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『ザ・ボーイズ』シーズン2第8話あらすじ&考察!ホームランダーのモデルはトランプ大統領?

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『ザ・ボーイズ』シーズン2第8話あらすじ&考察!ホームランダーのモデルはトランプ大統領?

腐敗したヒーローを描いたAmazonプライムのドラマ『ザ・ボーイズ』。シーズン2も遂に最終回を迎えます。

 

この記事では、『ザ・ボーイズ』シーズン2第8話(最終話)のあらすじと考察をお届けいます。核心部分のネタバレはしません。それでも、未見の人にとって知りたくない情報が含まれている場合があります。

本編をご覧になってから、お読みください。

Amazonプライムビデオ『ザ・ボーイズ』シーズン2

 

前回までの『ザ・ボーイズ』は・・・

 

 

母親とカフェで会っていたアニー(⇦ スターライトの変身前の姿)は、突然、ブラックノワールから襲われます。意識を失ったアニーは連れ去られます。

 

アニーが誘拐されたと知ったヒューイとランプライターは、隔離施設に救出に向かいます。しかし、部屋は頑丈な壁で覆われています。ランプライターはなんと、自らの体を発火させます。自らを犠牲にして火災報知機を作動させ、部屋の扉を開くためでした・・・

 

いっぽう。マロリーやブッチャーはヴォート社の元役員を味方につけ、公聴会で証言してもらおうとします。ところが、まさに証言しようと口をひらいた瞬間、役員は頭をふき飛ばされてしまうのでした・・・

 

関連:『ザ・ボーイズ』シーズン2第7話のあらすじ&考察

www.entafukuzou.com

 

 

シーズン2第8話(最終話)の登場キャラクターと吹き替え声優

 

役名、俳優名、日本語吹き替えの声優の順番でご紹介します。

 

 ブッチャー

 カール・アーバン/宮内 敦士

 

 

「ザ・ボーイズ」のリーダー。妻のベッカを誘拐されたことで、セブンに恨みを持つ。スーパーヒーロー達に復讐するためなら、手段を選ばない。

 

ヒューイ

 ジャック・クエイド/平野 潤也

 

「ザ・ボーイズ」のメンバー。雑貨店で働くふつうの青年だったが、恋人のカタキを取るため立ち上がる。

 

マロリー

 ライラ・ロビンス/塙 英子

 

 

『ザ・ボーイズ』の創設者。セブンに命を奪われた孫のカタキを取るため、ヴォート社の悪事を世間に公表しようとする。

 

 ヴィクトリア・ニューマン議員

 クローディア・ドゥーミット

 

 

ヴォート社やセブンの活動に抗議し、公聴会の開催をはたらきかけた議員。女性。

 

ベッカ

 シャンテル・ヴァンサンテン/高宮 彩織(たかみや さおり)

 

 

 ブッチャーの妻だが、8年前に失踪。本人が望まぬ形で、ホームランダーとの間に子供(ライアン)をもうける。

 

ホームランダー

 アントニー・スター/近藤 浩徳

 

 

「セブン」のリーダー。空を飛び、目から赤い怪光線を出す能力者。母の愛を知ることなヒーローとしての英才教育を受けてきたため、“情”を理解できない。

 

ストームフロント

 アヤ・キャッシュ/池田 海咲 (いけだ みさき)

 

シーズン2より加わった、「セブン」の新メンバー。実は、第一次世界大戦の頃より生きている高齢者。圧倒的な戦闘力と、民衆の心をあやつる話術を持つ。

 

メイヴ

ドミニク・マケリゴット/高宮 彩織

 

 

「セブン」のメンバー。アマゾネスのコスチュームに身を包む女性。同性愛者であることをホームランダーにバラされ、怯えている。

 

 Aトレイン

ジェシー・T・アッシャー/柏野 昌俊

 

「セブン」のメンバー。世界最速といわれるスピード・スター。危険薬“コンパウンドV”の過剰摂取により意識不明になったことも。「セブン」から脱退させられそうになるが、復帰をもくろんでいる。

 

ディープ

チェイス・クロフォード/村井 雄治

 

「セブン」のメンバー。七つの海の支配者で、海洋生物と会話できる。セクハラ問題を起こし、「セブン」を脱退させられていた。復帰を願い、新興宗教の「共同教会」でセラピーを受けていた。

 

関連:こちらの記事では、吹き替えと字幕を切り替える方法も紹介しています。

www.entafukuzou.com

 

『ザ・ボーイズ』シーズン2第8話(最終話)あらすじ

 

 

 それじゃ、悪役とやってることが同じになってしまう!

