《前回・第83話までのあらすじ》
喜美子が頭を下げたこともあり、三津は八郎の弟子となります。住みこみで掃除や炊事をしながら、陶芸の勉強をすることになります。
しかし、八郎はスランプから脱却できません。ついには八郎は
「僕と喜美子は違う人間やで!」
と怒り出すのでした。
第83話の、詳しいあらすじはこちら!
『スカーレット』第84話あらすじ!1月11日(土)放送分・・・変わったのはお米ではなく・・・
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かわはら工房に、【窯業(ようぎょう)研究所】の柴田 所長と美術商の佐久間がやってきます。陶芸の次世代展に出品する喜美子の作品を見にきたのです。
柴田 所長「タイトルは、“春のお皿”か」
佐久間「なんや。平凡やな」
喜美子「奇をてらわないほうがいいかと・・・」
柴田 所長「控えめのほうが(審査員から)好感をもってもらえる」
喜美子「金賞を狙ってます!」
2か月後。
八郎と喜美子のもとに弟子入りした三津(黒島 結菜)も、すっかり川原家になじんでいました。食事の席でのこと。武志は、卵焼きの中に苦手な人参がはいっているのを見つけます。
武志「人参や!」
三津「卵焼きの中に入ってたら、もう人参やないよ」
百合子「なんやご飯がおいしい。お米変えたん?」
しかし、変わったのはお米ではなく茶碗でした。
八郎「ゆりちゃんの茶碗、喜美子が作った茶碗や」
マツ「卵焼きの皿も喜美子が?」
喜美子「そう。取り皿は八さん」
家族に美味しいご飯を食べてもらいたい気持ちが、ちゃんと作品に伝わったんですね🍚🥢 pic.twitter.com/j8ndcOQpAZ
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三津は弟子入りしてから、まだまともに陶芸のことを教わってません。相変わらず、八郎は個展のために余裕なし。そこで、喜美子が教えてあげることにします。
三津「よろしくお願いします!」
喜美子「ほな、やるからには厳しくいくからな」
喜美子「いち、に、さん、し!」
三津「に、に、さん、し!」
まずは準備体操から。フカ先生に教わっていたころと同じやり方です。
第14週「新しい風が吹いて」84話ネタバレ・・・三津だけに吐露した本音
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「八郎役 #松下洸平 の陶芸練習」を公開しました!
忙しい合間を縫ってこんなに練習されていたなんて…😮松下さんの俳優魂を感じてグッときました👍
器ができるまでの様子はぜひこちらで👇
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信作は、飲み屋さん【赤松】で先輩に怒られていました。人口が減って町が合併するようなことになったら、役場の仕事もなくなってしまうからです。
先輩「危機感をもて! 若いお前が危機感を持たんでどうする?」
飲み屋からの帰り道、百合子と信作は話し合います。
百合子「危機感をもて、って。どうしたらええんやろな?」
信作「そりゃ、人口を増やすことや。家族を築くとか・・・一緒に築くか?」
百合子「・・・ウチがなんで【赤松】に通うようになったか、わかる?」
信作「おじさんがよく行ってた店やからやろ? お父ちゃんと飲んでみたかったんやろ? 末っ子やからな、百合子は」
百合子「・・・ウチ、人口増大に貢献してもええよ。結婚前提でお付き合いする?」
(⇦ よくよく考えるとこのセリフ。婚前交渉オーケー! というようにも聞こえてしまうのですが・・・)
信作「してくれるん?」
百合子「多数決や。ええ人ー?」
百合子&信作「はーい!!」
その夜。【かわはら工房】には、八郎と三津の二人だけ。喜美子はおむすびを作るため、台所にいます。
八郎は、三津が粘土をこねる姿をじ~っと見ています。
三津「ん?」
八郎「ほんま不器用やなぁ。喜美子は上手やったで、最初に教えたときから」
八郎は思い出していました。初めての作品(=コーヒー茶碗)がお金になって、はしゃぐ喜美子の姿を。
八郎「そっからあっという間や。僕が教えんでもできるようになった。あれは・・・僕とは違う作りかたやった」
八郎は思い出していました。喜美子が、小さく丸めた粘土で、器にオリジナリティあふれる模様をつけたことを。
八郎「僕を超えよった・・・才能のある人間は無意識に人を傷つける・・・喜美子がゆりちゃんのお皿作ってるときも・・・僕の横で。うまくゆかへん僕の横で・・・
喜美子に横におられるんはしんどい」
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八郎は、苦しい苦しい胸の内を、三津だけに吐露してしまうのでした。
第85話へつづく。