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地上波放送!映画『億男』あらすじと落語の「芝浜」を紹介

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佐藤健さん主演の映画『億男』(おくおとこ)が、テレビ放送されます。2018年の公開以来、地上波で放送されるのはこれが初めてです。

 

この記事では、『億男』の簡単なあらすじ、作中に出てくる落語の演目「芝浜」についてご紹介します。

 

また、登場人物の紹介とともに、本作に登場するお金持ちの印象的なセリフもまとめました。

 

 

 

 地上波テレビ放送はノーカット?

 

 

 

映画『億男』の地上波放送は、2019年10月25日(金)。日本テレビ系列『金曜ロードSHOW!』にて。

 

21:00 ~ 22:54

 

『億男』の劇場上映時間は、116分。番組はの放送枠は、114分。CMの時間も考慮すると、15~20分程度のカットが予想されます。

 

 

映画『億男』の簡単なあらすじ【ネタバレなし】

 

 

 

 

借金3000万の一男(かずお)が、宝くじ3億円に当選!

 

 

妻と娘がいる一男(かずお=佐藤健)は、平凡ながらも幸せに暮らしていました。ところが、兄の保証人となったことから、兄の借金3000万を肩代わりすることに・・・夫婦の仲はギクシャクし、いまは別居中です。

 

一男は昼間は図書館の司書として、夜はパン工場で働き、借金を返そうとします。しかし、ダブルワークで稼げる額は、月37万円。ぜんぶ返すには、30年以上かかることになります。

 

ある日のこと。一男は商店街のくじ引きで、宝くじをもらいます。なんと、その宝くじは1等の3億円に当選していました。これで借金を返し、妻や娘と同居できる・・・そう思った一男ですが、ネットで高額当選者が悲惨な末路をたどったという記事をみて、不安になります。

 

 

親友・九十九(つくも)が、お金を持ち逃げ?

 

 

そこで一男は、大学時代の親友で、会社を起こして大金持ちとなっていた九十九(つくも=高橋一生)に会いにゆきます。「大金をどう使えばよいのか?」を教えてもらうためです。

 

ところが、九十九と再会し、二人でパーティーに参加した次の日のこと。九十九と一緒に、現金3億円もなくなっていたのです!

 

一男は、九十九のゆくえを追います。そして、彼が作った会社【バイカム】で九十九の同僚だった3人の人物に、話を聞いてゆくのですが・・・

 

 

 

 落語の演目『芝浜』のあらすじとは?

 

 

落語家

まさぷすさんによるイラストACからのイラスト

 

劇中、主人公の親友・九十九(つくも)が、落語『芝浜』を演じる場面があります。ここで扱われているテーマと、映画の伝えたいことには関連性があります。

 

 

“落語”というと、オチのある面白おかしい話を想像されるかもしれません。でも、『芝浜』は人情噺(にんじょうばなし)です。

 

これは親子や夫婦の情愛を描いたもので、“泣かせる話”が多くなっています。題名の『芝浜』とは、主人公が財布を拾った【芝にある浜辺】を指します。

 

 

大酒飲みの勝五郎、浜辺で大金を拾うが・・・

 

 

江戸時代に、勝五郎(かつごろう)という腕ききの魚屋がいました。ところが、酒好きのため失敗をやらかし、商売はうまくいってません。女房と貧乏ぐらしが続いています。

 

ある日のこと。

 

妻にたたき起こされた勝五郎は、芝(=東京都港区の地名)の魚市場に向かいます。しかし、早く来すぎたために、市場はまだ開いてません。勝五郎は、浜辺の海水で顔を洗います。すると、海の底に沈んでいた財布を見つけます。

 

中には、大金が入っています!

 

勝五郎は商売をほったらかして自宅に戻り、仲間を誘って飲みにゆきます。しかし、二日酔いでめざめた次の日。お金がなくなっています!