 

「ザ・ボーイズ」のアジトでは、フレンチーたちが来たる戦いに備えて、武器の準備をしています。

 

ストームフロントのプラズマ波に対抗するため、電磁パルスを出すロケット砲を。

ブラックノワールに対抗するために、ナッツを(笑)。

Aトレインに対抗するため、アドレナリンを。

 

徹底的に「セブン」をぶっ潰そうとするブッチャーやMMを見て、ヒューイは

それじゃ、僕らがスーパーヴィラン(=悪役)になってしまう

と、抗議します。

 

しかし、ブッチャーやMMは戦う気満々。

 

「私に考えがあるの」

アニーはヒューイを連れて、メイヴの元を訪れます。ホームランダーに弱みを握られていたメイヴに、議会で証言してもらおうというのです。

 

ところが、メイヴは憔悴しきっています。

「もう黙って! 疲れてるの」

と答えるにとどまり、メイヴの協力は得られませんでした。

 

 

いっぽう。「ザ・ボーイズ」のアジトに助けを求めにきた人物がいました。ブッチャーの妻・ベッカです。

「ライアンが奴らに連れて行かれたの!」

息子のライアンがホームランダーとストームフロントに連れ去られたので、救出してほしいというのです。

 

ヴォート社幹部と共同教会の裏取引?

 

共同教会の【自己再生センター】。共同教会の教祖・アダナとヴォート社の経営責任者エドガーが密会していました。

 

アダナは、ディープとAトレインを「セブン」のメンバーに復帰させるよう交渉します。しかし、エドガーは難色を示します。一度に2人復帰させたら世間から甘い組織に見られる、というのです。

 

もう一つ。Aトレインとストームフロントの間には因縁がある、というのも理由でした。

 

 

会談を終えたエドガーに電話がかかってきます。ブッチャーからでした。ブッチャーとエドガーはホテルで密会します。

 

ブッチャーは取り引きを持ちかけます。ライアンをホームランダーの元から取り戻したら、ベッカとライアンを安全な場所に匿ってほしい、と。

 

 

エドガーにとって、ホームランダーやストームフロントは立場上は協力関係にあります。とはいえ、ライアンを手元に置いておけば、差別主義者のホームランダー達をけん制することができます。エドガーにも旨みのある交渉でした。

 

Aトレイン、ストームフロントの情報を売る!

 

ヒューイとアニーが車で移動していると、車内にいきなりAトレインが現れます。

「よう! お二人さん」

 

ヒューイは慌てて車を停めます。Aトレインが持ってきたのは、ストームフロントの過去の写真が載ったファイルでした。

「あの女は追い出す。ナチは通報だ!」

 

 

Aトレインは自分が「セブン」に復帰するため、ストームフロントを陥れようと考えていたのです。

 

一転! ストームフロント、逆風にさらされる

 

山林にある別荘には、ホームランダーとストームフロント、そしてライアンがいました。ホームランダーは、ライアンに能力の使い方を教えようとします。遠距離能力で、人形を攻撃するように指示したのです。

 

ホームランダー「嫌いな人を思い浮かべるんだ」

ライアン「嫌いな人なんていない」

 

ストームフロント「白人を守るため、あなたのチカラを貸して」

 

ライアンに歪んだ思想を植え付けようとするストームフロント。しかし、彼女はスマホの通知を見て、驚きます。ストームフロントがナチスの幹部と一緒に映っている写真が、テレビで公表されていたのです。

 

「ナチスは悪だ!」

「ナチは引っ込め!」

 

民衆は手のひら返し。ドイツ出身のストームフロントを叩く声が、世間にあふれるようになります。

 

 

ニューヨーク州ロチェスター。山小屋にライアンが捕らわれている、と情報を得たブッチャーたちがやってきます。ブッチャーたちは電磁波を流し、ホームランダーの聴覚を攻撃!

