《前回・第116話までのあらすじ》
喜美子は、アンリ達とすき焼きパーティを開きます。照子や信作も参加、さらに信作は八郎をつれてきます。
喜美子と八郎は、久しぶりに同じ時間を過ごすのでした。
第116話の、詳しいあらすじはこちら!
megumiha
『スカーレット』第117話あらすじ!2月19日(水)あらすじ・・・「がんばり」「ありがとう」
アンリの娘から、アンリ宛てに誕生日のプレゼントが届いていました。アンリは、赤いちゃんちゃんこを喜美子に見せます。
喜美子「あー。還暦! ほな、小池ちゃん、60?」
アンリ「そうや。60や」
アンリは、【かわはら工房】にやってきた理由を語ります。
料理も作品!食べてくれる人の気持ちを考えて作っているから美味しくなるのです👌#スカーレット pic.twitter.com/qXh8lysi4u
— 朝ドラ「スカーレット」第20週 (@asadora_bk_nhk) February 18, 2020
アンリ「人生1回きりやん。1回しかない人生を豊かにしたい、思うやん。ウチな。川原ちゃんの作品に触れることで、残りの人生もっと豊かにしよ思ったんよ」
喜美子「そんな風に考えたことなかったです」
アンリ「ほな、何考えてるの?」
喜美子「穴窯で焼いた作品は、1個として同じもんができへんのですよ。せやから、うまく焼き上がるように『がんばりー』、うまいこと焼けたら『ありがとう』言うてきました」
穴窯で作った作品は、まるで我が子のような存在なんですね👶#スカーレット pic.twitter.com/YSXpfJgV4t
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喜美子は、考案中の花瓶のデザインを見せます。アンリは感激したあと、今後の計画について語ります。
アンリ「ウチ、準備もあるし、いっぺん神戸帰ってくるわ」
喜美子「準備って・・・」
アンリ「パリや。フランスのパリや。美術館めぐってこよう思ってな。もっともっと人生を豊かにする旅や」
喜美子「えー。すごい!」
アンリ「一緒に行くか?」
喜美子「え?」
いきなりの提案に、喜美子は返答に困ります。
ところ変わって、【窯業(ようぎょう)研究所】。掛井先生は、武志に次世代展のチラシを渡します。
武志「試すような腕、まだないです」
掛井先生「ここに来て、まだ何も作ってないやん。信楽にきて、手が止まってしまってる」
掛井先生の目には、有名な陶芸家の息子である武志に、プレッシャーがかかっているように見えたのでしょう。
第20週「もう一度家族に」117話ネタバレ・・・信楽せまっ!こことここが?照子の次女・芽ぐみ登場
武志がビリヤード場でアルバイトしていると、幼なじみの大輔と学がやってきます。
(⇦ 大輔は背の高いほうで、学校の先生。学は背の小さいほうで、米屋さん)
大輔は、学に対して怒っています。彼女ができたのを黙っていたのが、許せないようです。学は大輔と武志に紹介するべく、彼女をビリヤード場に呼びます。
そこへやってきたのは・・・武志の顔なじみの女の子でした。
真奈「あっ。こんにちは」
武志「あ。研究所で働いてる・・・ごめんなさい。お名前は?」
関連:「えーーーっ!?」武志が真奈と親しくなったいきさつ
真奈「言うてませんでしたね。石井です」
大輔「石井 真奈さん?」
大輔が、急に話に割りこんできます。
真奈「はい」
武志「知ってんの?」
大輔「中学のときの・・・オレらが1年の時の3年・・・テニス部の部長や」
真奈「副部長です・・・急に呼び出されて・・・」
武志「えっ!? てことは学とつき合うてる?」
真奈「あはは。違います。ウチやのうて、後輩です」
そこへ、学と彼女がやってきます。学の彼女は、武志のよく知っている子でした。
芽ぐみ「武志。ようやっと会えたな」
武志「芽ぐみっ!?」
学「(芽ぐみとつき合い始めたのは)半年前からな」
真奈「ウチが間を取り持ったんです」
芽ぐみ「テニス部の石井先輩」
真奈は、芽ぐみの中学時代のの先輩だったようです。芽ぐみのフルネームは、熊谷 芽ぐみ。照子の次女です。
関連:「食べ終わったら、いじめてええ?」照子の娘たちの名前も紹介!
武志「ちょっ。ちょっと失礼していいですか? ここと(学と)ここが(芽ぐみ)が・・・せまっ。信楽って」
大輔「怖っ! めっちゃ怖いやん、信楽!」
エェッ!?そことここがこう🙄🙄#スカーレット pic.twitter.com/oJoptuhWeN
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その夜。
武志は、川原家で晩ご飯を食べます。武志が次世代展のことを話すと、喜美子は自分が落選したときのことを語ります。
喜美子「箸にも棒にも掛からんかった」
武志「ウソやん。お母ちゃん、最初からすごかったやん。才能あったしな」
武志は、八郎とたぬきそばを食べたとき、喜美子の話を聞いていたようです。喜美子は、落選したあとは次世代展に応募しませんでした。
喜美子「金賞とろうと思ったことあったけど、穴窯に夢中やったからな」
武志「・・・ごめんな。穴窯ついでやれんで」
喜美子「またそんなこと。もう何とも思ってへんがな」
喜美子はアンリが持ってきたお肉を出し、この前のすき焼きパーティーのことを話します。喜美子と八郎が同席していたことを知り、武志はむせます。
喜美子「信作おじさんが(八郎を)連れてきたんや」
武志「何でそんなこと今言うん? その夜でもええ。その次の朝でもええ。お父ちゃんと会うたんや。会うて、飯いっしょに食うたんや」
喜美子「一緒にいうか、みんなで」
武志「そういうこと、できるんか?」
喜美子「できるいうか、ま、できた」
武志「できるんか、二人。平気で会えるんやったら、そう言うてくれや。オレがどんだけ、どんだけ気遣ってたことか」
喜美子はハッとします。武志は、ずっと喜美子と八郎に気を遣っていたのでしょう。
喜美子「ごめん。気づいてやれんで、ごめん」
武志「・・・いっぱい入れといてや」
【連続テレビ小説『スカーレット』第117回・矢部太郎さん】武志はいい子すぎて、お母ちゃんを気づかって言えなかったんですね。竜也みたいだったら「お父ちゃんに会いたい」ってガンガン言えた………続きは https://t.co/Mp61HNKgOt #スカーレット #朝ドラ pic.twitter.com/c347UIHmq8
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武志は、おかずをいっぱい盛ってくれるよう、母に頼むのでした。
第118話へつづく。