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2分で『スカーレット』93話あらすじ!薪と灰だけ?自然釉へのヒント

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《前回・第92話までのあらすじ》 

 信作は、 「ゆっくり夫婦になろう」と百合子にプロポーズ! 百合子も涙ながらにそれを受け入れるのでした。

 

三津は百合子を祝福します。三津にも、“気になる人”がいるようですが・・・

 

第92話の、詳しいあらすじはこちら!

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『スカーレット』第93話あらすじ!1月22日(水)放送分・・・薪と灰だけ?自然釉へのヒント

 

 【カフェ・サニー】から、喜美子に電話がかかってきます。帰ってきたばかりの八郎からでした。「“ある人”とバッタリ会ってカフェにいるから、喜美子もきてくれ」というのです。

 

喜美子はおめかしして、出かけます。【カフェ・サニー】にいたのは、八郎と窯業(ようぎょう)研究所の柴田さん、そして芸術家のジョージ富士川でした。

 

八郎「着替えてきたん?」

喜美子「すんません。着替えてコレで、すんません

 

ジョージ富士川は、作品づくりの度に“すっからかん”になると語ります。1回1回、もってるエネルギーのすべてを注いでしまうからです。

 

ジョージ「それが、また湧いてくんねん。作品が完成したとたん、ここ(心が)・・・」

喜美子「熱い?」

 

ジョージ「わかる? 誰でもあんねん。熱くなる瞬間が

 

 

 

ジョージ富士川には、気になっている事がありました。以前、【かわはら工房】で見た陶器のカケラをもう一度見たい、と思っていたのです。喜美子が夕日のみえる丘で拾った、室町時代のカケラのことです。

 

そこで、ジョージ富士川と柴田さんも工房にやってきます。喜美子がカケラを見せると、ジョージ富士川は興奮します。

 

ジョージ「なんや、心ひかれるな。この色合い」

柴田「日用品でしょう。薪(まき)だけで焼いたのでしょう」

 

ジョージ「薪だけ?」

柴田「灰がええ感じで溶けたんでしょう

 

ジョージ「灰が釉薬(ゆうやく)の代わりに?」

柴田「土の違いもあるでしょうな。信楽の土に含まれる鉄分の割合は、他の土とは違います」

 

(⇦ 昭和の初期には、陶器を作る際には釉薬(ゆうやく)を塗るのが一般的でした。釉薬をかける利点としては、コーティングをしてひび割れを防ぐ、模様をつけやすくなる、などが挙げられます。

しかし、室町時代には釉薬は一般的ではありませんでした。薪をくべた時につく、灰だけがコーティングの役割をしていたのです。釉薬を塗らずに、灰だけで豊かな色合いを出す、自然釉(しぜんゆう)への第一歩となります)

 

 

第16週「熱くなる瞬間」93話ネタバレ・・・再現したい、夕陽の色!

 

三津は、久しぶりに八郎に会えたのが嬉しくて仕方ないようです。“考える人のポーズ”で、何度も「お帰りなさい」と言います。

 

三津「お帰りなさいませ」

八郎「さっき言うたやん」

 

三津「お帰りなさいませ!」

 

 

夜になります。工房で喜美子が作陶をしていると、八郎がやってきます。八郎がおむすびを作って持ってきてくれたのです。いちおう、海苔で顔を表現していますが、ひどい出来です。

 

八郎は、東京で見てきた団地のようすを語ります。

 

八郎「ニュータウンいうてな。子どもが首から鍵ぶら下げてんねん。日が暮れたら団地の電気がついてな。あの明かりの下に、僕の作った食器セットがあったら、嬉しいやろな。ジョージ富士川さんのいう、熱い瞬間や」

 

八郎の顔からは、迷いが消えていました。喜美子に決意を語ります。

 

八郎「芸術を極めるんは、喜美子に任せたい

 

自分は実用品の道にすすみ、芸術を追い求めるのはやめる、という決意です。

 

喜美子「『たぬきの道』をずーっと登ってくねん。この道でええんやろか? 細い道を歩き続けて、パァーっとひらける。そこから見える夕日がキレイや」

 

喜美子は、陶器のカケラを見つけた時の気持ちについて、語ります。カケラは、大阪行きを迷っていた喜美子の背中を押してくれました。

 

喜美子「『がんばれぇ』言われてるみたいやった。『よぉし、行くで!』思った。あんときの気持ちを残したい。

いつかこういう色合いを出して、誰かを励ましたい。夢や。いつか叶えたい、ウチの夢や!」

 

 

(⇦ ドラマのタイトル『スカーレット』は、“緋色”のこと。夕日の色にきわめて近い、黄味がかった赤色のことです

 

ところが、その翌朝。工房の電気窯が、ぶっ壊れていました。

 

                          第94話へつづく。