 

女房は

「財布なんて知らないよ。酔った勢いで、夢でも見たんだろうさ」

と、平然と言います。勝五郎が

「じゃあ、昨日飲み食いした金はどうすんだ?」

と尋ねると、女房は

「あんたが死ぬ気ではたらけば、ひと月やふた月で返せるだろうさ」

と答えます。

 

なくなった財布の真実

 

反省した勝五郎は、お酒をやめ、まじめに働きはじめます。商売は成功。三年も経つと立派な店も立ちます。

 

ある大みそかの晩のこと。

 

女房は勝五郎に、3年前の真相を話します。海辺で拾った大金を見せられた女房は、大家さんのアドバイスを受け、財布をこっそり役所に届けます。そして、「財布なんてなかった」と嘘をつき、夫を真人間に生まれ変わらせようとしたのです。

 

役所にあずけた財布は、落とし主が現れなかったため、戻ってきます。勝五郎は怒ることなく、自分を立ち直らせてくれた妻に感謝するのでした。

 

女房は、

「久しぶりにお酒でもどうだい?」

と勧めると、勝五郎は

よそう。また、夢になるといけねえ

と断ります。

 

 

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 『億男』登場人物&印象的なセリフを紹介

 

『億男』の登場人物&キャストの紹介です。本作に登場する大金持ちは、お金に対する独特の価値観をもっています。

 

彼らの印象的なセリフも、あわせてご紹介します。

 

 

一男(かずお)・・・佐藤 健(さとう たける)

 

図書館の司書。妻とひとり娘がいるが、別居中。原因のひとつが、兄の借金3000万円を肩代わりするハメになったこと。

 

お金さえ返せば、妻や娘とまた一緒に暮らせると思っている。

 

 

九十九(つくも)・・・高橋 一生(たかはし いっせい)

 

人物

 

一男の大学時代の親友。落研(=落語研究会)で知り合った。普段はどもりがちだが、落語はスムーズに話せる。

 

一男とモロッコを旅行中、人々がネットでお金やモノを自由にやり取りできるサービスを思いつき、【バイカム】という会社を立ち上げる。

 

【バイカム】は急成長。しかし、仕事仲間との考え方の違いから、会社を売却することになる。売却で何十億という大金を手に入れ、資産家となるが・・・

 

セリフ

 

「1円玉と1万円札がおなじ重さなのは、皮肉だと思わないか?」

※どちらも、1グラム。

 

「僕は、99まで答えを見つけた。だけど、あと1つが大事だったんだ

 

 

百瀬(ももせ)・・・北村 一輝(きたむら かずき)

 

 

 

 

人物

 

九十九(つくも)の元・仕事仲間。天才エンジニアで、ネット会社【バイカム】のシステムを作り上げた。

 

競馬が大好き。

 

 

セリフ

 

「競馬は、データ解析の上に成り立つ高度なスポーツや。エンターテインメントや!」

 

「持ち逃げされたような顔しやがって。自分の能力でかせいだ金ちゃうやろ!

 

 

 

千住(せんじゅ)・・・藤原竜也(ふじわら たつや)

 

人物

 

九十九(つくも)の元・仕事仲間。【バイカム】で財務を担当していた。

 

会社を売却して大金持ちとなってからは、各地を飛び回り、夢を実現するためのセミナーを開いている。

 

夜にはお金で失敗した人たちを集め、【ミリオネア ニューワールド】という怪しげな会を開いている。

 

セリフ

 

「投資すべきは自分自身なのです。自分の価値を高めることで、モノが集まってきます」

 

タダで手に入れたそのお札は、0円です。やぶってください。ビリッビリに!」

※会合の参加者に1万円札をプレゼント。その場で、やぶらせます。

 

 

 

安田 十和子(やすだ とわこ)・・・沢尻エリカ(さわじり えりか)

 

人物

 

九十九(つくも)の元・仕事仲間。【バイカム】では広報担当。九十九の秘書としても活動していた。

 

 

セリフ

 

「怖いのは(女ではなく)男。買おうとするんです。まるで市場でモノを買うように・・・」

 

「気づいたんです。人間に“値段”ってあるんですね

 

 

 

 

 

万佐子(まさこ)・・・黒木 華(くろき はる)

 

一男(かずお)の妻。一男とは大学の図書館で知り合う。借金をしてから、娘の夢(=バレリーナ)を後押ししてくれなくなった夫に不満をもつ。

 

 

あきら・・・池田 イライザ

 

九十九のパーティーに参加していた女の子。知り合った相手をスマホに登録するが、大金持ちは“億男”として登録、他の男たちとは区別する。