《前回・第148話までのあらすじ》
直子は、胸につっかえている事を喜美子に語ります。ふとした時に、別れた鮫島を思い出すというのです。喜美子は鮫島を探しに行くよう、直子にアドバイスします。
さて。『みんなの陶芸展』の開催日がせまってきます。喜美子はジョージ富士川に、「見に来ていただけないでしょうか?」と、手紙を書くのでした。
第149話の、詳しいあらすじはこちら!
『スカーレット』148話あらすじ!鮫島との思い出をプレイバック
『スカーレット』第149話あらすじ!3月27日(金)放送分・・・草間さんとちや子さんは面識アリ?
『みんなの陶芸展』の初日をむかえます。八郎も、名古屋からかけつけてくれます。
陶芸展が始まります。1フロアの会場に、信楽の陶芸家や一般の人の作品が並べられています。草間さんがやってきます。草間さんは、ゆっくりした足取りで作品をながめてゆきます。
すぐあとに、ちや子さんも来ます。ちや子さんは喜美子の作った小皿や花瓶を、鑑賞しています。そのコーナーに草間さんがやってきます。歩調を合わせるように陶器をながめる、草間さんとちや子さん。
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ちや子「堀中安井 先生の?」
草間「市議会議員の? やっぱりそうですよね?」
ちや子「庵堂です。暮れでしたっけ?」
草間「暮れの、出版記念パーティ」
草間さんとちや子さんには、お互いに面識がありました。台湾語の翻訳をした草間さんが、作家のパーティーに出席。その場に、ちや子さんも同席していたようです。
多忙なちや子さんは、すぐに帰らなくてはなりません。ちや子さんは、草間さんの手を両手で握ります。
ちや子「『これは、ちや子さんからや』いうて、武志くんにチカラあげといてもらえます? ほな、また」
草間「ぜひ、また」
いっぽう。体調のすぐれない武志は、昼ごろまで家で休んでいました。
武志「夢を見てた。オレのコーナーには誰も来ぃひん。川原武志の作品は、みんな素通りや」
喜美子「そら、きっついな」
武志「夢やのうても、思ったりせえへんの? 足を止めて見てくれる人が一人もおらん。誰一人として認めてくれへん」
喜美子「一人もおらん、いうことはないからな。一人は絶対いるで。自分や。迷った時は、その一人に聞いたらええ。その一人だけは絶対に味方や」
最終週「炎は消えない」149話ネタバレ・・・約束約束、や~くそく!
午後になって、喜美子と八郎は『みんなの陶芸展』の会場にやってきます。体調のよくなった武志も現れます。草間さんは、武志の手を両手で握ります。
草間「今のは庵堂さんから。今度は僕から」
武志「ありがとうございます」
会場には、百合子の娘、桜と桃のかわいらしいお皿も展示されていました。真奈は、楽しそうに作品をながめています。すると、桜と桃がかけよってきます。2人は、武志の作品をホメてくれたあと、こんなお誘いをします。
桜「あんな。ピアノの発表会きてくれる?」
桃「彼女もきてください」
武志「発表会いつなん?」
桃「春や。4月!」
桜&桃「約束約束、や~くそく! 約束約束、や~くそく!」
桜と桃は、おしくらまんじゅうのように、武志と真奈をおしりで押します。
会場のお客さんたちが、ザワザワします。芸術家のジョージ富士川が現れたのです。
ジョージ「あ~。ええ色でてるな~。ほお~」
ジョージ富士川は、喜美子の壺や武志のお皿をながめて、感嘆の声をもらします。武志は、改めてジョージにあいさつします。
ジョージ「ちっちゃい頃に、実演会もやったんやで。こんな可愛かったで!」
武志「ちょっと覚えてなくて・・・」
関連:実演会が行われたときは、きみちゃんも大変な時期でした!
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ジョージ富士川は、会場の外にお客さんを集めます。大きな画用紙を壁に貼り、筆でこんな文字を書きます。
『今日が私の1日なら』
ジョージ「今日が私の1日なら、私はどんな1日にしますか? さあ、好きに書いてや。なんでも好きに書いてや!」
その場にいたお客さん達は筆をとり、キャンバスに思い思いの1日を書いてゆきます。武志も筆をとります。武志は、こんな言葉を紙に書きました。
『いつもと変わらない1日は、特別な1日』
武志の書いた文字を、喜美子がじっと見つめます。その表情には、寂しさも混じっていました。“変わらない1日を、いつまで送らせてあげられるだろう?” そんな不安がにじみ出ていました。
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きみちゃんの陶芸家人生に大きな影響を与えてくれたジョージ富士川🙋♂️役 #西川貴教 さんの特集記事が公開されました🙌
コテコテの大阪弁を演じる上でイメージした方がいるとか…!
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▼ジョージ富士川役・西川貴教さんインタビューhttps://t.co/hy6QKdVWGQ
喜美子と八郎、信作、照子、百合子が、琵琶湖の前にやってきます。武志と真奈、学や大輔、芽ぐみもいっしょです。
直子「海や~っ!!」
直子が先陣を切って、かけてゆきます。それを追うように、信作と照子も走り出します。みんなを見守るように、喜美子は一番最後を歩いています。
(⇦ 第1話で、真っ先に琵琶湖に走っていったのは喜美子。その彼女が、一番最後から歩いている!)
関連:琵琶湖にかけてゆく、喜美子と常治
【連続テレビ小説『スカーレット』第149回・矢部太郎さん】第1話でリヤカーを引いて家族でやってきた琵琶湖。こんなに家族が増えたんですね!みんなの陶芸展にみんなが集まる!お尻で約束!約束!………続きは https://t.co/IRRbFitago #スカーレット #朝ドラ pic.twitter.com/ZCcUilppBO
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150話(最終回)へつづく。