《前回・第68話までのあらすじ》
喜美子は、電動ろくろで茶碗の形をつくろうとしますが、うまくゆきません。喜美子は敗北感を感じますが、八郎は言います。
「作ってる人の気持ちが、使う人に伝わる。心は伝わるんや」
第68話の、詳しいあらすじはこちら!
『スカーレット』第69話あらすじ!12月18日(水)放送分・・・陶芸の神さま、お願いします!
【きょうの #朝ドラ送り】
— NHK おはよう日本 公式 (@nhk_ohayou) December 18, 2019
1話ごと、まとめて…楽しみ方いろいろ。#スカーレット #朝ドラ #高瀬耕造 #和久田麻由子 pic.twitter.com/0ZCGzBrKNz
喜美子と八郎は、今日も商品開発室でコーヒー茶碗づくりです。この日は、いよいよ素焼きをすることに。
素焼きを終えたあと、釉薬(ゆうやく)を塗ります。これはひび割れやムラを防ぐための一種のコーティング。そのあと、本焼きを行ないます。
八郎「何年やっても、この本焼きは慣れん。自分の手をはなれたら、最後は運を天に任すしかない。もし陶芸の神さまがおるとしたら、この瞬間かもしれんな」
喜美子「コーヒー茶碗、うまくできますように!」
ぱんぱん!
喜美子と八郎は、陶芸の神さまに手を合わせます。
しかし、八郎は台にならんだ茶碗をみて、不安げな表情です。長年の勘から、本焼きにしたら2個ほど割れそうな茶碗がある、というのです。
喜美子「どうしよう。時間ないしな」
八郎「ともかく、焼いてみんことにはわからん。どんなふうに焼き上がるか、ゆったり構えて待つしかない。それが陶芸や」
結果は陶芸の神様だけが知っているのです…🙏#スカーレット pic.twitter.com/siMLKbYPVZ
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第12週「幸せへの大きな一歩」69週・・・キスはいつするんや?からの~
割れたときのことを考え、喜美子は信作の家に電話をかけにゆきます。忠彦おじさんに報告しておくためです。
喜美子が席を外しているあいだ、八郎はノートに喜美子の似顔絵を描いていました。
喜美子「何これ。かわいすぎる」
八郎「これ、2人のノートにしよか。夫婦(めおと)ノートや」
喜美子は、忠彦との電話の内容を八郎に話します。茶碗は1月の15日まで間に合わせればよいこと。そして、もう一つ。
喜美子「おじさんが『1個なんぼや』言うてた」
八郎「お金をいただくわけにはいかん」
喜美子「結論からいうと、ウチはいただくことにした。ウチが作った10個ぶんに関しては」
八郎「なんでそんな勝手に」
喜美子「おじさんの気持ちがそれでは済まんのやて。おばさんも信作もや」
八郎「わかった。わかった」
八郎は納得いかなそうですが、しぶしぶ承諾します。
八郎「お金のことは、結婚したら喜美子に任そう」
喜美子「そうしてほうがええ」
喜美子は、茶碗に花の絵を描くことにします。喜美子は、絵付けをしているあいだ、楽しい話をふってくれるよう、八郎に頼みます。
八郎「賞をとるで。3月末に受賞。4月には結婚や」
話は、結婚してから数年先のことにまでふくらみます。
八郎「5年後には、2人の作業場ができている。2人の作業場。2人の窯(かま)」
喜美子「それ、書いとけ書いとけ」
八郎は、さっきの“夫婦ノート”に2人の計画を書きこみます。
喜美子「子どもは8人」
八郎「5年で8人は計算に合わん。2人や」
八郎は、急に真剣なトーンになります。
八郎「キスはいつすんのや?」
喜美子「・・・」
八郎は、じ~っと喜美子の背中を見つめます。
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喜美子「そやな・・・キスとか、結婚してからでええんちゃう?」
(⇦ あきらかに動揺!!)
八郎は、喜美子の近くに座って面と向かって座ります。そして、喜美子の頬をさわり・・・
八郎「・・・僕も男やで」
第70話へつづく。