《前回・第95話までのあらすじ》
芸術作品をつきつめるために、喜美子は庭に穴窯(あながま)を作ることにします。八郎は食器セットの注文を受けて、資金を援助してくれます。
川原家の畑をつぶして、穴窯づくりが始まります。
第95話の、詳しいあらすじはこちら!
『スカーレット』第96話あらすじ!1月25日(土)放送分・・・意味深!緋色のバラの花言葉とは?
製作を思い立って半年、ついに穴窯(あながま)は完成します。喜美子は、懐中電灯で中を照らします。びっしりとレンガが積み立てられています。喜美子たちが庭に戻ると、祝福してくれる人たちがいました。
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照子と近所の奥様方が、完成を祝って歌をうたってくれたのです。
照子「バラが咲いたー バラが咲いたー 真っ赤なバラがー」
奥様たち「さみしかった僕のに庭にバラが咲いたー」
(⇦ ちなみに、赤いバラの花言葉は「情熱」や「愛情」を指しますが、緋色(=スカーレット)のバラの場合は、「灼熱の炎」「情事」を意味します)
喜美子は、さっそく穴窯で陶器を焼いてみることにします。3日かけて窯の温度を1200℃まで上げようと試みます。
八郎「松永さんにも薪(まき)の焚き方教えてあげ!」
喜美子「ウチがやる。3日間、火種が消したらあかん」
八郎「一人で? ムチャや。交代しよう」
結局、喜美子、八郎、三津の3人が交代で薪をくべて、窯の温度を上げることにします。喜美子は、陶器のカケラを、穴窯のすぐ横に置きます。お守り代わりです。
ぱん! ぱん!
喜美子、八郎、三津の3人は、カケラに手を合わせます。
3人「よろしゅう頼みます!」
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第16週「熱くなる瞬間」96話ネタバレ・・・恋の炎、憔悴の炎、嫉妬の炎
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まずは、窯全体をあたため、400℃近い温度にします。次に、交代で薪(まき)をくべながら、600℃をめざします。
600℃に達したら、焚口(たきぐち)に薪を入れ、いっきに目標の1200℃まで上げてゆく計画でした。ところが、予定の3日を過ぎても、1200℃には届きません。
八郎「どうする? まだ続ける?」
喜美子「続ける!」」
八郎「このまま上がらんかもしれんで」
喜美子「やめるわけにはいかん」
八郎「交代や。このままじゃ倒れてまうで! 最低でも5時間ねてこい」
八郎は、憔悴しきっていた喜美子を休ませ、代わりに薪をくべます。
温度が上がらないまま、ついに5日目の朝を迎えます。用意していた薪も、残りわずかです。目を覚ました喜美子は、迷います。
「どうしよう? いったん火を止めてしまおうか・・・」
八郎にアドバイスをもらおうとした喜美子は、見てはいけないものを見てしまいます。工房では、八郎と三津が寄りそうように眠っていたのです。
喜美子は声をかけることができず、ひとりで窯の焚口(たきぐち)に向かいます。
しばらくすると、三津は目を覚まします。まだ八郎は眠っています。三津は、八郎の顔に口元を近づけます。(⇦ 「情事」)
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喜美子は複雑な表情で、焚口に薪をくべていました。炎ははげしく燃え上がります。(⇦ 「灼熱の炎」)
その炎は、三津と八郎がただならぬ仲になりかけていることに戸惑い、ねたむ、喜美子の心の内を表しているようでした。
第97話へつづく。