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2分で『スカーレット』145話あらすじ!八さんの卵焼き武志の苛立ち

145話ハチさんの卵焼き、武志の苛立ち

 《前回・第144話までのあらすじ》

 武志は、友だちの学と大輔に誘われ、大阪に遊びにゆきます。いい気分転換ができた武志は、お皿の最後の仕上げに向かいます。

 

ついに武志の作品が完成します。お皿の内側に、生きているような水の波紋が表れていました。

 

 第144話の、詳しいあらすじはこちら!

『スカーレット』144話あらすじ!直子と真奈ちゃん、気が合う

 

 

『スカーレット』第145話あらすじ!3月23日(月)放送分・・・八さんの卵焼き、武志の苛立ち

 

 

 喜美子は、武志のつくったお皿をじっくり眺めています。見事な出来ばえに、感無量です。 

 

喜美子「武志にしかできへん作品ができたな」

武志「うん」

 

 

 

武志は、県立病院に通院します。大崎先生に相談したいことがあったのです。食欲はあるのに食べ物の味がよくわからない、という悩みを抱えていました。

 

その帰り。武志はなくなった智也の母・理香子に会います。理香子は、武志に渡したいものがありました。智也が生前、武志に宛てて書いた手紙でした。

 

 

 

武志が家に戻ると、八郎が料理をしています。喜美子は、楽しそうに八郎の調理する姿をながめています。

 

喜美子「おもろいで。卵焼きつくってくれるんやて」

八郎「おもろい、ってなんや。得意やねん」

 

喜美子「これだけやと不安やからな。晩ご飯、うな重たのんだ

武志「また?」

 

武志と八郎が台所で話していると、電話がかかってきます。喜美子が電話に出ると、大崎先生からです。

 

大崎の声「変わったことはないですか?  武志くん、『食欲はあるんだけど、料理の味がわからないんです』と話してくれたんです。味覚症状かもしれません

 

喜美子は、不安な気持ちになります。

 

 

さて。晩ご飯の時間です。食卓には、うな重と八郎のつくった卵焼きがならびます。武志は、おそるおそる卵焼きを口にします。

 

武志「・・・うまい。うまいで」

八郎「よかった~!」

 

しかし、武志はすぐに箸をおいてしまいます。

 

武志「ごめん。ほんまは味がしいひん。ようわからん」

喜美子「気にせんとき。失敗してんのや。うな重たべ」

 

 

 

最終週「炎は消えない」145話ネタバレ・・・オレは終わりじゃない、生きたい!

 

気まずくなったところで、八郎は武志のつくったお皿の話をします。

 

八郎「あの皿な。水だけやないで。太陽の光も感じるわ。お父ちゃんができひんかった事やり遂げたな。たいしたもんや。僕を越えてったな

ちょっとカラダ休めたら、味もわかるようになる。そしたら、また卵焼きつくったる」

武志「お父ちゃんの卵焼き、この先何回つくってもろても味がわからん・・・『僕を越えてった』? ようそんなこと言えるな。越えられて悔しくないんか! 情けない思わへんのか!」

 

味がわからないことで不安になったのか、武志はつい八郎にあたってしまいます。武志は、食事の途中でとなりの部屋に行ってしまいます。

 

 

 

武志は、真っ暗な部屋で机に向かっています。喜美子が部屋に入ってくると、武志は智也からの手紙を見せます。手紙の文面は、『川原たけしさんへ オレは・・・』という文章で止まっていました。

 

武志「智也は何を書きたかったんやろ? 勉強教える約束しててん。オレの作品できたら一番に見せたる、いう話も・・・大阪に好きな子おる、いう話も。

書きたいこと、いっぱいあったんやろな。それが・・・『オレは』で終わってんねんでで」

 

武志は、無念の死をとげた智也に、自分を重ねていました。自分の“死”もすぐそこまで来ている、と怖れていたのです。

 

武志「お母ちゃん。オレは終わりじゃない。生きていたい。生きていたい!

 

喜美子は武志の頭をなでます。武志の涙は止まりません。喜美子は何も言わず、武志を抱きしめるのでした。

 

 

その夜おそく。

 

喜美子は、武志の作ったお皿をいつまでも眺めていました。不思議なことに、お皿に描かれた水の波紋に、かすかな生命力を感じたのです。

 

                      第146話へつづく。