《第11話までのあらすじ》
昭和28年。喜美子は中学卒業と同時に、照男のお父さんが経営する【丸熊 陶業】で働く予定でした。 ところが、卒業を目前にして、内定を取り消されてしまいます。
父・常治は喜美子のために、就職先を探してきてくれます。会社名は【荒木商事】。本社の場所は、大阪でした。
第11話までの、詳しいあらすじはこちら!
『スカーレット』第12話あらすじ!10月12日(土)放送分・・・“たぬきの道”ともしばらくお別れ
喜美子(戸田 恵梨香)は、父・常治(北村 一輝)が見つけてくれた【荒木商事】で働く覚悟を決めます。
喜美子「・・・わかった。ほな行くわ。大阪いきます」
常治「人生にはな、どうしても人に頭下げなならん時が、3回はある。腹の底から声しぼりだして『お願いします』って言うんやぞ」
常治は、喜美子のぶんも家の手伝いをするように直子(安原 瑠那)と百合子(稲垣 来泉)に言い聞かせます。
喜美子「がんばれ。お給料もらったら、なんか買うてやるさかい」
直子「ほな、テレビジョンがええ。はよしてや」
では、あらためて…
— 朝ドラ「スカーレット」第2週 (@asadora_bk_nhk) October 11, 2019
川原三姉妹!のオフショットです✨#スカーレット pic.twitter.com/0h5Us9DL3j
喜美子は、信作(林 遣都)といっしょに“タヌキの道”を歩いています。
(⇦ “たぬきの道”とは、喜美子たち川原一家が大阪から信楽にやってくるとき、通ってきた道のことです)
喜美子「しばらく会えんと思うと寂しいな・・・タヌキ」
信作「(僕のことじゃなくて)たぬきかい! 」
喜美子は、たぬきの置物を名残惜しそうになでます。
#スカーレット のドラマの中ではたぬきの道に設置されています! pic.twitter.com/muYoCcMF1V
— 朝ドラ「スカーレット」第2週 (@asadora_bk_nhk) October 11, 2019
すると、照子(大島 優子)が喜美子の元へかけよってきます。
照子「ウチは婦人警官の夢、あきらめた。【丸熊 陶業】を継げ、言われとる。ウチは一生信楽(しがらき)や!
行くなら、ウチを倒してから行け!」
照子は目に涙をためて、柔道の構えをとります。
喜美子「信作! 走って持ってきて、柔道着2着な!」
喜美子は、照子との勝負を受けるつもりです。
12話あらすじ!第2週「意地と誇りの旅立ち」・・・信作(林 遣都)も興奮!喜美子と照子の柔道対決!
照子「よし! 来い!」
喜美子「柔道着くるまで、待てや」
道場に入ると、照子はすぐに喜美子と勝負したがります。まだ、柔道着は到着していません。
照子「ゆるしたる~」
照子は喜美子に抱きつきます。喜美子は照子を振りほどくと、勝負を受けて立ちます。
喜美子「しゃああ。来い!」
喜美子と照子の組手あらそいが始まります。投げようとする照子を、喜美子が交わす。そして・・・喜美子が照子を背負い投げ!
遅れてやってきた信作は、たたかいで服が乱れてしまった乙女たちを見て、興奮!! は、鼻血が・・・
これが思春期…🤭#スカーレット pic.twitter.com/GHbpBCqUY7
— 朝ドラ「スカーレット」第2週 (@asadora_bk_nhk) October 11, 2019
いっぽう。畳に投げ出された照子は、喜美子に呼びかけます。
照子「ウチは性格悪いから、友だちできん。高校いっても、きっと一人や。あんたいいひんと、困る!
大阪行ったら、あかん! 行ったら、一生許さへんで!」
喜美子「照子。そんなんやから友だちできひんのやで」
照子「わーーーん」
喜美子「あっはははは!」
照子が泣き出し、喜美子がそれを笑い飛ばします。
(⇦ 照子の前では強がり、この後、父に対しては本音をいう喜美子。このコントラストが素晴らしい!)
【📢信楽の人たちのメイキング動画を公開!】
— 朝ドラ「スカーレット」第2週 (@asadora_bk_nhk) October 11, 2019
大迫力の柔道の組み合いシーンはこうやって…🤔#大島優子 さん #林遣都 さん #マギー さん #財前直見 さんのインタビューも必見です!
メイキング動画は👇
△HPhttps://t.co/kYK3dsmAYK
△YouTubehttps://t.co/SsvLBte7XK#スカーレット pic.twitter.com/WMaDo1iRAB
その夜。喜美子は、常治のためにお風呂を沸かしています。喜美子は家の外から、お風呂にいる常治に話しかけます。
喜美子「なあ。父ちゃん。“たぬきの道”、って知ってる? あの道で、ほんまもんのタヌキに会うたんや。
『よそもんをタヌキがからかう』って、信作が言ってた。でも、あれ以来、見たことない。なんでかわかる?」
常治「・・・・・・」
喜美子「もう、よそもんやないからや。 ウチは信楽が好きや。父ちゃんや母ちゃん、みんなとここで暮らしたい」
常治「・・・“たぬきの道”の先な。ず~っと登っていくんや・・・そうすると細い道になっててな。急にパーッとひらけるんや。
そっから見える夕日がキレイや。よう見とけ!」
喜美子は、父に言われた通り、“たぬきの道”のず~っと先まで行ってみます。小高い丘に立つと、同心円状にキレイな夕陽が見えます。あかね色に輝く、美しい夕陽でした。
きみちゃん!「Tomorrow is another day」ですよ🌬🌬🌬#スカーレット pic.twitter.com/b93NuYix88
— 朝ドラ「スカーレット」第2週 (@asadora_bk_nhk) October 11, 2019
喜美子は、そこで陶器のかけらを拾います。そのかけらを旅のお供として、持ってゆくことにしたのでした。
第13話へつづく。