《第14話までのあらすじ》
下宿屋で、女中として働くことになった喜美子。しかし、着いて早々、大きな失敗をしてしまいます。
教育係の大久保さんは「あんたには無理や。信楽へ帰り!」 と、厳しい言葉をかけます。
喜美子は信楽に戻るため、荷造りすることに。ところが、カバンの中から母からの手紙が見つかります。両親や近所の人は、応援してくれています。簡単にあきらめる訳にはいきません。
第14話の、詳しいあらすじはこちら!
『スカーレット』第15話あらすじ!10月16日(水)放送分・・・懇願!自分でつかみ取った仕事
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翌朝。女中の大久保 さん(三林 京子)が、いつものように【荒木荘】にやってくると・・・元気よく挨拶してくる喜美子(戸田 恵梨香)の姿がありました。
喜美子「おはようございます。いただいたお金はお返しします。予定通り、ここで働かせてもらいたいんです。お願いします!」
【荒木荘】の持ち主のさだ(羽野 晶紀)、新聞記者のちや子(水野 美紀)、医学生の酒田 圭介(溝畑 順平)・・・。下宿屋の住人たちが、広間に集まってきます。
喜美子「大久保さんのことをず~っと考えていました。柔道なら、大久保さんはわたしの対戦相手です」
のぶ子「は?」
喜美子は、大久保さんに切々と訴えかけます。
喜美子「大久保さん、お子さんを4人育てられて、厳しい姑(しゅうとめ)さんを看取ってこられたんですよね? すごい事やと思います。
でも大久保さん、『家の仕事は誰にでもできる』って言いました。そやろか?」
大久保「?」
喜美子「昨晩、大久保さんのご飯、いただきました。おいしかったです。大久保さんやから作れたご飯やと思います。
ウチは、家事は誰にでもできる仕事だとは思いません。
いつか、『あんたにしかできん。参りました!』言わせてみたい。そう思いました。どうか雇ってください。戦わせてください。お願いします!」
正々堂々と真正面から大久保さんに…!#スカーレット pic.twitter.com/T6gxy8GuO8
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大久保「戦う、って・・・子供相手にアホらし」
大久保さんは、台所のほうへ向かいます。あ~。話を聞いてもらえなかった。喜美子が、そう思ったとき。圭介が、テーブルの上を示します。お茶くみの道具が出しっぱなしです。
大久保さんは、お茶を入れる仕事を喜美子に任せたのです。ここで女中として働くことを認めてくれたのです。
喜美子はあわてて台所へかけこみ、大久保さんにお礼を述べます。
喜美子「ありがとうございます。心をこめて働かせてもらいます!」
15話あらすじ!第3週「ビバ!大阪新生活」・・・開かずのふすまの向こうにいたのは?
洗面所では、ちや子と圭介が会話をしています。
圭介「ちや子さん。また朝まで仕事?」
ちや子「淀川で溺死体(できしたい)や。事故か事件か。30代か40代の男やて・・・」
二人は、顔を見合わせます。実は、この【荒木荘】にはもう一人、住人がいました。田中 雄太郎(木本 武弘=TKO)という、元・市役所の職員です。雄太郎は、ふだんは部屋にこもっています。
川でおぼれてなくなったのは、雄太郎かもしれません。
ちや子「雄太郎さ~ん。おるの? おらんの?」
ちや子と圭介は雄太郎が心配になって、開かずのふすまに声をかけます。事情を知った喜美子も呼びかけます。
喜美子「田中さ~ん。雄太郎さん。いらしたら、出てきてください」
男「おはようございます。兄さん、呼んではる」
喜美子「!? 弟さん、いはったんですか?」
男「うっす。うぃ~っす。雄太郎! お前、呼んどるぞ!」
またも中に呼びかける男。部屋の中には、何人いるのでしょうか? すると、カツラをふたつ持った雄太郎が現れます。ひとりで3人いるフリをしていたのです。かなりの変人です。しかし、喜美子は・・・
喜美子「あははは。おかし~」
個性豊かな荒木荘の住人さんに、きみちゃんも思わず🤣#スカーレット pic.twitter.com/exQLdkdH04
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翌日から、喜美子の女中としての仕事が、本格的に始まります。朝は4時半起き。まずは、表と廊下のはき掃除です。
【荒木荘】の住人たちは、起きる時間も食事の時間も、みなバラバラです。彼らの時間と好みに合わせて、食事を作らねばなりません。
買い物やご用聞きの応対も、女中の仕事。じぶんのご飯は、空いた時間に済ませます。覚えること、考えることでいっぱいの日々。自分の時間はほとんど持てません。
きみちゃん、一日お疲れさまです😊
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ゆっくり休んでくださいね…!#スカーレット pic.twitter.com/SPBcohCgxE
それでも喜美子は、家族あての手紙を次のような言葉でしめます。
喜美子(手紙)「お母ちゃん、楽しいで~」
第16話へつづく。