《第3話までのあらすじ》
喜美子の父・常治は、暴漢に襲われていた草間 壮一郎をつれて帰ってきます。
草間は、しばらく川原家に居そうろうすることになります。しかし、食いぶちが増えたら、喜美子の給食費が払えなくなるかもしれません。
喜美子は、草間に“元気になって、出ていってもらおう”としますが・・・
第3話の、詳しいあらすじ&ネタバレはこちら!
『スカーレット』第4話あらすじ!10月3日(木)放送分・・・喜美子、草間さんに怒られる
喜美子(川島 夕空)は、草むらの奥で、草間(佐藤 隆太)の姿をみつけます。草間は、陶芸家のおじさん・慶乃川 善(よしのがわ ぜん=村上ショージ)と話をしています。
慶乃川「お兄さん、わかるんけ? 信楽(しがらき)の土の良さが」
草間「大昔、この辺りは都だったと聞いたことがあります。それで、独特のあたたかさがあるのでしょうか?」
慶乃川さん「どんどん温まってや~🤗」#スカーレット pic.twitter.com/rr9yfASAdy
— 朝ドラ「スカーレット」第1週 (@asadora_bk_nhk) October 2, 2019
慶乃川は、茶碗を見せるため、草間を工房につれてゆきます。喜美子(川島 夕空)も、ちゃっかりついてゆきます。
慶乃川はもったいぶりながら、自作の茶碗をみせてくれます。ところが・・・
喜美子「・・・なにコレ? これが慶乃川さんの作品? ゆがんどるで!」
慶乃川「ほんまや。(表面が)はげとる」
喜美子「あかん。こんなの、ただのゴミや」
その日の夕方。家に帰った喜美子は、居間にいる草間を呼びにゆきます。草間は、めずらしく怖い顔です。
草間「きょうは、ひどかったね」
喜美子「ほんまや。慶乃川さんの作品、ひどかった」
草間「ひどかったのは君だ! 子どもだから、ってああいう態度はいけないよ。慶乃川さんに失礼だ!」
草間は、人の作品をバカにした喜美子を、強く叱ります。
4話ネタバレ!第1週「はじめまして信楽(しがらき)」・・・陶芸家は、金にならん商売?
次の日。学校では、信作(中村 謙心)が、先日の草間の口調をまねています。
信作「君は鋭いね」
喜美子「いつの話や。時代は、刻一刻と動いとるんや!」
すると、【丸熊 陶業】のお嬢さま・照子(横澤 菜帆)が、信作に話しかけてきます。
照子「紙芝居のお菓子が新しなったの、知ってる? 一緒に食べてあげてもええよ」
通りでは、紙芝居のおじさんが子供たちを集めています。紙芝居の題名は、『恐怖のフランケン』。喜美子と妹の直子(やくわ なつみ)はお菓子目当てで、紙芝居を見にきます。ところが、お金がなかったため、お菓子はもらえませんでした。
悪ガキの黒岩たちは、喜美子をからかいます。
黒岩「お金ないくせに、あつかましいぞ!」
反論しかける喜美子でしたが、父・常治の言葉を思い出し、ここはこらえます。
きみちゃん、なにか思うところがありそうな表情でしたが…😶#スカーレット pic.twitter.com/Ym3eW5JVnq
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直子「紙芝居、みたい!」
喜美子「いくで! 腹の足しにならんもんはいらん!」
喜美子は、紙芝居をみたがる妹を連れ帰ります。
その日の午後。喜美子は、陶芸のおじさん・慶乃川の工房を訪れます。
喜美子「失礼なこと言うて、すんませんでした!」
慶乃川「気にせんでええよ。焼き物は若者に任せて、田舎に帰ろうと思ってるねん。最後に、ええ茶碗、つくりたかった」
喜美子「ええ茶碗でした」
慶乃川「ムリすんな。陶芸は、そもそもお金にならん。ええか。まちがっても陶芸家になったらあかんで!」
(⇦ のちに、喜美子がお金で苦労することになる伏線です!)
帰ろうとした喜美子でしたが、作業場にあった紙の束が気になります。
喜美子「あれ。いらんのやったら、もらっていい?」
喜美子は、【大野 雑貨店】の奥さん・陽子(財前 直見)から、古びた絵具をもらいます。喜美子は紙に向かって、何やら鉛筆を走らせます。
読み書きができず、“アホの子”と呼ばれている喜美子。それでも、特技がありました。絵を描くことです。
第5話へつづく。