《前回・第42話までのあらすじ》
喜美子は、フカ先生の弟子になりたい、とマツや妹たちに決意を表明します。マツや妹たちはそれぞれ、喜美子の夢をサポートしてくれることに。
喜美子はあらためて、フカ先生に弟子入りを志願。
「9番弟子だから、九ちゃん」
弟子入りを許された喜美子は、まずは直線を引く練習を始めるのでした。
第42話の、詳しいあらすじはこちら!
『スカーレット』第43話あらすじ!11月18日(月)放送ぶん・・・一人前になるまでの三年間
みなさん、おはようございます🌞
— 朝ドラ「スカーレット」第8週 (@asadora_bk_nhk) November 17, 2019
今週もまた1週間 #スカーレット と共に楽しんでいきましょう!
先週の放送ではちや子さんが会いに来てくれたり、絵付けやフカ先生と出会い…っと、続きは5分動画でおさらいがおすすめです💁
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昭和31年冬
昭和31年(1956年)。喜美子が、フカ先生に弟子入りした年の冬。
フカ先生と1番さん、2番さんが作業場に戻ってくると、喜美子が絵付けの練習をしています。
きみちゃんの行動力にはいつも驚かされますね…😮#スカーレット pic.twitter.com/XQFpxQLbMM
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フカ先生「おー。おはよう。見てみぃ」
2番さん「こんなん、よう集めてきたな~」
1番さん「どれもよその火鉢ですわ」
喜美子は、絵付けの練習用に、不良品の火鉢をたくさん拾ってきていたのです。
家に帰ってからも、家族が寝静まってからも、練習はつづきます。
昭和32年夏
昭和32年(1957年)、夏。喜美子が弟子入りしてから、1年。
フカ先生のデザインした絵付け火鉢の売り上げは、好調。【丸熊陶業】の熊谷社長は、フカ先生に増産をお願いしにきます。注文票をみた1番さんは、渋い顔です。
熊谷 社長「おかげさまで注文ふえましたよ」
1番さん「この数、間に合うでしょうか?」
熊谷 社長「手が足りひんのですか? 誰かできる人、いんのか?」
話を聞いていた喜美子は、必死に顔でアピール!
喜美子「(ウチは? ウチがいてますよ~)」
フカ先生「いてへんな~」
熊谷 社長「そうでっか・・・」
喜美子「あの! もうウチにも、できるんやないでしょうか? やらせて下さい!」
フカ先生「・・・いてへんな~」
喜美子は、スルーされます。まだまだ、一人前とは認められていないのです。
第8週「心ゆれる夏」43話ネタバレ・・・求められるデザインとは?
昭和33年冬
昭和33年(1958年)の冬。フカ先生に弟子入りしてから、2年。
喜美子は、大喜びしながら家に帰ってきます。
喜美子「フカ先生がな、ようできるようになった言うてくれたで! ほめられたっちゅうことや。絵付けでお金がもらえるっちゅうことや!」
常治「ほんまか!」
喜美子と常治は、外に出て喜び合います。
喜美子「ばんざ~い」
常治「ばんざ~い!」
さて。フカ先生が、火鉢の新しいデザインを考案する時期がやってきました。フカ先生が今年のデザインを見せてくれます。色とりどりの木が生えている、山の絵です。
フカ先生「きみちゃんもやってみるか? 1番2番の背中に追いついてるみたいやし・・・二人は今年はやらん言うてるみたいやし」
1番さん「僕らはええんです」
1番さん2番さんは昨年デザインに挑戦したものの、番頭さんにあっさり却下されてしまいました。もうこりごり、という感じです。
フカ先生「きみちゃんは、絵付けを一生の仕事としてやっていくつもりか?」
喜美子「はい」
フカ先生「ほな、やってみたらええ。モノ作りは一生修業や。採用されるまで何回も取り組んだらええ」
喜美子は、絵には多少の自信がありました。
喜美子「ウチがお二人のかたきを。実はウチ、中学のとき、県の絵画展で金賞をとりました」
1番さん「すごいやん。こいつ(2番さん)も全国絵画展で大臣賞をとったことあるんや」
2番さん「こちら(1番さん)、美術学校を首席で卒業」
上には上が…😓でもフカ先生の言う通り、上手い下手だけじゃないですよね💪#スカーレット pic.twitter.com/rRkeUchdvg
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喜美子「・・・・・」
(⇦ 二人とも、絵の実績は、喜美子よりはるか上!)
フカ先生「うまいから言うて、できるとは限らん」
よろこばれるデザインとは?
喜美子は夕飯の支度をしながらも、デザインのことを考えています。
マツ「絵のうまい下手は関係ないの?」
喜美子「大事なのは、大量生産に向いたデザインをできるかどうかや」
すると、居間から百合子(福田 麻由子)がやってきます。
百合子「宿題おわったから手伝うで。最近は、ウチの作るご飯がうまい、って評判なんや」
喜美子「ほんま? どこで?」
百合子「このへん。このへん!」
このへん、このへん〜🤗#スカーレット pic.twitter.com/LC3PFtt6ft
— 朝ドラ「スカーレット」第8週 (@asadora_bk_nhk) November 18, 2019
部屋に戻った喜美子は考えます。どんなデザインだったら、喜んでもらえるのか? たとえば父ちゃんやったらどうやろう?
そして、喜美子は大阪の【荒木荘】の人たちのことも思い浮かべます。さだ、大久保さん、ちや子、雄太郎、圭介・・・彼らは、どんなデザインだったら喜んでくれるだろう?
喜美子はひとりひとりの顔を思い浮かべながら、考え続けるのでした。
第44話へつづく。