《第26話までのあらすじ》
圭介をたずねて、泉田 あき子が【荒木荘】にやってきます。2人はすぐに意気投合し、洋食屋さんに出かけてゆきます。
喜美子は、落ち着かない気持ちになります。そんな喜美子に、ちや子は教えてくれます。「それが恋」なのだと。
喜美子は、圭介に恋してしまったのです。
第26話の、詳しいあらすじはこちら!
『スカーレット』第27話あらすじ!10月30日(水)放送分・・・圭介とあき子、交際開始!
あっ…
— 朝ドラ「スカーレット」第5週 (@asadora_bk_nhk) October 29, 2019
HPのURLを間違えてました…😱
正しくはhttps://t.co/kYK3dsmAYK
です。
劇伴音楽の動画は涙くんとポンポコの2つ作りましたので、よろしければ、お楽しみくださいませ🙇♀️(謝りつつ、ちゃっかり宣伝)#スカーレット
圭介とあき子(佐津川 愛美)は、つき合いはじめます。あき子は夕方になると、犬のゴンを連れて【荒木荘】の前を通るようになります。
あき子「こんにちは。今週も(圭介さんと)会うんよ」
喜美子「知ってます。圭介さんが話してました」
あき子「圭介くん。なんであなたにイチイチ言うの?」
喜美子「ごはん作ってますし・・・」
あき子「あっ。女中さんやったね」
朝ゴンちゃんと夕ゴンちゃん🐕#スカーレット pic.twitter.com/ih14LHV0oM
— 朝ドラ「スカーレット」第5週 (@asadora_bk_nhk) October 29, 2019
あき子のことがきっかけで、喜美子と圭介の距離は縮まっていました。この日は、キスのときの適切な角度を、冗談めかして検証しています。
圭介「こういうのはどう? こっちがこうで・・・」
喜美子「その角度でチューできます?」
女中の仕事の合間に、喜美子はさだ(羽野 晶紀)から着付けを教わっていました。この日のレッスンがひと通り終わると、雄太郎(木本 武弘)が話しかけてきます。どうやら、時代劇のちょい役が決まりかけているようです。
雄太郎「きみちゃん、頼むわ。映画『大阪五人衆』の斬られ役が決まりそうなんや」
喜美子たちはみんなで縁側に立って、お祈りします。一種の願かけです。
喜美子「雄太郎さんがうまく斬られますように(手をパン、パンと叩く)。
草間流柔道、トリャ~!!」
きみちゃんはすっかり荒木荘の精神的支柱ですね😊#スカーレット pic.twitter.com/VXr7jdMyG5
— 朝ドラ「スカーレット」第5週 (@asadora_bk_nhk) October 29, 2019
さて。圭介はデートの前に、喜美子に服のチョイスを尋ねます。
圭介「きみちゃんきみちゃん。これ、どっちがいいと思う?」
喜美子「ほな、こっち!」
圭介は礼を言うと、喜び勇んで出かけてゆきます。
ちや子「わざと似合わんほう言うたな」
さだ「言うた言うた」
朝ドラ『スカーレット』第5週「ときめきは甘く苦く」27話・・・【荒木荘】を出る?圭介の悲しい決意
その日の午後。
圭介とあき子は、歌う喫茶【さえずり】でコーヒーを飲んでいました。あき子は、圭介に【荒木荘】を出るように頼んでいます。
圭介「そういえば雄太郎さんが、『大阪五人衆』の斬られ役に決まりそうなんや」
あき子「ほらまたぁ。【荒木荘】の話ばかり。今日の服も、【荒木荘】の女中なんかに選んでもらって! だいたい、女中に頼りすぎや」
圭介「女中、女中いわんでくれ! きみちゃんは僕の大事な妹や。見下したものの言い方はやめてくれんかな」
あき子は泣き出して、店を飛び出してしまいます。圭介は、あわてて後を追いかけます。
あき子「ごめんなさい。やきもちや。ごめんなさい」
そのまま帰ろうとするあき子を、圭介はそっと抱きしめます。
圭介が【荒木荘】に戻ってくると、みんな外出していて、喜美子ひとりでした。喜美子は、火鉢をみがいています。
喜美子「これ、信楽焼です。ウチの地元の・・・」
圭介「信楽に帰らへんの?」
喜美子「学校決めたら一、回顔を見せよう思ってます。夜間の学校にするか美術の学校にするか・・・お金とも相談しながら。圭介さんは?」
圭介「僕は、小児科の外科医になる。それとな・・・ここを出ることにした。【荒木荘】を出て、大学の寮にうつる」
喜美子「!! なんで【荒木荘】を出はるんですか? ここやと、勉強に集中できへんのですか?」
圭介「好きな人の悲しい顔みたないねん。あき子が『出て』言うから、出ることにした」
これが圭介さんの決意…😶#スカーレット pic.twitter.com/qJVuhagNu2
— 朝ドラ「スカーレット」第5週 (@asadora_bk_nhk) October 29, 2019
喜美子「なんや。あき子さんのお願いですか。ほな、聞いてあげなあかん。ウチは【荒木荘】が嫌になったかと思って、びっくりした」
圭介「きみちゃん好きや。 妹みたいに大事に思うてる」
喜美子「ウチも、圭介さん大好きです。ほな、決まったら教えてくださいね」
(⇦ 喜美子は正直な気持ちを伝えました。でも、会話の流れから、圭介には“人として好きだ”ということが伝わっただけでしょう)
圭介は、1週間後に【荒木荘】を出てゆくことになりました。
それからは、泉田のおやじさんも娘のあき子も、犬のゴンを連れて【荒木荘】を通ることもなくなります。散歩のコースを変えたのでしょう。
第28話へつづく。