《前回・第85話までのあらすじ》
工房に二人きりでいるとき、三津は、八郎に言います。
「個展を成功させましょう!」
いっぽう。喜美子は、思い悩む八郎を見て、「今年は休んで。銀座の個展はやらんでええよ」と、提案します。八郎の心は?
第85話の、詳しいあらすじはこちら!
『スカーレット』第86話あらすじ!1月14日(火)放送分・・・八郎と三津だけの時間
ある日の朝。
マツは、口を開けて苦しそうにしています。どうやら、ママさん合唱団ではりきり過ぎて、声が出ないようです。
マツさん、がんばりすぎに注意です😷#スカーレット pic.twitter.com/lhrTX12Ypk
— 朝ドラ「スカーレット」第15週 (@asadora_bk_nhk) January 13, 2020
喜美子「今日、雨降るで。傘もってき!」
武志「いらん!」
喜美子は武志に朝食をとらせ、学校に送り出します。
工房では、八郎が陶芸用の電気窯を修理しています。三津(黒島 結菜)がそのようすを見守ります。
三津「接触が悪いんですか?」
八郎「そろそろ買い替え時がもしれんな」
ただでさえ八郎は、息子の武志からテレビをせがまれています。お金が必要です。
三津「こんどの個展の売り上げで、テレビと電気窯ですね!」
八郎「・・・電気窯にテレビ、買えたらええな」
八郎は、喜美子からは「わたしが稼ぐ。個展はやらんでええ」と言われていましたが・・・まだはっきりと返事をしていません。
三津は、東京の人々の生活が洋式化しはじめていることを、八郎に伝えます。
三津「こ~んなかんじで、ダイニングキッチンにイスが6脚。ディナーセットが流行ってるんですよ」
八郎「スープ皿とか?」
三津は、個展に向けてディナーセットを作ってはどうか、と提案します。
第15週「優しさが交差して」86話ネタバレ・・・常治が生きてくれていたら
八郎は、これまで使ってこなかった赤土で、粘土のかたまりをこねています。そのようすを、三津は不思議そうにながめています。
八郎「ん?」
三津「そういう風にやるんだな~、って思って。大学の先生のやり方と違います」
八郎「やってみる?」
三津「いいんですか?」
三津は、電動ろくろに挑戦しますが、成形のとちゅうで崩れてしまいます。
三津「ああ~ん。あーはっは!」
信作の両親、忠信と陽子のお店、【カフェ・サニー】。陽子は、信作と百合子の結婚の話を聞かされたあと、二日酔いになっていました。
陽子「はあ~」
信作「オレと百合子の結婚、嬉しいちゃうの? なにが不服や?」
陽子「常治さんがいてくれたらなー。『百合子さんください』『誰がおまえなんかにやるか!』みたいに厳しく言うてくれる人、いてくれたらなぁ」
陽子は、八郎がなんども川原家に通って結婚の許しを得たように、信作にも厳しい試練を与えてほしかったのです。すると、忠信が前に進み出ます。
忠信「わしが、ジョーさんの代わりをさせてもらおうか」
(⇦ やらせじゃないの?)
お!大野さん!ここはビシッと😠#スカーレット pic.twitter.com/B3BZJHozAi
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そこへ、喜美子がやってきます。
喜美子「おはようございますー」
信作「なんや、喜美子。オレに会いに来たのか?」
喜美子「ちゃうわ。橘さんや」
窯業(ようぎょう)研究所の橘 ひろ恵が、喜美子に陶器の注文をしたがっていたと聞きつけ、待ち合わせをしているのです。
陽子と忠信は、信作に首で合図します。(行け! 百合子ちゃんとの結婚の許しをもらえ!)
信作「喜美子!」
喜美子「なんや?」
信作「・・・またな」
怖気づいた信作は、逃げるように役場へ向かいます。
喜美子「相変わらずわからんことを・・・」
第87話へつづく。