみつがせるためだったのです。しかし、半沢が尋ねても、美紀は東田の隠し財産のありかを言おうとはしません。

 

 

そんな中、妻の花が、半沢に新しいカバンをプレゼントします。アルバイトをしたのは、このためだったのです。「女の人がはたらくのは、いろんな思いからなのよ」と、美紀。

 

半沢は、美紀がネイルサロンをひらこうとする気持ちが少し理解できます。そこで、半沢はもう一度、美紀と会います。半沢は、500万円の元手があれば1500万円の融資が受けられることを教え、銀行から正式に融資を受けてはどうか、と提案します。

 

半沢に心を動かされた美紀は、そのアイディアを受け入れ、頭を下げます。

 

 

美紀を味方につけ、東田の隠し財産の場所を教えてもらえる・・・半沢がそう思った、わずか数時間後。

 

竹下から電話がかかってきます。

「半沢はん。あの女、裏切りやがった!」

 

美紀は、大阪国税局の黒崎(片岡 愛之助)の前にいました。美紀は、国税についたほうが得だ、と判断したのでしょうか?

 

 

 

 

ドラマ『半沢直樹』第1シーズン第5話ネタバレ

 

持ち逃げは許さない! 東田を追いつめろ!

 

東田の愛人・美樹(壇蜜)は、大阪国税局にいました。美樹は、国税局の黒崎(片岡 愛之助)と取引していました。捜査へ協力する代わりに、エステサロンの開業資金については見逃してもらおうという取引です。

 

そして、ついに東田(宇梶 剛士)の潜伏先に、国税の捜査が入ります。東田は、隠し財産をためこんだ口座の通帳を美樹にわたして、逃がします。美樹は、近くで待っていた黒崎の車に乗りこみます。

 

ところが、黒崎が受け取った通帳の口座には、数百万円ほどしかありませんでした。

 

 

その直後。

 

東京中央銀行の大阪西支店。半沢宛てに、バイク便が届きます。その中身は、東田の通帳でした。隠し財産をためこんだ口座の通帳です。

 

美紀は、国税ではなく半沢を信じて、物証を提供してくれたのです。半沢があらためて口座を調べると、隠し口座には12億ちかいお金がありました。

 

 

ところ変わって、道頓堀の高級バー。

 

店内では、東田がごうせいに酒を飲んでいます。店の中には、国税局のメンバーも張りこんでいました。半沢と竹下(赤井 英和)は東田の前にあらわれると、隠し財産を差し押さえたことを告げます。

 

東田は顔色を変え、国税局の者たちもあわてます。半沢は、国税局のメンバーにガツンと言ってやります。

 

半沢「国税のみなさん、マシな捜査をしたらどうですか? 黒崎 統括にお伝えください。分け前がほしければ、頭のひとつでも下げに来い、ってな!」

 

怒った東田は、半沢に殴りかかります。しかし半沢は、棒を竹刀のように使って、東田をこらしめます。

 

 

浅野と直接対決! そして、半沢と大和田の意外な関係

 

その翌日。

 

大阪西支店の支店長室。浅野は、半沢が5億回収できたと報告を受け、ぶるぶる震えていました。そこへ、半沢がやってきます。浅野は、謝罪します。

 

浅野「私は、この東京中央銀行を裏切っていた。申し訳ない、この通りだ」

半沢「あなたを許すつもりはない。刑事告発する。覚悟しておけ!」

 

怒りのおさまらない半沢は、譲歩するつもりはありません。そこへ、浅野の妻・利恵(中島 ひろ子)があらわれます。利恵は半沢の手をとり、

「主人はこんな人ですけど、どうかよろしくお願いします」

と言って、立ち去ります。

 

半沢は、妻の花から、利恵がおだやかで、花にも優しく接してくれたことを聞いていました。半沢は、心変わりします。

 

半沢は、2つのことを浅野に要求します。①自分を本部の“営業第二部”に異動となるように取り計らえ、②融資課の部下たちを希望の部署に送ってやれ、の2つです。浅野は、弱々しい声で「わかりました」と答えます。

 

半沢には、もう一つ、やることがありました。

 

半沢「5億回収したら、土下座してくれるんだったよな?

浅野「すみませんでした」

 

浅野は、涙目になって地べたに頭を下げます。

 

 

数日後。

 

半沢は、営業第二部の次長ポストに就くことが決まりました。浅野が、本部の大和田 常務(香川 照之)に頼みこんだのです。その代わり、半沢が出向するはずだったマニラの中小企業には、浅野が行くハメになります。

 

 

さらに、数日後。

 

東京中央銀行の東京本部に出勤する、半沢の姿がありました。半沢は、行内ですれ違った大和田 常務に礼をします。

 

このとき、半沢は子どもの頃を思い出していました。半沢の父の工場が倒産したとき、まっさきに引きあげたのが、産業中央銀行(=合併前の東京中央銀行)でした。半沢の父は、これによって資金繰りが苦しくなり、みずから命を絶っています。

 

そのときの銀行の担当者こそ、大和田でした。半沢にとって、大和田は父を死に追いやった因縁の相手だったのです。