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2分で『スカーレット』35話あらすじ!絵付け火鉢にひと目ぼれ

火鉢

HIROpl-.-lyさんによる写真ACからの写真

 《第34話までのあらすじ》

 喜美子は美術学校をあきらめ、信楽に戻ることを決意します。喜美子は、【荒木荘】の住民に感謝の気持ちを伝えますが、ちや子だけには会えませんでした。

 

そこで、ちや子に手紙を書き残し、大阪をあとにするのでした。

 

数日後。部屋に戻ってきたちや子は、喜美子の手紙を読みます。

「いつかまた、ちや子さんにお茶漬けを作ってあげたい」

喜美子の言葉に、ちや子は涙をおさえることができませんでした。

 

第34話の、詳しいあらすじはこちら!

www.entafukuzou.com

 

 

 

『スカーレット』第35話あらすじ!11月8日(金)放送分・・・お酒は週8日がええ!

 

 

 

 

 

 

 

喜美子が、大阪から信楽へ戻ってきた日のこと。

 

百合子(住田 萌乃=すみだ もえの)が洗濯物を取りこんでいると、常治が帰ってきます。

 

百合子「お帰りなさい」

常治「おう」

 

すると、物干しざおに干した布団の横から、喜美子が顔を出します。常治は、けんか別れしたはずの喜美子がいるのを見て、びっくり!

 

喜美子「お帰り。今日の肉じゃがは、肉はいってるで!

常治「!!」

 

 

常治、マツ、喜美子、直子、百合子。5人そろっての団らんの時間です。

 

喜美子「お父ちゃん。これからは、お酒は週末だけにしてな

常治「あかん!」

 

喜美子「じゃあ、週3日にしよな」

常治「なに言ってんのや。お前、大阪かえれ!」

 

喜美子「帰らへんよ。ウチの家はここや

 

常治は、喜美子を煙たがって、外へ出ます。その瞬間、常治はひざを叩いて、喜びをあらわにします(⇦ 喜美子が帰ってきたのが、うれしくてたまらないのです)。

 

 

 

 家族そろって、楽しい夕食はつづきます。

 

常治「もう1杯ぐらい。飲んだうちに入らん」

 

マツ「(肉じゃがを食べながら)こんなの作れるようになったん?」

喜美子「大久保さんに教えてもろた」

常治「お酒な。週3日じゃのうて、週8日でええんちゃうか?

 

直子「いも嫌いや。毎日いも、いも、いも! ウチ東京いくで。 ウチは学校すんだら、この家でてく!」

 

喜美子「やりたいことあるの? 何やるか決めてるの?」

直子「・・・・・・」

 

喜美子「ほなじっくり考え。まずは、ご飯残さず食べな」

 

反抗的な直子も、喜美子にはかなわないようです。

 

 

 

朝ドラ『スカーレット』第6週「自分で決めた道」35話・・・絵付け火鉢にひと目ぼれ

 

 年があけて、数日経ちました。

 

喜美子は、約束通り【丸熊 陶業】で雇ってもらう事になっていました。常治、マツ、喜美子はそろって、社長にあいさつにゆきます。

 

 

社長の熊谷 秀男と番頭の加山が、喜美子の仕事について説明します。

 

秀男「通いの陶工さん、それから絵付けの職人さん・・・なかなか手ごわい親方でな・・・」

加山「その話は、川原さんには関係ないかと・・・」

 

秀男「そうそう。その人たちにお昼の用意と、お茶を出してほしいんや

 加山「勤務時間は、午前9時から午後4時。短いですが、そのぶんお給金はお出しします」

 

 

 

初出勤の朝。喜美子はカーキ色のコートを着て、大きいマフラーを首に巻いて出発しようとします。

 

常治「お前、なんちゅう格好しとるんや。天下の【丸熊 陶業】やで」

マツ「お父ちゃんこそ、なんで付いていこうとするん。もう子供やないんよ」

 

常治は左から、マツは右から、喜美子のマフラーを引っ張ります。2人が逆方向に行こうとするものだから、喜美子は首を絞められてしまいます。

 

喜美子「ぐーーー

 

 

 

 

喜美子の仕事場は、【丸熊 陶業】の食堂です。緑さん、八重子さんという2人のおばちゃんと共に、陶工さんのお昼ご飯を作ります。忙しいのは、お昼ときの1~2時間だけ。

 

あとは、やかんに沸かしたお茶を持って、各部署を回ります。お茶を入れ替えるために、各部署と食堂を行ったり来たり。

 

とはいうものの、【荒木荘】の仕事に比べたら、はるかに楽でした。

 

 

喜美子は、『絵付け係』という作業場に、やかんを持ってゆきます。中では、職人さんたちがじ~っと静かに、陶器に絵を描いています。はりつめた緊張感。すさまじい集中力。

 

喜美子「何してはるんですか? 見せてもらえますか?」

 

喜美子は職人さんのひとりに話しかけますが、職人さんは咳払いして、無視。そこへ、絵付師の親方、城崎(きのさき)が入ってきます。

 

城崎「誰や? ここは関係者以外、立ち入り禁止や」

喜美子「今日から食堂で働かせていただいてます、川原喜美子と申します・・・」

 

城崎「聞こえんかったか? ここは城崎組の作業場や!」

 

喜美子は、弟子の職人にしめ出されてしまいます。

 

城崎は、大きな陶器の前に座ると、絵筆をとります。弟子たちが周りに集まり、息を飲みます。城崎は器に描かれた花びらのまん中に、ちょん、と点を打ちます。

 

弟子たち「おお~っ!!

 

作業場にため息がもれます。

 

喜美子は、窓の外から、その様子をながめていました。この日みた光景は、喜美子の脳裏にやきついて離れなくなります。

 

 

 

 

                       第36話へつづく。

 

 

 

陶芸の絵付師とは、どんな仕事?

 

 

 陶磁器にデザインを施す職人を、『絵付師』と呼びます。高い画力とデザインのセンスが必要とされる仕事です。

 

美術学校を出たあと、窯元(かまもと)やメーカーに就職し、地道に技術を高めてゆくのが通常のコース。

 

現在では、『陶磁器製造技能士』という国家資格もあり、これを持っていると絵付けのスキルの証明にもなります。

 

 

 

絵付けは、基本的には2つの方法で行ないます。

① 素焼きに釉薬(うわぐすり)をかける前に、絵を描く。

 

② 釉薬(うわぐすり)をかけてから、絵を描く。

 

 

釉薬(うわぐすり)とは、器の表面に灰や粘土を塗って、ガラス質のコーティングを施すもの。水や汚れを防いだり、陶器を壊れにくくしてくれます。また、表面がなめらかになる作用もあります。

 

釉薬をぬる前は、器の表面にボコボコと穴が空いている状態。小さな穴が絵の具を吸収してしまうので、②より①のほうが絵付けは難しくなります。