《前回・第135話までのあらすじ》
喜美子は、武志に白血病のことを告げます。二人は大崎先生に会い、病気と闘う決意を伝えます。
入院の1週間前。武志は、八郎からフカ先生の絵ハガキを借り、新しい作品づくりに挑むのでした。
第135話の、詳しいあらすじはこちら!
『スカーレット』第136話あらすじ!3月12日(木)放送分・・・次世代展の結果は?
武志が作品を応募した、次世代展の発表の朝をむかえます。喜美子は、百合子や八郎も呼んで、食事会をひらこうと計画します。
喜美子「武志の(病気の)こと、みんなに話そうや。お父ちゃんにもな」
武志「言いたない。わからんけど、百合子おばちゃんにも直子おばちゃんにも言いたない」
武志は、病気のことを他の人に知られたくないようです。そのまま研究所へ向かいます。
窯業(ようぎょう)研究所の廊下。武志は、受付の真奈から話しかけられます。
真奈「たこ焼き、ヘタッピですみませんでした。練習しときます。また遊びに行ってええですか?」
武志「またな」
武志が研修室で粘土をこねていると、照子の息子・竜也が声をかけてきます。
竜也「敏春がな・・・あ、親父です。3月でここ修了やろ? だから、丸熊陶業(に就職したら)どうです? いうてました」
武志「・・・有難い話やけど、やりたいことがあんねん」
数分後。
掛井先生がやってきて、次世代展の結果報告をします。結局、研究所から入選者は出ませんでした。武志も落選です。
掛井先生は、落ちこむ武志を励ましてくれます。
掛井「3月にここ出てからが勝負や。自分が“自分”と闘うんや。落選は、陶芸家・川原武志の始まりや! むしろ、落選おめでとうや。どう成功してゆくか、花ひらくとこ見せてぇや」
(⇦ 武志は、掛井先生に入院のことは話しますが、“白血病であること”は明かしませんでした)
掛井先生の熱い気持ちが…#スカーレット pic.twitter.com/JJQfpgQEDT
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その晩。
武志は、幼なじみの学や芽ぐみ、そして真奈と居酒屋で飲みました。落選したこと。病気のことを周りに言えないこと。うっぷんが溜まっていた武志は、大いに飲みました。
第23週「揺るぎない強さ」136話ネタバレ・・・大崎先生の揺るぎない強さ!
喜美子は、夕飯の準備をしていました。朝の武志の態度を思い出し、不安になった喜美子は、大崎先生に電話します。
大崎先生は素敵な先生ですね…#スカーレット pic.twitter.com/xusmoMQ5E0
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喜美子「武志のことなんですけど、本人が周りに言いたない、いうんです」
大崎の声「患者さんの気持ちは揺れます・・・何かに当たったり自暴自棄になることも。強くなったり弱くなったりをくり返すんです。
だから、僕ら医師は、揺るぎない強さを持つようにしています。患者さんの代わりに、僕が」
喜美子「ウチも持ちます・・・いや、もう持ってるわ。そんなん、とっくに持ってます。すみません、ありがとうございました」
【連続テレビ小説『スカーレット』第136回・矢部太郎さん】もう持ってる!揺るぎない強さ。気づいた後のきみちゃんの言葉をどんなふうに聞いてたのかな大崎先生…と描いてみました。久しぶりの三姉妹………続きは https://t.co/E2XlWodcMu #スカーレット #朝ドラ pic.twitter.com/xr8DnGek4V
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喜美子が武志のアパートに電話すると、学が出ます。すっかり酔いつぶれた武志は、学たちに家まで送ってもらったようです。喜美子は、武志の落選を知ります。
喜美子の家には、直子と百合子がきていました。喜美子は口止めされていたものの、武志の病気のことを話すことにします。
喜美子「あのな。話がある。口、固いか?」
直子「やわらかい。ははは、冗談や。なんや深刻そうやな」
百合子「ええ話?」
喜美子「チカラを貸してほしいんや・・・武志の前ではな、まだ聞かんかったことにしてほしい。武志が白血病いうのになってしまった。厳しくて、難しい病気や」
直子「・・・いつ治るん? いつ治るんや?」
喜美子「・・・」
直子「ちゃっちゃと治せや!」
武志くんは、直ちゃん百合ちゃんにとっても大切な存在ですから…#スカーレット pic.twitter.com/MMaGHILBj7
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喜美子「治すで。治す! 治すのにな、お願いがある」
喜美子は、二人に骨髄移植の話をします。武志と合う白血球の型があるかどうか、二人も適合検査を受けてくれることになりました。
直子と百合子が帰ったしばらく後。八郎がやってきます。
八郎「いやあ、遅うなった。すまんすまん」
第137話へつづく。