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体験談を“コンテンツ”に変える書き方とは?【日記ブログは読まれない?収益化もムリ?】

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こういった本がなぜ売れているのか?  ターゲットとなる読者さんを明確にしぼり、そのターゲットに向けて書かれているからです。ブログでも、考え方は一緒です。

インターネットでブログ運営について調べていると、

「日記ブログを書いても誰にも読まれない」

なんてことが書かれています。

 

確かに、「娘の卒園式で泣いてしまった。え~ん!」みたいな日記を書いても、読まれないでしょう。

でも、切り口を変えれば、ちょっとした経験も有益な“コンテンツ”に大変身します。

 

この記事では、SEOの核となる“ペルソナ”の重要性に触れながら、日記ふうの体験談を“価値あるコンテンツ”に変えるコツをお伝えします。

体験談を“コンテンツ”に変える書き方とは?【日記ブログでは稼げない?】

以下に並べたのは、Amazonで売れているハウツー本のタイトルです。

『起業は意志が10割』(講談社)

『なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉』(エムディエヌコーポレーション)

『人は話し方が9割』(すばる舎)

『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』(SBクリエイティブ)

 

たとえば、この本。

 

新人デザイナーに向けて、現役デザイナーが何を意識しているかを説明しています。プレゼン資料やパンフレットを作る人にも役立つ本です。

 

作者が有名でもないのに、こういった本がなぜ売れているのか?

ターゲットとなる読者さんを明確にしぼり、そのターゲットに向けて書かれているからです。ブログでも、考え方は一緒です。

 

日記ブログが読まれない1番の理由。それは、誰に向けて書かれているか、見えてこないからです。

 

 

当ブログの過去記事を例に、体験談を“読まれるコンテンツ”に変えた書き方について解説します。

この記事は、筆者が使っていたドコモのガラケーが故障。コールセンターに電話して、代替機と交換してもらった経緯をまとめたものです。

www.entafukuzou.com

1.すぐには書き出さず、キーワードの洗い出しをする(SEOの基本)

まず、書きたい体験談があったからといって、すぐには書き出しません。ノートでもメモ帳でもいいので、思いついた項目を箇条書きにします。

 

《書き出す前の項目》

  • ドコモのガラケーを地面に落とし、電源が勝手に落ちるようになった
  • 私が使っていた機種P-07Bは、修理対応が期限が切れていた
  • でも、ギリギリまでガラケーを使っていたい
  • 調べると、「ケータイ補償サービス」で代替機と交換できることを知る
  • コールセンターへ電話すると、ネットワーク暗証番号を聞かれた
  • 壊れかけたガラケーで電話したので、途中で電源が落ちた
  • 同じ機種は在庫がなく、富士通のF07F・NECのN01Gなら代替機があると説明を受ける

もし、面白おかしく体験談を書くだけなら、

「まさに故障しかけているガラケーでコールセンターに電話したため、途中で電源が切れてしまった」

ことにフォーカスするでしょう。

 

でも、それじゃただの日記です。私は芸能人でもインフルエンサーでもないので、日記を書いても読まれません。

 

 

そこで、この中から、GoogleやYahoo!のユーザーさんが実際に検索しそうなキーワードを探します。検索窓に片っ端からキーワードを入れて、需要があるかどうかを調べます。

いわゆるSEOにおいて、初歩中の初歩。「キーワード選定」を行なうのです。

www.entafukuzou.com

 

実際に検索されやすかったキーワードが、太字で示した部分です。

  • ドコモガラケーを地面に落とし、電源が勝手に落ちるようになった
  • 私が使っていた機種P-07Bは、修理対応が期限が切れていた
  • でも、ギリギリまでガラケーを使っていたい
  • 調べると、「ケータイ補償サービス」で代替機と交換できることを知る
  • コールセンターへ電話すると、ネットワーク暗証番号を聞かれた
  • 壊れかけたガラケーで電話したので、途中で電源が落ちた
  • 同じ機種は在庫がなく、富士通のF07F・NECのN01Gなら代替機があると説明を受ける

 

