11月20日(水)放送の朝ドラ『スカーレット』第45回のあらすじです。ネタバレも含みますので、えつ覧にはご注意ください。
《前回・第44話までのあらすじ》
喜美子は、考案したデザインを社長や番頭の加山に見せますが、相手にされません。加山は、事務所の机のうえにデザイン画を置きっぱなしにします。
そのデザインに興味を示す人物がいました。照子とお見合い結婚し、現在は【丸熊陶業】の経理を担当する熊谷 敏春です。
第44話の、詳しいあらすじはこちら!
『スカーレット』第45話あらすじ!11月20日(水)放送分・・・けんかするけど、直子が心配
くっさい手ぬぐい、ふたたび!
直子(桜庭 ななみ)は、東京にある電化製品をつくる会社に就職が決まります。直子は上京に向けて、かばんに荷物を詰めています。
あれ? 中にきったない手ぬぐいが!
直子は、かばんから手ぬぐいを放り出します。常治は、その手ぬぐいをかばんに押しこもうとします。
(⇦ 「つらい事があってもへこたれるな!」という常治なりのメッセージですが、直子には伝わらなかったようです)
関連:『スカーレット』14話あらすじ!くっさい手拭いは愛情の証
結局は直子が心配
常治「直子! お前、今までどれだけええ加減だったか、わかってるんか?」
直子「はあ?」
実は直子が就職するのは、3度目。これまでの2度は、「自分に向かないから」という理由で、ほっぽり出してしまったのです。
常治「お前の『今度こそ、今度こそ』ちゅう言葉は聞きあきた!」
直子「お父ちゃんがいくら言うても、ウチは東京いくで!」
ブチ切れた常治はちゃぶ台をひっくり返そうとしますが、喜美子が歯を食いしばって阻止します。険悪なムードの、父と次女。それでも常治は、実は直子を心配していました。
常治「見送ったるからな。東京までついていく。【のしたに電機】の社長さんによろしく言わなあかん。寮の人たちにも、あいさつとか色々あるやろ」
直子「・・・東京まで電車代は高いで。お金あるん?」
マツ「は! こういうときのために、貯めてきたお金があるんよ」
マツは思い出していました。絵の学校に行けなかった喜美子のために、少しずつ貯金していたのです。あのお金を、いまこそ使うべきでは?
マツ「陽子さんに、ウチのへそくり預かってもらってたんよ。あれ、返してもらおう」
百合子「お母ちゃん! お母ちゃん!」
百合子の顔は、真っ青になります。きのうの忠信(マギー)と陽子(財前直見)の夫婦げんかの原因が、わかったからです。
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— 朝ドラ「スカーレット」第8週 (@asadora_bk_nhk) November 19, 2019
「 #桜庭ななみ と #福田麻由子 妹たちの素顔」を公開しました!
「直ちゃんと百合ちゃんが、こーんな小さい頃からな…」とご近所さんのようなセリフをつい言ってしまいそうに…🙄
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第8週「心ゆれる夏」45話ネタバレ・・・よろめき=浮気?
人妻のよろめきの真相は?
喜美子と百合子は、昨日の夕方みたことを思い出します。
【喜美子と百合子の回想 はじまり】
【大野商店】の前で、忠信と陽子が大ゲンカを始めていました。
忠信「なんの金や? なんで言えへんのや!」
陽子「だから、女にも言えんことがあるんじゃ」
忠信「聞きましたか、(通行人の)皆さん。 男や! 男がいるかもしれん。おっそろしい。人妻のよろめきや!」
陽子「そんなくっだらないこと言うなら、離婚じゃ!」
人妻のよろめき…🤔#スカーレット pic.twitter.com/vOgPmBphl1
— 朝ドラ「スカーレット」第8週 (@asadora_bk_nhk) November 20, 2019
(⇦ 『よろめき』を辞書で調べると、2つの意味があります。
① よろめく。つまずく。
② 誘惑にのる。 ⇨ 転じて、“浮気する”
二つ目の意味は、昭和32(1957)年に発表された三島由紀夫の小説『美徳のよろめき』の影響もあったようです)
【喜美子と百合子の回想 おわり】
ぴったり一致した!
百合子は、忠信と陽子がもめていた理由が、マツの預けたへそくりが原因だと気づいたのです! 事情を知ったマツは、あわてます。
マツ「急いで謝りに行かんと!」
一生の仕事を見つけたいなら、“楽しめ”
喜美子と直子、百合子の3人は縁側でスイカを食べています。直子は、不安をもらします。やりたいことが見つからない状況で、はたして仕事を続けられるのか、と。
喜美子「ウチは信楽に帰ってから、やりたいこと見つけた」
百合子「絵付けの仕事、ずーっとやるの?」
喜美子「やる。ウチは一生の仕事を見つけたんや」
百合子「えーな。直ねえちゃんにも見つかるとえーな」
喜美子「楽しくない思うたら、見つからへんな」
直子「電化製品つくるだけやし・・・」
喜美子「誰かと出会おうて楽しくなるかもしれんし・・・」
すると百合子は自分の鼻をつまんだり、スイカの種を直子の額に付けたりします。面白い顔をつくります。
百合子「こ~んな人や、こ~んな人がおるかもしれんで」
直子は大笑い。スイカの種を口に含んで、喜美子めがけて発射します。姉妹三人は笑い合います。
直ちゃんにもきっと見つかりますよ😊#スカーレット pic.twitter.com/s4gL2eHTSA
— 朝ドラ「スカーレット」第8週 (@asadora_bk_nhk) November 19, 2019
翌日。直子は、常治といっしょに東京へ向かいました。
ところ変わって、【丸熊陶業】の事務所。
照子の夫・敏春(本田 大輔)は、喜美子のデザイン画を採用したい、と考えていました。しかし、照子には権限がありません。
照子「ええと思うけど、お父ちゃん・・・社長が最終的に決めることやから」
敏春「オレに任せてくれる、言うてたのに。話が違うな」
同じころ。【丸熊陶業】に若い男たちがやってきます。いわば、新入社員です。この中に、喜美子の将来に深く関わることになる男性も、まじっていました。
第46話へつづく。