《前回・第139話までのあらすじ》
武志を救おうと、さまざまな人たちがドナー適合検査をうけてくれます。信作や照子、百合子。武志の友だちまで・・・しかし、白血球の型が一致する人は見つかりません。
そんな中、ちや子が信楽にやってきます。
第139話の、詳しいあらすじはこちら!
『スカーレット』139話あらすじ!しんどい時に現れるちや子さん
『スカーレット』第140話あらすじ!3月17日(火)放送分・・・ちや子さんの助言にハッとする
喜美子はちや子(水野美紀)に会うため、【カフェ・サニー】にやってきます。ちや子も、すでに適合検査をうけてくれていました。
ちや子「ウチも色んな人に声かけてみるわ。任しとき! 顔だけは広いよってな」
喜美子「ほやけど、そんなんどうやってお礼したらいいか・・・」
ちや子は、議員となった自分を例に出して語ります。ひとりひとりに会ってお礼するのは、現実的ではないと。
ちや子「川原喜美子は、母親であると同時に陶芸家や。いまの思いを、作品にこめたらええねん」
陶芸家だからこそ出来ること、まだまだありますね!#スカーレット pic.twitter.com/dAmduC6YkZ
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武志と白血球の型が一致する人が見つからないまま、時間だけが過ぎてゆきます。喜美子は、『患者の会』を紹介してもらうことにしました。
武志と同じ病室に、安田 智也という白血病の男の子がいます。そのお母さん、安田 理香子(早織)も『患者の会』にさそってみることにします。
喜美子と理香子が、病院の休憩スペースで待っています。理香子は、あまり気が進まないようです。そこへ、大崎先生と『患者の会』の代表・日高 れい子(楠見 薫)がやってきます。
れい子「川原さんね? よう頑張ってはるなぁ」
れい子は、会うなり喜美子とハグします。れい子は、『患者の会』について説明します。まだ会は立ち上げたばかり。情報交換・はげまし合いが主な活動です。
喜美子は、ドナー適合者を見つけることの難しさを語ります。
れい子「ドナー探しなぁ。うちの娘も、なかなか見つからんかって・・・」
喜美子「娘さん・・・」
れい子「安田さんも元気だしてぇや」
理香子「元気なんて出せるわけないです。智也は、もう明るい未来なんて考えられない所まできてるんです。日高さんの娘さんとは違うんです! 川原さんとも違うんです!」
理香子は、立ち去ってしまいます。
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庵堂ちや子役 #水野美紀 さんの特集記事が第二弾が公開されました🙌
荒木荘時代からきみちゃんを支えてくれたちや子さん🙋♀️その思い出を振り返っていただきました!
詳しくは👇#スカーレット
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第24週「小さな希望を集めて」140話ネタバレ・・・なぜ?真奈を避ける武志
理香子は、廊下の長椅子に座っていました。喜美子は、理香子のとなりに腰を下ろします。そして、安易に『患者の会』にさそったことを謝ります。
喜美子「ウチ、無神経なことしてしまいました。日高さんの娘さんは、もうとうに亡くなられはったそうです」
理香子「え!?」
喜美子「娘さんの闘病生活がほんまに大変やったから、『患者の会』を作ったんだそうです」
理香子「・・・智也も、去年の今ごろは元気でした。『アルバイトしてみたいなぁ』言うてた・・・やらせてやったら良かった。何でもやらせてやったら良かった」
喜美子「・・・なに色が好きですか?」
理香子「色? 私? 白が好きです」
喜美子「ほな、白地になにがええですか? お花とか、鳥とか」
理香子「なにかの占いですか? ほな、明るい花が咲いてるのがええかな」
ここにも出来ることが一つ🌷#スカーレット pic.twitter.com/ubau9mBewq
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家に戻った喜美子は、庭に咲いているスカーレット140話ちや子さんの助言をスケッチします。
いっぽう。ビリヤード場でアルバイトしていた武志は、オーナーから早く帰るように言われます。そこへ、真奈があらわれます。
武志「検査してくれたお礼、まだ言うてなかったな」
真奈「骨髄移植のな。一致せんかった」
武志「いや。ありがとう。ほんで、見舞いにも来てくれたな」
真奈「そや。あのお見舞い以来やで。避けてるやろ! なんで避けてるん? 嫌いですか?」
武志「まあ。そういうことや。(会う)約束してへん。帰るな」
真奈「・・・ええで。帰ってください」
武志「お元気で。さいなら」
真奈「待てや! どうでもええけど、さいならは止めてほしい。さいならは言わんといて」
武志「じゃあ。ほな」
真奈「またな」
【連続テレビ小説『スカーレット』第140回・矢部太郎さん】ビリヤード台を挟んでの武志と真奈さんの会話…切ない。ヤングのグの店長にも絶対聞こえてる!陶芸家川原喜美子、いろんな方への思いを………続きは https://t.co/FwWnCzFa3F #スカーレット #朝ドラ pic.twitter.com/kNS7zBLcoM
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武志は、同じ病室だった智也をたずねます。智也は、医療用のニット帽をかぶったまま、ベッドで眠っていました。病気がかなり進行していることがうかがえます。
智也「おっ!」
武志「起こした? ごめんな」
智也「嘘や。だまされた?」
武志「なんだ。寝とったと思ったわ。調子よさそうやな」
武志は、智也が長くないことを察しているのでしょうか?
第141話へつづく。