次に、キーワードの組み合わせを変えて、需要のありそうな2語キーワードまたは3語キーワードを探します。

体験談を“コンテンツ”に変える書き方とは?【日記ブログでは収入を得られない?】

⇧ 2語、3語のキーワードを組み合わせて、ニーズがあるかどうかを探る

上の例では、「ドコモ ガラケー ケータイ補償」という3語のキーワードを組み合わせて、記事タイトルを作りました。

作ったタイトル

『修理対応終了のドコモガラケー故障!補償サービスで代替機に交換してもらえる?』

は、ある“特定の読者さん”を想定しています。

2.読まれるように、ペルソナ(=対象読者)を設定する

ハウツー本でターゲットとなる読者層をしぼっていたように、ブログでは「ペルソナ」を設定します。

「ペルソナ」とはマーケティング用語で、記事を読んでほしい人の具体像を指します。言葉の定義としては、ターゲットよりももう少し細かい人物像を意味します。

 

ドコモのガラケーの記事の場合、ペルソナは

①ドコモのガラケーを使っている人
② 使用している機種が故障して、ケータイ補償サービスで代替機と交換できないか知りたい人
③ 年齢は40代~60代(⇦ 若い人なら初めからスマホを買うから)

3.検索意図を想像して、ペルソナ(=対象読者)が知りたいであろう情報を中心に、記事を再構成する

ペルソナを設定したら、なぜ、彼らがGoogle検索で調べるのか(=検索意図)を考えます。調べる人たちの悩みを想像し、彼らの悩みがどうしたら解決するのか、とことん深掘りします。

 

そして、ペルソナにとって役立つ項目をピックアップし、記事を構成します。

 

《ペルソナに向けて、実際に書いた項目》

  • ドコモのガラケーが故障した経緯
  • 使っていた機種は修理対応不可だったが、「ケータイ補償サービス」で代替機と交換できる
  • コールセンターに電話すると、ネットワーク暗証番号、電話番号、本人かどうか、故障した日付と状況を聞かれた
  • ケータイ補償の負担金が、5,400円かかった
  • 2日後に代替機が届く
  • 赤外線通信によるデータ移行が大変だった

 

最初にメモに書き出した項目とは、優先順位が変わっているのがおわかりでしょうか?

 

「コールセンターに電話している最中に、電源が落ちて通話ができなくなった」

は、あくまで私の個人的な体験であり、ペルソナが読みたい情報ではありません。優先度は低いし、なくても伝わります。

 

逆に、メモに書き出したときにはなかった項目をつけ足しています。

「代替機に変えてもらうのにかかった負担金」「データ移行の大変さ」は追加した情報です。

 

ペルソナ(=ケータイ補償サービスで代替機と交換したい人)は、他にどんなことを知りたいだろう?

と想像し、ペルソナにとって有益な情報をつけ加えたのです。

ブログで体験談を“コンテンツ”に変える書き方【キーワードの組み合わせで、ペルソナも変わる!】

体験談を“コンテンツ”に変える書き方とは?【日記ブログは読まれない?収益化もムリ?】

もう少しざっくりした経験談から、ペルソナを導き出す書き方の例です。

 

たとえば、書き手が「幼い娘を持つママ」で、娘さんが卒園式で歌った「ありがとうさようなら」に感動して、泣いてしまったとします。

1.すぐには書き出さず、キーワードの洗い出しをする

やはりすぐには書き出さず、思いついたことを箇条書きにしてゆきます。

 

《書き出す前の項目》

  • 娘の卒園式の日は、冷たい雨が降っていた
  • 私(=書き手であるママ)の服装は、ネイビーのスーツ
  • 卒園証書の授与、ウチの娘、うまくやれるかな?
  • 園長先生のあいさつ、長いよ~
  • 保育士さんのひとりが泣きだし、涙の連鎖
  • 若い保育士さんのモノトーンのワンピースが素敵だった
  • お別れの歌、娘が「ありがとうさようなら」を歌うのを見て、ついに私も号泣!

 

書き手である「幼い娘を持つママ」が主体の場合、「歌を通して、娘の成長を感じたこと」がいちばん伝えたいことになります。

でも、それだと、“どこにでもある日記”になってしまいます。収益を生むほどのコンテンツにはなりません。

 

そこで、GoogleやYahoo!の利用者が調べそうなキーワードを洗い出します。太字で示したのが、検索されやすいキーワード。

  • 卒園式の日は、冷たい雨が降っていた
  • 私(=書き手であるママ)の服装は、ネイビーのスーツ
  • 卒園証書の授与、ウチの娘、うまくやれるかな?
  • 園長先生のあいさつ、長いよ~
  • 保育士さんのひとりが泣きだし、涙の連鎖
  • 若い保育士さんのモノトーンのワンピースが素敵だった
  • お別れの歌、娘が「ありがとうさようなら」を歌うのを見て、ついに私も号泣!