 

何事か、とホームランダーが外に出たスキに、ブッチャーとベッカはライアンを救出します。ブッチャーは、ベッカとライアンを車に乗せ、マロリーの元へ送ろうとします。

 

ブッチャー「俺はあの子のそばにいない方がいい。俺みたいなろくでなしに育ってしまう」

ベッカ「そんなこと言わないで、一緒に来て」

 

それでもブッチャーはベッカを説き伏せ、車に乗せるのでした。ところが、発車した途端、車がふっ飛ばされます。ストームフロントが電撃で攻撃してきたのです。

 

3対1? よってたかってストームフロンを攻める女たち!

 

ストームフロントはアニーに怒り心頭! 写真をマスコミに売ったのは、アニーだと勘違いしていたのです。アニーも能力で対抗します。

 

弟をストームフロントにやられたキミコも参戦。ストームフロントに攻撃を仕かけます。さらに!

 

「そこのドイツ人!」

メイヴも戦いに加わります。

 

アニー、キミコ、メイヴの3人がかりで、ストームフロントをぼっこぼこに・・・うずくまるストームフロントを3人で足蹴りします。

(⇦ もはや、どっちが悪かわからない神演出!)

 

間一髪、空中に飛び立ったストームフロントは、ライアンとベッカの元へやってきます。

 

ストームフロント「ライアン、あなたは私たちといるべきよ。仲間なんだもの」

ベッカ「息子に近づかないで」

 

ストームフロントはベッカを大木に押し付け、首を絞めようとします。

「やめて! ママから離れて! お願いだから」

 

 

そう懇願するライアン。やがて、能力を制御できなくなったライアンの目が赤く光り・・・

Amazonプライムビデオ『ザ・ボーイズ』シーズン2

 

 

 『ザ・ボーイズ』シーズン2考察:ホームランダーのモデルはトランプ大統領?

 

脚本家は、反トランプ思考であることを明言!

 

『ザ・ボーイズ』シーズン2の第7話。悪役であるセブンのホームランダーやストームフロントは、不法移民を厳しく取り締まる国のやり方を擁護しています。

 

モデルとなっているのは、トランプ政権。トランプ大統領は、メキシコとの国境からアメリカ国内に流入してくる移民を、厳しく取り締まる政策をとってきました。

「移民の足を撃て!」

トランプ大統領は、非公式にこう発言したといわれています。

 

 

シーズン2の第6話では、アメリカの自治領であるプエルトリコの出身者が、不満を漏らす場面もあります。2017年、プエルトリコを訪問したトランプ大統領は、

「プエルトリコの人は貧しくて汚い。売却して、グリーンランドと交換したい」

と、笑えない冗談を言ったことがあります。

 

 

Amazonプライムビデオで配信されている、『プライム・リワインド:インサイド・ザ・ボーイズ』という番組があります。これは『ザ・ボーイズ』に関するトークショーで、脚本家や出演者がキャスターのインタビューに答えています。

 

 

 

ショー・ランナー(=プロデューサー兼脚本家)のエリック・クリプキは、ホームランダーの胸糞悪さはトランプ大統領をモデルにしている、と語っています。また、ホームランダーを演じるアントニー・スターも、役作りの上でトランプ大統領を参考にした、と語っています。

 

Amazonプライムビデオ『ザ・ボーイズ』出演者&脚本家トークショー

 

 移民二世・外国出身者が多いドラマ業界では、反トランプ・反共和党を明言する業界人が少なくありません。彼らには、偏見や差別で苦しんできた歴史があります。

 

 

 

逆転する構図! 悪はどっちだ?

 

しかし、ただ反トランプで終わらないのが、『ザ・ボーイズ』の凄いところ。虐げられてきたマイノリティが、いつの間にか差別する側に回っています。

 

エドガーやAトレインは黒人男性。ストームフロント打倒のため、『ザ・ボーイズ』と一時的に手を組みます。しかし、汚い手段で目的を達成する姿はストームフロント達と変わりません。逆転する構図!

 

 スゴいドラマだ。シーズン3も楽しみ!