《第20話までのあらすじ》
新聞社で試しに働かせてもらった喜美子は、ちや子の記者しての働きぶりに驚きます。
いっぽう。雄太郎はオーディションで役をつかみ、俳優デビューが決まります。 喜美子は、【荒木荘】 の住人の話を聞きながら、じっくり考えます。
「新聞社で働かせてもらうか? 荒木荘に残るのか?」
出した答えは・・・?
第20話の、詳しいあらすじ&ネタバレはこちら!
『スカーレット』第21話あらすじ!10月23日(水)放送分・・・ちや子の素敵なアドバイス
喜美子(戸田 恵梨香)は、思っていることをちや子(水野 美紀)に打ち明けます。
喜美子「ウチ、絵を描くこと好きです。お金も好きです。【荒木荘】の皆さんのことも大久保さんのことも好きです。
ちや子さんの上司・ヒラさんもいい人です。新聞社の雑用もやってみたい。新しいことをいっぱい知れるのは、好きです」
ちや子「“好き”ばっかやな」
喜美子「逆に嫌なことを考えました。途中で放り出すことは嫌いです。大久保さんにはまだ認めてもらってません」
喜美子は、編集長が「ちや子にはブンヤ(=新聞記者)の誇りがある」と言っていたこと、そして自分自身、幼いころに「女にも、意地と誇りがあるんじゃ~」と語ったことを思い出します。女中の仕事をやり遂げることは、喜美子にとっての意地でした。
喜美子「この仕事、やり遂げなあかん。【荒木荘】の何から何まで目をつぶってもできるようになるまで、やめません。すみません、せっかく・・・」
ちや子「ううん。自分で決めたことや」
意地と誇りときみちゃんの出した答え、私は立派だと思います👏#スカーレット pic.twitter.com/KKTHgvpGRA
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喜美子にとっては、自分にも他にやれることがある、とわかっただけでも収穫でした。ちや子は、そんな喜美子にエールを送ります。
ちや子「いつか、ここ卒業したら、次いき。自分のやりたいこと見つけて、やりたい道、進んだらええ。お金ためて、いつか・・・」
喜美子「そうですね。いつか、お金ためて」
ちや子「月給千円じゃ、ためるの難しいけどな」(⇦ グサッと刺さるひと言)
喜美子「はい~。がんばります~」
喜美子は、若干なみだ目になります。
21話あらすじ!第4週「一人前になるまでは」・・・「仕送り」盗難事件!
ところ変わって、滋賀県の信楽(しがらき)。
喜美子の父・常治(北村 一輝)が、【丸熊 陶業】の製品を荷車で運んでいると・・・マツ(富田 靖子)が慌ててかけよってきます。
マツ「どないしよ。家が、家が・・・直子と百合子が・・・」
常治が家に戻ると、直子(安原 瑠那)と百合子(稲垣 来泉)がわんわん泣いています。家の中は、しっちゃかめっちゃか。荒らされています。マツは、喜美子の仕送りが入った封筒を探します。
川原家に…大事件が…😨#スカーレット pic.twitter.com/aIcV1r741o
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マツ「ない・・・あった! まだ使わんと置いてあったの」
常治「アホー! 空っぽや。すっからかんや!」
喜美子が仕送りした千円。そして、直子が貯めていたお駄賃がなくなっているのです。事態を聞きつけた信作の父・忠信(マギー)も、かけつけます。
忠信「なんで警察へ連絡とらんのですか? 若いの2人、おらんくなったでしょうが!」
常治「おばあちゃん、具合悪い、言うとった」
忠信「やっぱり! ジョーさん!」
常治「いや! まだ誰かわからへん。申し訳なかったいうて、返しにくるかもしれん」
忠信は、常治のところで働いていた若者二人を疑います。しかし、常治は彼らを信じて朝まで待ちます。結局、お金は戻ってきませんでした。
次の日。大阪の喜美子のもとへ、信楽の直子から電話がかかってきます。
喜美子「お母ちゃんのお手伝いしてるか? 学校は?」
直子「うるさいうるさい、うるさい!」
喜美子がいろいろと心配するので、直子は本題に入れません。すると、信作(林 遣都)が電話を代わります。
信作「喜美子の家に、おまわりがいとる。盗られたもん調べに来てる。喜美子の仕送りも、直ちゃんのお駄賃も・・・ほんで、常治さんが大阪、向こうてる」
喜美子「なんで父ちゃんが大阪に?」
直子が、信作から受話器をひったくります。
直子「前借りや! お姉ちゃんの給料、前借りしに行った。お父ちゃん、言うとったで。『お金、用意しとけ!』、って」
川原家のピンチにはやっぱり「お父ちゃん」が動く…!#スカーレット pic.twitter.com/iEcsQdetGY
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第22話へつづく。