《前回・第80話までのあらすじ》
百合子と信作が二人だけで飲みに行っていた理由が判明しました。百合子は、喜美子が八郎の手伝いばかりで、自分のやりたいことを我慢してるのではないか、と心配していたのです。
いっぽう。八郎には、畑山と稲葉という二人の弟子がいましたが、面倒をみるほどのゆとりはありませんでした。
第80話の、詳しいあらすじはこちら!
『スカーレット』第81話あらすじ!1月8日(水)放送分・・・1番・2番さんが女の子を連れてきた!
喜美子は、八郎の弟子の畑山と稲葉に事情を話し、やめてもらうことにします。
畑山「まだ何も教わってませんよ! 教えてもらったんは、掃除のしかただけや!」
稲葉「雑用や!」
数日後。
喜美子のもとに、懐かしい二人がやってきます。フカ先生の弟子だった、1番さん(池ノ内)と2番さん(磯貝)です。
1番さん「九ちゃん!」
2番さん「(顔を隠していた手をどかしながら)ちゃ~!」
急な訪問に、喜美子もびっくり!!
エェ〜〜ッ!!!🤭#スカーレット pic.twitter.com/KK9i0x0Dt3
— 朝ドラ「スカーレット」第14週 (@asadora_bk_nhk) January 7, 2020
二人は、陶芸家を志しているという美大出の女の子(黒崎 結菜)を連れてきていました。ヒッピー風の長髪です。
三津「松永 三津と申します。初めまして!」
【かわはら工房】では、窯業(ようぎょう)研究所の柴田 所長と、美術商の佐久間が八郎と話し合っていました。次世代展という陶芸の展覧会に、喜美子のつくった茶色い器を出品しようとしていたのです。
八郎は、喜美子の才能に太鼓判を押します。佐久間は、喜美子の自由な発想に驚いていました。そのいっぽうで・・・
佐久間「豊富な知識に裏打ちされた自由な発想ほど、怖いものはない。八さん。奥さんの才能ホメてる暇あったら、もっと気張り!」
(⇦ 何気ない、このセリフ。喜美子が釉薬や焼き加減の知識を身に着けたら、八郎をしのぐ陶芸家になりかねない、と警戒しているのがうかがえます)
さて。所長や佐久間が帰ったあと、喜美子が三津を連れて、八郎のもとにやってきます。三津は陶芸の世界に入りたいと希望していましたが、女であることを理由に、どこへ行っても断られていました。
そこで、1番さん2番さんに喜美子のことを紹介してもらったのです。ただし、弟子入りは喜美子の一存では決められません。
第14週「新しい風が吹いて」81話ネタバレ・・・三津は、釉薬(ゆうやく)の知識を持つ女の子!
三津は、たなに置かれている八郎の壺を見て、歓喜の声をあげます。陶芸家・八郎のこともよく知っているようです。
陶芸の勉強をするため、北海道から鹿児島まで、全国をまわってきたという三津。かばんの中から、小瓶をとり出します。中には、釉薬(ゆうやく)の原料となる灰や砂が入っています。
三津「鹿児島の火山灰、北海道の砂鉄・・・わたしは大学で釉薬の研究をしました。
誰にもマネできない色味を出せます。どうでしょう? もし弟子にしていただけたら、今後の作品づくりにお役に立てるかと・・・」
八郎「よそもんは使う気はない。弟子もとる気はない。悪いけど、お引き取りください」
三津「頑固やな。頑固おじちゃんや! 新しいもの取り入れんかったら、新しいもの作られへんで!」
喜美子「なんで大阪弁?」
三津「大学の時つき合ってた男が、大阪におりました」
喜美子「なんで別れたん?」
三津「弟子にしてくれたら教えます」
八郎「ええ。聞かんでええ。イジリかた間違えた」
喜美子「ごめんな。あきらめてくれへん?」
三津「・・・わかりました。喜美子さんとお話できて、嬉しかったです」
三津は、【かわはら工房】をあとにします。
喜美子と二人きりになって、初めて八郎は気づきます。
八郎「あの子。喜美子のこと、ちゃんと名前で呼んだ。“奥さん”やのうて、ちゃんと名前で・・・」
喜美子は、茶色い器をながめています。柴田 所長や佐久間からは、この作品を次世代展に応募するよう勧められていましたが・・・
喜美子「どうせ応募するなら、新しもの作りたい。もっとええの作るわ」
八郎「しめきりまで1週間ちょっとやで」
「今」のベストを目指す!
— 朝ドラ「スカーレット」第14週 (@asadora_bk_nhk) January 7, 2020
実にきみちゃんらしいです👌#スカーレット pic.twitter.com/N1TzMkcEdc
喜美子「少しでも前に進もう。な?」
第82話へつづく。