《第144話までのあらすじ》
『大草原の少女 ソラ』のテレビ放映がスタート! 視聴率は伸び悩みますが、視聴者から肯定的な意見がよせられ、番組は打ち切りのピンチを脱します。
そんな折、【マコ・プロダクション】の前に、ソラのファンだという女の子が現れます。千夏と名乗るその少女に運命的なものを感じたなつは、後を追いかけます。
千夏は、待っていた母親のもとにかけよります。その母親とは・・・なつの妹・千遥だったのです。
第144話の、詳しいあらすじはこちら!
『なつぞら』第145話あらすじ!9月16日(月)放送分・・・千遥の現住所は、神楽坂!
第25週「なつよ、千遥よ、咲太郎よ」
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) September 15, 2019
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なつは、必死に千遥(ちはる)に呼びかけます。
なつ「千遥だよね? 私のことがわかる?」
千遥「娘がソラのファンなんです。どんな所で作ってるか、わたしも見たくなって・・・娘には何も話していません。あなたのことを知らないんです」
千遥(清原 果耶)が妙によそよそしいのは、なつや咲太郎のことを周りに隠しているからのようです。
そこへ、いっきゅうさんと優が現れます。
なつ「わたしの夫と娘です。娘の名前は、優。夫は坂場 一久といって、ソラの演出を担当しています」
千遥はいっきゅうさんに挨拶をすると、すぐに帰ろうとします。
なつ「ちょっと待って。待って! 今どこにいるか、教えてもらえないかな?」
千遥「神楽坂で、【杉の子】という小料理屋をやっています。よろしかったら、お客としていらしてください」
なつ「兄も、一緒に行っていい?」
千遥「あなたがお誘いしたいのであれば、私は構いません」
(⇦ 神楽坂(かぐらざか)は、東京都新宿区東部にあります。かつては、芸者が集まる花街として知られていました)
マコプロを訪れた千遥と千夏。「大草原の少女ソラ」のセル画と一緒にオフショット。#朝ドラ #なつぞら #清原果耶 #粟野咲莉 pic.twitter.com/FeWkhMdFkO
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なつは、【マコ・プロダクション】の仲間たちに、妹と再会できたことを報告します。
陽平「やっと会えたのか、なっちゃん!」
かみっち「スゲェ。ソラを見て、ここへ来たのか!」
なつ「この作品のおかげで会えました」
マコ「よし! みんなも頑張って! 奇跡を生むのよ、この作品は!」
第25週「なつよ、千遥よ、咲太郎よ」145話・・・千遥となつをつなぐソラ
なつは、千遥に会えたことを咲太郎にも伝えます。
咲太郎「神楽坂(かぐらざか)か・・・そんな近くにいたのか、千遥は」
なつ「だけど兄ちゃん。どうして千遥は、今になって会ってくれる気になったんだろ?」
千遥に、心境の変化・環境の変化があったのでしょうか?
ところ変わって、神楽坂の小料理屋【杉の子】。千遥は、娘の千夏に大事な話をしていました。
千遥「もしかすると、お父さんとお母さん、別々に暮らすことになるかもしれないの」
千夏「父さんと母さん、別れるってこと? そうなっても、お母さんと一緒にいられる?」
千遥「もちろん。母さんは、千夏とず~っと一緒にいるよ。どんなことがあっても、ず~っとず~っと一緒だからね」
千夏「よかった」
千遥「だけど、そうなったら、ここにはいられなくなる。どこか知らない街へ行って、千夏と母さん、2人で暮らさなきゃ・・・」
千夏「それでもいいよ。お母さんと一緒なら」
千遥「ごめんね。千夏にちゃんと家族を作ってあげられなくて・・・」
千夏「大丈夫だよ、お母さん。私がいるでしょ」
咲太郎と光子(=マダム)は、坂場家にきていました。なつと咲太郎は、千遥のもとを訪れる日にちを相談していました。
咲太郎「それで・・・いつならいい?」
なつ「わたしは土曜の夜なら」
咲太郎「わかった。光子も一緒に行こう!」
光子「いいの?」
咲太郎「家族だろ?」
いっきゅう「ボクと優は、後でにしよう。今日会えたし・・・」
優「早くしないと、始まっちゃうよ!」
テレビでは、アニメ『大草原の少女 ソラ』の放送が始まるところでした。坂場家では、みんな揃って、画面に見入ります。なつは、離れた場所にいる千遥に思いをはせます。
主題歌「まぶしいだいちに ひろがるそらー♪」
同じころ。神楽坂にいる千遥と千夏も、テレビ画面に見入っていました。千遥は、アニメに描かれる十勝の風景をみて、なつを思い出しているようです。
なつと千遥。2人は、『大草原の少女 ソラ』を通して、つながっていました。
第146話へつづく。