はてなブログの管理画面で「アクセス解析」を調べると、直近1,000アクセスのアクセス先ページやアクセス元サイトが表示されます。
アクセス元サイトとは、流入元のサイトのことです。検索エンジンであったり、ツイッターやFacebookなどのSNS、さらにはてなのブログサービスもこの中に含まれます。
わたしはブログを運営して3年近くになりますが、つい最近、初めて見るアクセス元がありました。
GoogleやYahoo!検索に並んで、見たこともないアクセス元サイトが表示されています。「duckduckgo.com」とは何でしょうか? 見知らぬアクセス元について調べてみました。
「DuckDuckGo.com」とは、検索エンジンのこと!
DuckDuckGo(ダックダックゴー)は、インターネットの検索エンジンのひとつです。本社はアメリカのペンシルベニア州にあり、2008年に設立されました。
ユーザーのプライバシーを第一に考えており、IPアドレスやユーザーの個人情報を保存しません。通常の検索エンジンは、Cooky(クッキー)にサイトの利用履歴を残しておき、再訪問をスムーズにしますが、DuckDuckGo(ダックダックゴー)はCooky(クッキー)の利用も最小限にとどめます。
できるだけ個人情報を収集しない、というのがコンセプトの検索エンジンです。
「DuckDuckGo.com」は、着実にシェアを伸ばしている検索エンジン!
DuckDuckGo(ダックダックゴー)は、着実にシェアを伸ばしている検索エンジンです。2020年のアメリカの市場のシェアを調べると・・・
- Bing
- Yahoo!
- DuckDuckGo
- Ecrosia(=ドイツの検索エンジン)
圧倒的シェアを占めているのはグーグルですが、すでにDuckDuckGoは第4位まで利用者を増やしています。
2013年、アメリカの国家安全保障局(NSA)がグーグルやヤフーの協力を得て、個人情報を収集したことが明るみになりました(スノーデンによる暴露)。この問題が浮上してから、グーグルやヤフーに不信感を抱いた利用者が、DuckDuckGo(ダックダックゴー)に流れました。
日本のパソコンの市場でも、すでに第5位の検索エンジンとなっており、今後も利用者が増えることが予想されます。
見知らぬアクセス元があると不安になりますが、はてなのアクセス元で「duckduckgo.com」を見つけても、特に心配はありません。GoogleやYahoo!と同じように、検索エンジンのひとつという認識で良いでしょう。