GoogleやYahoo!の検索窓に次々とキーワードを入れ、2語や3語の組み合わせを変えて、需要がある検索ワードを探します。

2.キーワードの組み合わせで、ペルソナ(=対象読者)は変わってくる!

 

体験談を“コンテンツ”に変える書き方とは?【日記ブログでは収入を得られない?】

⇧ 「卒園式 ママ」で検索をかけると、関連キーワードが表示される

たとえば、「卒園式 ママ」の2語で検索をかけると、「卒園式 ママ レンタル」という関連キーワードが見つかります。

この3語キーワードから、ペルソナ(=対象読者)と検索意図を導き出すことができます。

・ペルソナ:レンタル業者を探しているママ
・検索意図:セレモニースーツをレンタルできる業者さんを知りたい

 

レンタル業者を調べて記事にすれば、“価値あるコンテンツ”となります。このとき、ご自分が何を参考にスーツを選んだか、体験を交えて書けば、伝わりやすくなります。

実際にレンタル業者を利用して“体験取材”すれば、それこそ収益を生むようなコンテンツになるでしょう。

 

 

また、「卒園式 服装 保育士」の3語で検索をかけると、「卒園式 フォーマルスーツ 保育士」という関連キーワードが見つかりました。

体験談を“コンテンツ”に変える書き方とは?【日記ブログでは収入を得られない?】

⇧ キーワードの組み合わせを変えれば、ペルソナも検索意図も変わる!

この3語キーワードだと、さっきとペルソナ(=対象読者)が変わってきます。導き出されるペルソナと検索意図は・・・

・ペルソナ:若い保育士さん
・検索意図:卒園式にふさわしいフォーマルな服装を知りたい

となります。初めて卒園式に参加するような新人の保育士さんは、どんな服装にすべきか悩んでいます。

 

若い保育士さんたちに、ママ側から見た素敵なコーディネートを教えてあげられないかしら?

と想像をふくらませ、ママ目線から

「若い保育士さんの着ていたワンピースが、派手になりすぎず清潔感があって素敵だった」

ことを伝えれば、ペルソナである若い保育士さんの参考になります。

 

さらに、なぜ素敵だと思ったのかを深掘りし、

「髪型はどうだったのか?」

「ストッキングは何色だったのか?」

など、トータルコーディネートを思い出して書ければ、“卒園式にふさわしい服装を知りたい”という保育士さんの検索意図に、もっと応えることができます。

記事の主体は書き手ではない!【読まれたかったら、ジャイアンではなくスネ夫になれ!】

ペルソナのために書くと、場合によっては自分が書きたかったことは書けなくなります。ペルソナが知りたいことと、自分が書きたいことはイコールではないからです。

 

「自分のために書くな、まずは読者のために書け!」

ブログ運営について書かれた書籍を読むと、口が酸っぱくなるほど言われます。でも、これってどういうコト?

 

もう少しわかりやすく言語化するなら、

「ジャイアンではなくスネ夫になれ!」

ということ。ブログを書くときのマインドを根本から変えるのです。

 

 

ジャイアン  ⇨ オレの歌う歌は、みんなも好きなはず(主体は自分)

スネ夫 ⇨ 相手によってコロコロ態度を変え、お世辞を言う(主体は相手)

 

特徴だけ抜き出すと、スネ夫は調子のいいヤツに見えるかもしれませんが・・・

 

ペルソナによって伝えるべきことを変え、悩みを解決して喜ばせてあげる

と言い換えれば、実は、スネ夫の態度はブログSEOの本質をついているのです。

まとめ

誰しも、初めてのことを経験しようとするときは不安です。すでに体験した人の話が聞きたくなります。その体験が希少であればあるほど、お金を払ってでも知りたい情報となります。

ただし、どんなに貴重な体験をブログで書いても、“必要としている人”に読まれなければ価値を生みません。

 

八百屋さんが、近所のライバル店にきゅうりを売っても買ってもらえません。

生命保険のセールスレディが、小学生相手に販売してもムダです。

 

“本当に必要としている人”へブログの記事を届けるための技術。それがSEOです。SEOを学んでないと、同業者にしか読まれないブログになってしまいます。

 

 

 

ここで紹介しているSEO本でなくても、ご自分のレベルに合ったもの、読みやすいもので構いません。

ただし、“自分の頭でかみ砕き、消化する”プロセスを経てないと、SEOの知識は使い物になりません。わかってるつもりは、なにも知らないのと同じことだからです。