《前回・第133話までのあらすじ》
年が明けても、喜美子は武志に白血病のことを告げられずにいました。喜美子は、近いうちに武志のアパートに遊びに行くことを伝えます。
その武志。アパートに戻ると、医学書で血液の病気のことを調べます。自分でも、体の不調が気になっていたのです。
第133話の、詳しいあらすじはこちら!
『スカーレット』133話あらすじ!喜美子と八さんで「ええよぉ!」
『スカーレット』第134話あらすじ!3月10日(火)放送分・・・たこ焼き、焼かせたら、信楽一!
武志がビリヤード場でアルバイトしていると、芽ぐみと真奈がやってきます。二人とも着物をきています。
芽ぐみ「ハッピーニューイヤー!」
真奈「あけましておめでとうございます」
武志「かわいいやん」
信用金庫ではたらいていた芽ぐみは、米屋のあととり息子の学と結婚することを発表します。
真奈「信金の窓口にいたマドンナは、【宝田米店】のマドンナになるそうです。負けずにたこ焼きパーティーしませんか?」
芽ぐみ「真奈センパイな。たこ焼き、焼かせたら、信楽一やで!」
武志「信楽一は聞き捨てならんな。オレのほうが上手いで!」
芽ぐみのナイスアシスト! 真奈と武志は、たこ焼きパーティーをする約束をします。
数時間後。
武志は、アパートで部屋の片づけをしています。机の下にある医学書と内用薬を見ているうち、武志は目まいがしてきます。グラっ!
真奈が武志のアパートにやってきます。しかし、具合の悪い武志は「急用がある」といって、真奈を追い返してしまうのでした。
体調に不安を感じた武志は、休日であるにも関わらず、県立病院へ出向きます。大崎先生(稲垣吾郎)に病状について、尋ねるためでした。しかし・・・
第23週「揺るぎない強さ」134話ネタバレ・・・そういう時代。そういう時期。そういう世界
その日の夕方。【かわはら工房】にて。
喜美子が粘土をこねていると、入り口の戸をノックする人が。大崎先生です。
大崎「陶芸教室はここですか? 山の根(=太めの看護師さん)に聞いたんで・・・」
喜美子「入会ご希望ですか?」
先生が来たのは教室に入会するため・・・ではなくて、武志のことでした。県立病院まで大崎先生を訪ねてきた武志でしたが、話を聞く前に帰ってしまった、というのです。
それでわざわざご実家まで…😲良い先生に巡り会えましたね…!#スカーレット pic.twitter.com/tdIC3gWN1i
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武志は、アパートで真奈と二人でいました。真奈はたこ焼きを作っていますが、原形をとどめていません。
武志「信楽一どころか、日本一ヘタや!」
真奈「うるさいな!」
武志「このタコはな。タコとして生まれたことを物凄く後悔してるぞ!」
真奈「これが、たこ焼きの正しい形とちゃいます?」
えーっと、味が…味が信楽一かもしれませんから…🙄#スカーレット pic.twitter.com/UmeiYM6Rbr
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二人がイチャイチャしていると、アパートに喜美子がやってきます。喜美子は真奈を見てびっくり!
喜美子「よっ! 上がるで・・・へっ!?」
真奈「初めまして! いや、初めましてかな? もしかしたら、子供のころお会いしてるかもしれませんけど、石井真奈いいます」
(⇦ このセリフ、どういうことだろう? 知り合いの娘なのかな?)
喜美子は台所まで武志を連れてゆき、質問します。かなり動揺してます。
喜美子「一人暮らしの部屋に若い女の子って・・・あれか? こういう時代なんか? っそれともアレか? ああいう・・・」
武志「いや。なに言うてるかわからん! いっしょにたこ焼き食べようや」
喜美子「ええの?」
武志「ええよぉ」
喜美子は二人に遠慮して、居間と台所のしきいに腰下ろします。
武志「いや。どこ座っとるん!」
喜美子は上着を脱ぎますが、まだ動揺してます。独り言が止まりません。
喜美子「・・・そうか。そういう時代。そういう時期。そういう世界・・・たこ焼きか・・・」
【連続テレビ小説『スカーレット』第134回・矢部太郎さん】アパートで会っちゃう!母としてどう振る舞うべきか、あわあわするきみちゃん初めて見るきみちゃん。これだけ見てきてもまだ初めて見る………続きは https://t.co/2FOd8e6ZGK #スカーレット #朝ドラ pic.twitter.com/uO6EhuvN6r
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喜美子の前に、ぐっちゃぐっちゃのたこ焼きが差し出されます。
真奈「どうぞ」
喜美子「・・・」
見てられなくなった喜美子は、みずからたこ焼きを焼いてあげるのでした。
信楽一のたこ焼き名人、ダークホースがここに…🤭#スカーレット pic.twitter.com/b6SZK9zhCD
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午後8時になると、門限があるという真奈は帰ることになります。喜美子は真奈を送ってあげるよう、武志に助言します。
喜美子「送ってきたらええ。近くまでな」
武志「せやな」
武志が部屋を出ていったあと、喜美子はなにげなく、机のまわりを眺めます。喜美子は、山積みにされた本の下に、『家庭の医学』という本があることに気付きます。
ぱぱぱ~っとページをめくってゆくと、「血液のがん」という大見出しが目に止まります。そのページの“慢性骨髄性白血病”という言葉が、手書きのマルで囲まれています。
武志は、病名を聞かされていないはず。それでも、症状から自分の病気を推測しているのでしょうか?
第135話話へつづく。