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笑って泣ける!映画『キッド』BSで放送!【チャップリンのおすすめブルーレイも紹介】

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笑って泣ける!映画『キッド』BSで放送!【チャップリンのおすすめブルーレイも紹介】

山高帽にステッキ、そしてちょび髭(ひげ)。世界中のファンを笑いと涙で包んだ、浮浪者・チャップリン。

そんなチャップリンの映画『キッド』がBSでテレビ放送されます。

 

この記事では、映画『キッド』のあらすじと子役についてご紹介。

また、チャップリンはコメディアンとしてだけでなく、監督としてもずば抜けた才能の持ち主でした。そんなチャップリンの演出がスゴい有名作品もご紹介します。

 

チャップリンの映画『キッド』BSでのテレビ放送はいつ? 子役はどんな人?

『キッド』は1921年のアメリカ映画。

置き去りにされた赤ちゃんと、その赤ちゃんを拾った放浪者のキズナを描くコメディです。ドタバタ喜劇だけでなく家族愛も描かれ、親しみやすい作品となっています。

映画『キッド』
原題 The Kid
製作 1921年
上映時間 53分
監督・脚本 チャールズ・チャップリン(『街の灯』『モダン・タイムス』)
音楽 チャールズ・チャップリン
出演  チャールズ・チャップリン、ジャッキー・クーガン(子役)、リタ・グレイ

捨て子の少年を演じたのは、ジャッキー・クーガンという子役です。父親代わりの放浪者と引き離される時には、子どもとは思えない迫真の演技を見せてくれます。

 

映画『キッド』のテレビ放送は、2022年1月13日(木)。NHKのBSプレミアムの「BSシネマ」にて。

14:48 ~ 15:39

画面は白黒、字幕スーパーでの放送となります。

映画『キッド』あらすじ【ネタバレなし】

ある若い女性(エドナ・パーヴァイアンス)は途方に暮れていました。赤ちゃんを生んだものの、画家の彼氏に捨てられ、経済的余裕もありません。

彼女は、停めてあった自動車のなかに、赤ちゃんを置き去りにしてしまいます。

 

車は二人組の泥棒に盗まれたあと、赤ちゃんに気づいた泥棒は、赤ちゃんを貧民街に捨ててゆきます。

そこへ通りがかったのが、小さな放浪紳士(チャールズ・チャップリン)でした。放浪紳士は赤ちゃんを他人に押し付けようとしますが、うまくゆかず。

自分で育てることにします。

 

それから、5年後。

成長した子供・キッド(ジャッキー・クーガン)と放浪紳士は、たくましく暮らしていました。キッドが小石を投げてガラス窓を割り、それを放浪紳士が修理するという、詐欺まがいの商売をしながら生計を立てていたのです。

 

いっぽう。

赤ちゃんを置き去りにした若い女性は、いまや人気女優となっていました。捨てた赤子に対して後ろめたさがある彼女は、慈善活動をおこなっています。

彼女は貧民街にやってきて、偶然、キッドと再会しますが・・・

これだけは観ておけ!監督・チャップリンのおすすめDVDとブルーレイ

「チャップリン=ドタバタ喜劇」というイメージがありますが、彼の凄さはコメディだけではありません。

 

▲クリックすると動画が読み込まれます。

 

貧困に対する怒り、戦争を起こした政治家への皮肉など、チャップリンの脚本には社会に対する痛烈な風刺がこめられています。

また、監督としても非凡な才能を持っており、小道具をクローズアップしてメッセージを伝える手腕は、現在の演出家でもかなわないほど。

 

数ある名作の中から、「これだけは観ておけ!」という5作品をご紹介します。

『黄金狂時代』(1925年)

19世紀末。

アラスカで金の鉱石が見つかり、ひと儲けしたい人々が押し寄せてきた。探検家のチャーリーは猛吹雪に襲われ、やっとの思いで山小屋にかけこむ。

ところが、そこには指名手配中の凶悪犯・ラーソンがいて・・・

 

空腹のあまり靴を食べたり、急斜面の小屋から脱出を試みたりと、スピーディなギャグの連発に笑いが止まらない!

チャップリンの喜劇作品の中でも、特に評価が高い傑作。

『街の灯』(まちのひ)(1931年)

街の灯、独裁者、花売り娘、床屋、ローラースケート【チャップリンのおすすめブルーレイも紹介】

目の見えない花売り娘に恋をしてしまった、浮浪者のチャーリー。彼はお金持ちのフリをして、毎日のように彼女から花を買う。

お金のないチャーリーは、花を買うため八百長ボクシングに手を染めるが・・・

 

これぞ無償の愛!ラストは涙なしには見れない。

チャップリンの“最高傑作”との呼び声が高い、笑いと涙の1本。

『モダン・タイムス』(1936年)

『独裁者』『モダンタイムス』『黄金狂時代』【チャップリンのおすすめブルーレイも紹介】

工場ではたらく労働者のチャーリーは、ネジをしめ続けるだけの毎日を送っている。単純作業の連続に耐え切れなくなったチャーリーは、頭がおかしくなり、精神病院に入れられてしまうが・・・

 

機械の歯車に巻き込まれたり、後ろ向きでローラースケートしたりと、名シーンもいっぱい。大量消費社会を痛烈に皮肉ったチャップリンの感性に、うなってしまう!

『独裁者』(1940年)

第一次世界大戦のさなか。

味方とはぐれたトメニア国の二等兵の男は、将校のシュルツを救出するが、事故で記憶を失う。

 

それから20年。

自宅に戻った二等兵の男は理髪師に、シュルツは独裁者ヒンケルのもとで司令官となっていた。ユダヤ人への弾圧を強めていたトメニア国の高官として、シュルツはユダヤ人街にある理髪店にやってくるが・・・

 

ヒトラーを批判したラストの演説は、あまりに有名。ナチズムが猛威を振るっていた1940年に、この映画を世に問う勇気!

また、ハンガリー舞曲と連動したヒゲ剃りのシーンは、チャップリンの天才ぶりがわかる。

『殺人狂時代』(1947年)

北フランスの商家の妻が、多額の現金を引き出したあと、行方不明となる。フランスでは、似たような失踪事件が相次いでいた。

犯人は、元銀行員のアンリ。

 

彼は、こう言ってのける。

「ひとり殺せば悪党で、百万人だと英雄だ」

 

いわゆる“シリアルキラー”を主人公にして、戦争を起こした為政者をメッタメタに批判! チャップリンのアナーキズム(=反権威主義)がさく裂した快作!

カメラワークも見事。

女に毒入りワインを飲ませようとして、ふとした瞬間に同情してしまう主人公。表情にクローズアップするカメラの動きは、鳥肌もの!!

 

 

なお、古いDVDは画質がぼやけているので、できればブルーレイ版がおすすめ。画質にこだわらないなら、作品によってはワンコインで購入できるDVDもあります。